白山(石川県)

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投稿者
本社 岡田 丈二
日程
2014年07月01日 (火)~2014年07月02日 (水)
メンバー
岡田、その他1名
天候
1日目:くもり、2日目晴れのちくもり
コースタイム
1日目:別当出合(110分)甚之助避難小屋(50)南竜ヶ馬場野営場 【1日目 計160分】
2日目:南竜ヶ馬場野営場(50分)アルプス展望台(50)室堂(40)御前峰(70分)大汝峰(55分)室堂(20)黒ボコ岩(60)南竜ヶ馬場野営場(40)甚之助避難小屋(90)別当出合【2日目 計7時間55分】

※写真を多く撮りながらのタイムなのでゆっくりしています
コース状況
砂防新道:甚之助避難小屋(トイレ、水場あり)が近付くと雪が残った箇所があります、アイゼンは不要ですがスリップしないように注意しましょう。黒ボコ岩から室堂までに雪を渡ること3回、御前峰まで登山道に雪はありません。

南竜道はほぼ雪はありませんが、エコーライン、トンビ岩コースはほぼ雪の上をあるくことになります。何竜ヶ馬場野営場はケビン前に雪がありますが、その他は地面にテントが張れます。炊事棟、トイレも使用可。

展望歩道:周囲に雪が残る木道は濡れていて滑りやすい。アルプス展望台までに数回雪斜面のトラバースあり。アルプス展望台を過ぎた雪斜面はルートが判別しにくいので地形図等で確かめながら登りたい。その先は登山道に基本的に雪はなく大倉山分岐付近の残雪も旗竿の目印があるので室堂まで迷わず行けます。

室堂~御前峰:登山道に雪はありません。室堂にトイレ、水場あり。

御前峰~大汝峰:紺屋ヶ池、油ヶ池、翠ヶ池は一部雪に隠れています。翠ヶ池から大汝峰への登山道は雪で見えないためガス発生時は迷いやすそうです。大汝峰の取り付きからは雪はありませんでした。

6本爪アイゼンは使わなかったのですが、この時期いざ現地に行ってみないと判断しかねるので携行することは必要です。 またトレッキングポールはバランスよく歩行するのに非常に有効です。

今回は通りませんでしたが、観光新道の殿ヶ池避難小屋は建替え中でトイレは使えません。
難易度
Google Map

より大きな地図で 20140701_02白山 を表示
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感想コメント

山開き当日、午後から登山開始でテント1泊の登山です。時間に余裕があるので写真を撮ることに時間をかけて歩きました。ハクサンイチゲやハクサンコザクラは見れませんでしたが、それなりに他の多くの花は楽しめました。


テント場は全部で3張とほぼ貸切状態で静かに満天の星空を堪能でき大満足。お花畑になる場所の多くはまだ雪に埋もれていましたがそれでも登山道脇にはいろんな高山植物が花をつけておりさすが花の白山です。

二日目はテントを残し身軽になって展望歩道から頂上を目指します。室堂に着くとちょうどラジオ体操の時間で小屋の従業員さんや登山客の皆さんも一緒に身体を動かしています。

御前峰から先、紺屋ヶ池~翠ヶ池~大汝峰と周ったのですが、残雪で翠ヶ池から先はガスが出ると方向を見失いやすいと感じました。大汝峰から七倉山が見え、いつか行ってみたいと思いました。また、五色池、千蛇ヶ池はまだ雪のなかで見えなくてお花畑もまだです。

例年よりやや雪が多めなのでしょう、ただ最もポピュラーなコース砂防新道はほぼ雪がなく安心して歩けます。

※市ノ瀬から別当出合間はマイカー規制日があります、その場合バスありますが事前に規制やバス時刻は調べておきましょう。

フォトギャラリー

白山大汝峰

砂防新道へ

サンカヨウ

ハクサンチドリ 紫色が強めでした。

ベニバナイチゴ 

雪に埋もれたエコーライン分岐を過ぎて万才谷を渡ります。アイゼンは使いませんでしたが、慎重に。

南竜ヶ馬場野営場 

アルプス展望台をあとに。登山道は雪の下なので地形図をよく見て登ります

室堂と別山

白山御前峰

剣ヶ峰

御宝庫

翠ヶ池

大汝峰 大汝神社

翠ヶ池、剣ヶ峰、御前峰

大汝峰から見た七倉山

クロユリ

ミヤマキンバイ

ショウジョウバカマ

イワウメ

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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