【中国地方 但馬妙見山・毛無山】 好日山荘スタッフがオススメする春の花の山!

雪割り新芽が芽吹き、待ちわびたかのように花の子らが咲き誇る。
山々も白に紅に染まり、花嵐が澄清の彼方へといざなう。
凍える川も透明な潤いを里へ届け始めます。

花の美しい国、ニッポンの誇る春の山々。
中国地方の花や植物を楽しめる春の山をピックアップしてご紹介いたします。

 

但馬妙見山(たじまみょうけんさん)
     ・但馬妙見山へのアクセス
     ・但馬妙見山周辺のたのしみ
     ・参考となる登山レポート
 
毛無山(けなしがせん)
     ・毛無山へのアクセス
     ・毛無山周辺のたのしみ
     ・参考となる登山レポートはこちら
 
春山で持っておきたいアイテム

 

但馬妙見山(たじまみょうけんさん)

兵庫県の氷ノ山後山那岐山国定公園に含まれている山で、古くは「石原山」と呼ばれていました。
山の麓にある日本三妙見の一つ日光院の妙見大菩薩(但馬妙見)から名を取り妙見山と呼ばれるようになりました。
金山峠を挟んで蘇武岳から妙見山に至る縦走路は登山家の加藤文太郎や植村直己が若かりし頃に歩いたコースで、登山黎明期に登山家が踏みしめた雰囲気を味わうことが出来るかもしれません。
ザゼンソウという珍しい花で有名です。
仏像の光背に似た形の花弁の重なりが僧侶が座禅を組む姿、花を達磨大師の座禅する姿に見立てて、ダルマソウ(達磨草)とも呼ばれます。
 
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名草登山口
 
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出雲大社から寄贈されたという名草神社の三重塔
 
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名草神社
 
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木立の中をつづら折りに登る。歩きやすく目立つ危険個所はない。
 
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上まで登ってきた尾根筋も木々の中。新緑が目にまぶしい。
 
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妙見峠のお地蔵さん。尾根道の登りで多少のアップダウンがありますが危険な箇所はありません。
 
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妙見山頂上。看板がちょっと読みにくい? 木々の間から遠く氷ノ山後山那岐山国定公園の山々が見えますね!
 
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北側に見えるのは蘇武岳。
 
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これです!これがザゼンソウ!
 
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変わった形の植物ですね。優雅さも感じられるような気もしませんか?٩( ´◡` )( ´◡` )۶
 
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夏になると白い花を咲かせるバイケイソウの芽。
春のこの時期の芽の見た目が山菜のオオバギボウシやギョウジャニンニクとよく似ているようですが、こちらは毒!があります。
絶対に口にはしないでください。
 

 

【ハイキングコース】
駐車場→(5分)→名草神社→(3分)→三重の塔→(40分)→妙見峠→(30分)→大谷の頭→(30分)→妙見山山頂→(20分)→大谷の頭→(20分)→妙見峠→(30分)→名草神社→(2分)→駐車場

 

但馬妙見山へのアクセス

【登山口まで公共交通機関をご利用の方】
JR山陰本線 八鹿駅から全但バス石原線で終点の石原へ。
 
【お車をご利用の方】
北近畿豊岡自動車道の八鹿氷ノ山ICを降り、県道6号線を北上、県道267号線を西へ。
しばらく走ると名草神社の駐車場へ至る。
 

但馬妙見山周辺のたのしみ

城崎温泉
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン(改訂第3版)で城崎温泉が★★(星二つ)を獲得いたしました。
出石の街並みや温泉、ロープウェイからの眺望、海水浴場、様々なジャンルの食事など、四季や年齢を選ばないエリアです。
但馬妙見山からは国道312号線、県道3号線を北上すると辿り着きます。
 
竹田城跡
兵庫県朝来市和田山町竹田にある山城の跡で、雲海の上に浮かび上がる古城の石垣群は天空の城とも日本のマチュピチュとも呼ばれています。
雲海の出るチャンスに巡り合うことが出来たらとても神秘的な光景を眺めることが出来るでしょう。
9月下旬から4月上旬の早朝、明け方から午前8時頃までが狙い目です。
11月下旬~12月上旬がもっとも濃い雲海が発生しやすいようですが、積雪の可能性もあるのでご注意ください。
朝来市のサイトに詳しいことが記載されています。→http://www.city.asago.hyogo.jp/takeda/0000000332.html
 

