北アルプスの中央に位置する槍ヶ岳山頂をめざして、二泊三日の山行へ。ここは日本のマッターホルンと呼ばれ、穂高連峰と共に人気の山。一日目は槍沢ロッヂまで、二日目は槍ヶ岳山荘に一旦荷物を預けて山頂へ。三日目はひたすら下山というコースを辿りました。
観光客でにぎわう上高地バスターミナルを出発。わずか5分で河童橋に到着します。ここから望む穂高連峰の朝焼けは格別だそうですが、今回は時すでに遅し・・・それでも標高1500メートルからの眺めは美しい!
小梨平からは梓川に沿って樹林の中を進んで行きます。時折、梓川の流れを見下ろしながら、緩やかなアップダウンを繰り返し、立ち枯れが目立つ開けたところまで進むと、間もなく明神へ。ここから振り返ると西穂高の緩やかな稜線が視界に広がります。明神には穂高神社の大きな石碑が建っていて、明神岳の鋭い岩峰が聳えたっていました。