心配していたお天気も無事回復し、ロープウェイに乗るときには晴れ間も覗いてきました。夏に一度訪れた石鎚山ですが、冬は雪が深くなると聞いていたので、本格的な雪山の醍醐味を体感したいという友人と一緒に再び四国へ。幻想的な景色に出会えることに胸をふくらませながら山頂成就駅に降り立ちました。
鳥居を抜けて、成就社で安全登山を祈願。前社森をめざしてスタートしました。 夏場は参拝者でにぎわっているお土産屋さんも閑散としていました。ここから長い登り坂が続きます。アイゼンをチェック。今回は10本爪を使用。
途中、霧と霧氷の景色があちらこちらで見ることができ、幻想的な景色に思わず見とれてしましました。 握りやすいグリップのトレッキングポールの助けを借りながら、一歩一歩慎重に歩きます。 この季節にしか見ることのできない、大きなツララや綺麗な冬の造形を見ながら、山頂へ。そこには男性的でカッコイイ雄大な景色が広がっていました。
お腹が空いたので、景色の良いところでお湯を沸かして、あったかいカップラーメンをいただきました。超軽量コンパクトのシングルバーナーなのに、低温環境でも安定した火力を保ってくれました。
心も身体も、そしてお腹も温まり、そろそろ下山に向けて再スタート。 夏場は歩くことのできる階段も雪で覆われていて、滑りやすくなっていたので、しっかりアイゼンをきかせて下山します。 川の岩場にはりついた大きなツララに自然の偉大さを感じ、いよいよ終盤に。雄大な自然に感謝しながら、成就駅まで無事にたどり着きました。