石川県分県ガイド⑫~奥獅子吼山
- 投稿者
-
酒井 健
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2017年06月12日 (月)~
- メンバー
- 単独
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- パーク獅子吼<45分>月惜峠<40分>樹木公園分岐<40分>山頂<35分>樹木公園分岐<25分>月惜峠<40分>パーク獅子吼
- コース状況
- コースはとてもきれいに整備されていて案内板もしっかりしており迷うことのない歩きやすい登山道です。キツイ登りは最初だけでその後緩やかな稜線歩きを楽しみつつ程よく長い工程なので初心者の方にかなりお勧めな山です。林道で山頂直下までアクセスすれば1時間ほどで山頂に上がれるので親子登山にもいいと思います。今日も2組の親子が登っていました。
- 難易度
感想コメント
今日の登山は先日行った白山比咩神社の裏、奥獅子吼山。カタクリで有名な山だ。
林道がかなり近くまで通っているので1時間ほどで登ることもできるが今日はもちろん山麓から登る。
登山者はパーク奥獅子吼の第3駐車場に車を止める。ゴンドラをくぐって登山口に取り付く。今日の登山ではここから月惜峠が一番キツかった。ジグザグとした延々と続く登りだ。足場は悪くないがひたすら続く急坂にすぐに汗をかき始める。杉の植林地から広葉樹林に変わったころ突然月惜峠に出た。ここで右。ここからは緩やかな登山道となり、しばらくすると右側が開けた尾根歩きとなった。手取川とその街並みが見えるが遠くの展望はもやってしまっていてなし。気持のいい尾根歩きを満喫していると林道に出くわす。この林道脇にも車が数台止められるようになっており、ここまで上がってしまえば1時間足らずで山頂に行ける。
林道を横切ったあともゆったりとした登りが板尾方面の分岐まで続く。新緑まぶしく、所々覗く青空や遠くの展望が気持ちいい。
板尾分岐を過ぎると最後の登りだ。登山道の両脇の草や木々が刈り取られたあとがあり非常に歩きやすくなっていた。ここらへんの登山道の両脇に春にはカタクリが咲き乱れるらしい。そしてとても広く開けた山頂に到着!360度の展望だ。が、今日はもやっていて遠く白山ははっきり見えなかった。日本海のと空の堺もボンヤリ。でもこの展望とこの広さ、なんとも言えない贅沢だ。
が、山頂で出会ったおじさんに聞いたところによると、本当はこの時期ヤマユリが咲き始めるところでそれを見に来たのに山頂の木々や植物が広く刈り取られユリも全く見当たらなくなってしまったとのこと。ここへの登山道も刈り取られすごく歩きやすくなっていたがそこのユリも見当たらなくなってしまっていた、、とか。この気持ちのいい展望、広さ、歩きやすさはとてもありがたいがそんなお話を聞くと刈り取ってしまうのもどうなのか、、、と思ってしまう。来年は咲いてくれるだろうか、、、
そんなお話を聞きつつ、ほかの山々の情報を集めつつ。のんびりと休憩をしていたら1時間以上経っていた。そろそろ下山だ。実は分県ガイドには樹木公園方面に下山するルートが紹介されていたが、先ほど通った分岐から見た登山道が笹に覆われていて完全藪漕ぎ状態に思われたので素直にピストンでパーク獅子吼に下った。
【本日のスタイル】
いよいよ暑くなってきた。今日はロングスリーブ、薄いロングパンツで最初から最後まで歩き脱ぎ着することはなかった。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。