参考となる登山レポートはこちら

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但馬妙見山~ザゼンソウの咲く名草神社より
入山日: 2014年05月07日
投稿者: 大道 哲哉

 

毛無山(けなしがせん)

毛無山は鳥取県と岡山県にまたがる標高1218mの山で大山隠岐国立公園内にあります。
山と渓谷社による「中国百名山」のひとつに挙げられています。

遠くから見ると禿山のような様からこの名がついていますが、実際には山頭は低木が多い茂っています。
山頂付近にはカタクリの群落があり、環境省による「かおり風景100選」にも選出されています。
また、山の森自体も林野庁による「水源の森百選」に選出され、麓から山頂まで登山者の目を楽しませてくれます。
かつては修験道の霊地にもなっており、不動明王の石造が置かれています。
 

森の中を登っていきます。
 

途中からブナ林に変化。
 

9合目の避難小屋。ここまでくると頂上までもう少し!
 

開けた頂上からは大山が目の前にドーン!ヽ(o’∀`o)ノ
 
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360度オープン!大展望ですね!
 

稜線上の縦走路も歩きやすい
 
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沢山のきれいな花々。
 
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カタクリの群落。これが一番有名な山ですね。
 
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ハシリドコロ。
釣鐘状の暗紫紅色の花で毒草です。口にすると嘔吐や下痢、幻覚症状などを起こし、最悪死に至ります。
多年草ですが、夏~冬には休眠している春の花です。
珍しいものですが、見るだけにしてくださいね。
 

 

【ハイキングコース】
登山口→(30分)→5合目→(30分)→毛無山山頂→(20分)→分岐〔カタクリ群生地〕→(25分)→白馬山→(30分)→登山口

 

毛無山へのアクセス

【お車をご利用の方】
米子自動車道 湯原ICから県道55号線を西へ、国道181号線、県道58号線をすすみ、途中から分かれ田浪キャンプ場(登山口)へ至る。
 

毛無山周辺のたのしみ

蒜山焼きそば
第6回B-1グランプリでゴールドグランプリを受賞した美味しいご当地メニューです。
昭和30年代、蒜山高原地域の各家庭で調合したタレで焼きそばやジンギスカンを食べる事がブームになっていて、それが始まりでした。
ニンニク・玉ねぎ・リンゴなど様々な材料や調味料を合わせて作った味噌だれに親鶏のかしわ肉、キャベツを入れてつくった焼きそばが評判となり、「ひるぜん焼きそば」として地元で愛されています。
 
蒜山高原
ジャージー牛乳、ジャージー牛肉のステーキやハムなど牧場直産の肉・乳製品、加工施設見学、乗馬体験、ハーブガーデン、ワイナリー、環境庁名水百選に選出された塩釜の冷泉など、自然あふれる高原で様々な楽しみがあります。
 

参考となる登山レポートはこちら

 

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岡山県新庄村 新緑の毛無山
入山日: 2014年04月28日
投稿者: 西原 弘二

 

春山で持っておきたいアイテム

クイックポケットM
カメラやスマートフォンを入れてスタイリッシュに胸元に。
いつでもお花撮影スタンバイ!
ザックをいちいち下したくない山の行き返りの電車などでも便利でカッコいいポーチ。
 
アミノバイタル トレッキングセット
冬になまった体がまだ戻らない!春の山の落とし穴だったりします。
快適で安全な登山をサポートするために1日分の山行に合わせた好日山荘オリジナルセットがあれば安心です!
 
シューズケア ツインパック
前のシーズンから汚れたまま靴を放置してたりしませんか?
山の花にあなたも見られています!キレイキレイしておきましょう
靴を綺麗に撥水処理をしておくと、中の蒸れ加減も違いますよ~。

この記事を書いたのは「好日山荘マガジン 編集部」

好日山荘マガジン 編集部

登山・クライミング・キャンプのプロ、好日山荘スタッフによる編集部。あなたのアウトドアライフを応援します!