冬の硫黄岳　－八ヶ岳ー

朝、美濃戸口で新潟メンバーと待ち合わせ、7時ごろ出発。
装備を確認し、樹林の中の林道を歩き始めます。

少しの会話をしながら、ぐんぐん上っていきます。
樹林の中は陽射しはあまり感じませんが、上のほうを見るととても良い天気。
心を弾ませさらにどんどん上っていきます。

美濃戸山荘について少し休憩。北沢のほうへと歩き進みます。
やがて林道が終わり、山道となります。
徐々に八ヶ岳の山々が近くに見えてきます。大同心・小同心もきれいに見えました。

しばらく歩き、アイスキャンディが見えてきて、赤岳鉱泉に到着。
一晩宿泊する赤岳鉱泉に荷物を置かせていただき、1時間ほど休憩。
必要な装備だけを準備し、硫黄岳へと出発。

しばらくは樹林が続きます。
踏み後もしっかり付いていました。
依然来たときは前日からの悪天候で踏み後もなく敗退したので、今回の天気はとても嬉しかったです。

歩きながら様々な山が樹林の間から眺める事が出来ます。
きついながらも樹林を抜けると、大パノラマが広がっていました。
と同時に風がものすごく強かったです。

眺めを楽しむ余裕が弱まるくらいの風の中、進むか下りるか迷いましたが、メンバーで進めると判断し、頂上を目指します。
慎重に歩き頂上に到着。
とにかく眺めが良かったです。
数日前に上った天狗岳もきれいに見えました。

風がなければ長く休憩を取りたいくらいの山頂ですが、早めに山頂を後にします。
樹林帯まで来ると風はなくなり、赤岳鉱泉へと下りていきます。
赤岳鉱泉に到着すると、アイスキャンディでアイスクライミングを楽しむ人もいれば、山小屋でくつろぐ人と様々に過ごしました。
赤岳鉱泉は晩御飯も美味しく大満足でした。

2日目は、1日目の硫黄岳から下る樹林の中で、少し足を痛め、その痛みがやや残っていたので、赤岳登頂を予定していましたが、無理せず私は下山することにしました。
アイスキャンディを楽しんでいた別の仲間と一緒に下山しました。

天気が良く風もなかったので、赤岳登頂に成功したメンバーが少し羨ましかったです。
また、行ってみたいです。