マウンテンセーフティリサーチ(MountainSafetyResearch/MSR)
1960年代、クライミング用具の安全と品質向上の重要性を世間に広めることを目的として、1人のクライマーが創設したMountainSafetyResearch(マウンテンセーフティリサーチ(以下、MSR))。今日ではバックカントリーの厳しい環境に耐え得る多様なアウトドア製品を開発するグローバルな企業に成長しました。優れたデザインと信頼性の高いギアを信条とするMSRは、革新的な新商品の紹介、既存製品の改善、さらには古くからあるギアの見直し等を通じ、さまざまな面で、アウトドアギアデザインの基準設定に貢献しています。
ブランドの特長
1969年 |
クライミング用品の安全性と信頼性の研究のために、ラリー・ペンバーシーがMSRを創設。 |
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1970年 | アルミ製シャフトを使った初のアイスアックス(ピッケル)、Eagleアイスアックスを発売。 |
1973年 | MSRが進めていた急性高山病の原因究明の結果として、バックパッキング、登山用ストーブでは初のリモートバーナー式ストーブ、モデル9ストーブを開発。 |
1970年 | アルミ製シャフトを使った初のアイスアックス(ピッケル)、Eagleアイスアックスを発売。 MSR第1号テント、マウンテンテントを発売。以後長年にわたり世界各地で遠征や捜索、救助活動の際に利用される。 |
1974年 | MSRフレームパックが初のパネルロード式バックパックとして登場。 |
1975年 | 長時間持続可能なリチュウム電池をMSRが初めて一般消費者用に使用。その最初の商品となったのがMSRのヘッドランプです。 MSRが初のマルチフューエル式ストーブ、モデルMFを発売。灯油、Stoddard溶剤、ストーブ石油、ディーゼル、JP-4、Blazo、ホワイトガソリンなど、どんな燃料でも使用できるため、ネパールやペルーの登山家たちに急速に普及。 |
1976年 | MSRが他社に先駆けて、レインジャケットとパーカーの脇の下に通気ジッパー(通称ピットジップ)を採用。アウターウェアの通気に革命をもたらす。 |
1984年 | MSRが後に軽量パックパッキングストーブの代名詞となるWhisperLite(TM)ストーブを発売。 |
1986年 | MSRがXPD(TM)クックセットとヒートエクスチェンジャーを開発。両者の組合わせによってストーブの熱効率が25%向上。 |
1991年 | 浄水器市場でもっとも信頼できるWaterWorksフィルター登場。1994年には優れた浄水力を発揮する活性炭とセラミック技術を合わせた初のフィルターとなる。 |
1995年 | Denaliモデルの発表によりMSRが注入成形プラスチック製のスノーシューを普及させる。 |
1998年 | ストーブに品質改良という伝統的使命に基づき、DragonFlyストーブを開発。液体燃料ストーブで初めてトロ火を実現。 今日MountainGourmetと知られる、オーガニック素材を使った唯一の本格的ベジタリアン向けグルメ食品EcoCuisineの販売を開始。 初のMulti-Mounr(TM)式キャニスターストーブ、MSR SuperFly(TM)ストーブ発売。 |
2000年 | Ascent(TM)チタン製ハンキングキットが登場し、SuperFly(TM)ストーブが最軽量ハンキングストーブとなる。 |
2001年 | MSRが誇る耐久性と細部にまでこだわったデザインを備えた一連のテント販売をスタート。 |
1986年 | WhisperLite(TM)ストーブが「バックパッカー」誌より製品デザイン賞を受賞 |
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1994年 | WhisperLite(TM)Intemationale600が「バックパッカー」誌よりエディターズチョイス賞を受賞 |
1997年 | Denaliスノーシューが「バックパッカー」誌よりエディターズチョイス賞を受賞 |
1998年 | DragonFlyストーブが「オプパッド(オランダ)」、「アウトドア(デンマーク)」、「TGO(イギリス)」、「ウテ(スウェーデン)」の4誌によりヨーロッパ年間最優秀製品賞を受賞 AlpineKitchenセットが「バックパッカー」誌よりエディターズチョイス賞を受賞 |
2000年 | MountainGourmetフードが「バックパッカー」誌よりエディターズチョイス賞を受賞 TrekkerTarpが「バックパッカー」誌よりエディターズチョイス賞を受賞 |