東京オリンピック  「スポーツクライミング」 って?

元気に壁登ってますかー!

そう、いま大人気のスポーツ。ボルダリング(クライミング)!
好日山荘も、グラビティリサーチというクライミングジムを全国展開しています。
初めての人からプロ顔負けの凄腕まで、沢山のクライマーで賑わっています。
オリンピック種目にも選定され、テレビでも取り上げられることが多くなりましたね。

今回は、オリンピックにスポットを当ててみましょう。

 

世界の中での日本のクライミング

オリンピック種目として選定された「スポーツクライミング」。
2020年東京オリンピックでは、「リード」「ボルダリング」「スピード」の3種目が予定されています。
3種の種目の総合成績で順位が決まります。

実はスポーツクライミングの世界で日本の選手はとっても強いんです!!
特にボルダリングが強く2016年男子世界ランキングでは1、2位を日本人選手が独占!
女子も強く、2016年女子世界ランキング2、4位に入っています。
ボルダリングは2014、2015年に2年連続国別ランキング1位!
リードクライミングも高い位置にランクインしており、メダルも期待できるスポーツです。
スピードに関しては上記2種目に比べると日本ではメジャーではなく、施設も殆ど無いことから、成績は残念ながら上位とは言えません。強化が今後の課題となっています。

 

オリンピック種目「リード」

「リード」は15メートルの高さを持つ人口の壁を、安全確保のためにロープをかけながら登り、どこまで高く登れたかを競う種目です。
通常、一部のトップクラスの選手だけ完登できるよう、高いところまで登る程難しくなっていく傾向があります。

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オリンピック種目「ボルダリング」

「ボルダリング」はロープを使わない5m以下の壁の種目です。課題が複数用意されていて、いくつの課題を完登したか、成功するまでに何度のトライ(アテンプト)を行ったかにより競います。
完登数が同じだった場合は、トライ数が少ないほど上位の成績となります。
(※ボーナスなど他の要因もあります)

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オリンピック種目「スピード」

「スピード」は15mの壁を登るタイムを競う種目です。ロープで上から安全確保された状態で2人で並んで同じ課題を駆けあがり、トップにあるスイッチを押した時点でゴールとなります。

残念ながら、スピードクライミングは日本ではほとんど行われておらず、練習できる場所も極端に限られています。
写真のものは、岐阜県の安八スカイウォール様のスピードクライミングウォールになります。(写真一番左端のウォール、1面のみ)
詳しくはホームページ:http://www.asakin.com/anpchskywall/をご覧ください。

 

誰でも始められるクライミングジム グラビティリサーチ

人が自然の山や岩を自然と登ることから歴史が始まったクライミング。
競技として人工の壁へと姿を変えましたが、登ることの楽しみは変わらないですね!

筋力よりも、バランス感覚と柔軟性、戦略性が重視されますので、女性でも楽しむことが出来ます。
体幹が鍛えられ、ダイエットや体を引き締める効果にも期待できます。

是非お近くのグラビティリサーチをのぞいてみてください!
未来のメダリストがそこにいるかもしれません!

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この記事を書いたのは「好日山荘マガジン 編集部」

好日山荘マガジン 編集部

登山・クライミング・キャンプのプロ、好日山荘スタッフによる編集部。あなたのアウトドアライフを応援します!