氷の祭典 雲竜渓谷
- 投稿者
-
るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2017年02月08日 (水)~2017年02月08日 (水)
- メンバー
- 山の先輩
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 駐車場(80分)洞門岩(60分)渓谷入口(10分)友不知の滝(15分)雲竜瀑(10分)友不知の滝(10分)渓谷入口(40分)洞門岩(60分)駐車場
- コース状況
- ・急勾配で凍っている箇所あるのでアイゼン必須。
・渡渉数ヶ所あり。
・舗装道をかなり歩きます。冬靴だと重いので3シーズンの靴が丁度良いです。
・駐車場は平日でも満杯です。道路脇に何とか停めました。トイレ無し。
- 難易度
感想コメント
何年か前の『山と渓谷』の表紙に載っていたのを見てから、いつか行きたいなと思っていた雲竜渓谷。ちょっと遠いけど今年は行ってみるか?なんて軽い気持ちで出かけてみたら何と5時間もかかってしまいました。会津経由で栃木に向かいましたが、日光街道はツルツルだったりガリガリだったり緊張の連続。果たして無事に辿り着けるのか…そんな不安が幻だったかのように、日光市街に入った途端道路は乾いて春のような日差しが降り注いでいました。やはり関東の冬は雪国とは真逆なんですなぁ。
この天気、氷瀑はさぞかし輝いていることだろう…期待を胸に東照宮の脇をすり抜け細い杉林をしばらく進みます。その間雲竜渓谷の看板は全くなかったので道を間違えたのではと不安になりますが、そのまま行くと路駐が次第に増えていきました。この感じは間違いない!案の定駐車場は満杯、我々も何とか路上に縦列駐車しました。聞けば土日はディズニーランドのようだとか…。冬しか見れないし仕方ないですね。
始めはつづら折りの舗装道をだらだら歩くので寝不足の体にはかなり応えます。歩きながら寝てしまいそうでした。うんざりした頃、洞門岩という場所に着いて眼下に最初の氷柱が確認できます。半分寝ていたので感動はイマイチ、おーとだけ言ってそのまま歩き続けると急に登りがきつくなってきて漸く目が覚めました。今度は急な下り、ここでアイゼンを装着して何度か渡渉すると、初めて雲竜渓谷の看板が出てきました。そこから下るとすぐに氷の神殿の入口となり、様々な形の氷柱が出迎えてくれます。真っ直ぐカーテンのように流れ落ちる滝、はたまたクラゲのような形のもの、層になってひだ状に固まったもの、氷のテーマパークのようです。
進むにつれ氷柱は大きく長くなり、さらなる急登を越えた最深部に鎮座していたのは…圧巻の巨滝・雲竜瀑でした。高さは100mとも言われており見上げると首が痛くなるほど、カメラに収まり切りません。5時間かけて見に来た甲斐がありました!
帰りは折角なので鬼怒川温泉に立ち寄り、また5時間かけて新潟へ帰りました。欲張りな私としては、できれば泊まって日光観光もしたかったです…。
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