御在所岳 中尾根 / 三重県菰野町
- 投稿者
- 石前 悟
- 日程
- 2015年05月26日 (火)~2015年05月26日 (火)
- メンバー
- 紀三井寺店 石前 ほか1名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 裏口登山口=30=藤内小屋=60=取り付き
P2下降開始=100=裏口登山口
- コース状況
- P2の取り付きは2008年の地震で崩壊したとのことなので、アブミを使ってスタートしました。
- 難易度
感想コメント
御在所岳中尾根でマルチピッチクライミングをしました。
ずっと海が見えている気持ちよいルートで、同一の支点を使ってもう少し難しいバリエーションもいくつかあるようなので、登り残したP1とともにまた登りに行きたいと思います。
1ピッチ目(取り付きからP4直下まで)
取り付きから顕著なクラックⅤを登り、ロープに余裕があったのでP4直下のビレイ点まで伸ばしました。
2ピッチ目(P4直下からP3直下まで)
1ピッチ目終了点からそのままP3直下まで。パートナーがツルムクラック(5.10a)にトライしました。スラブ状のフェイスから宙に浮いたようなクラックを登っていくというかっこいいラインでしたがフォール。P3直下まで伸びるクラックにトラバース気味で取り付きⅤーとされるラインを登りました。
3ピッチ目(P2取り付きから中腹の支点まで)
P3直下からP2取り付きへ懸垂下降して取り付きました。オリジナルルートは取付き左側から右斜め上に伸びるクラックⅣだそうですが、取付き部は2008年の地震で崩壊してしまったとのことなので正面フェイスに打ってあるボルトルートの1ピン目にアブミをかけてスタートしました。
4ピッチ目(P2中腹の支点からP2直下まで)
3ピッチ目終了点からトラバース気味に左側のカンテに回り込み、P2直下のクラックというより大きな積み石の隙間を登ってP2頂上へ。ピッチ終盤は高度感があり緊張しました。
主なギア
ダブルロープ 50m
キャメロット X4 フルセット×1
キャメロット C4 0.3〜3 ×2
キャメロット C4 ♯4 ×1
アルパインドロー ×6
アブミ ×2
キャメロットC4 ♯0.5〜3 をよく使いましたので2セットあると安心です。♯4は持って行くか迷いましたが3度使っています。ナッツは携行しましたが、使いませんでした。オールNPのつもりでしたが、P2でボルトが打ってあるスラブを登ったのでアルパインドローもしくはクイックドローがもう少しあればいいなと感じました。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。