ちょっと遅かった九重の紅葉

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投稿者
酒井 健
日程
2014年10月27日 (月)~2014年10月29日 (水)
メンバー
福岡パルコ店 酒井
天候
27日:曇り 28日:快晴 29日:晴れ
コースタイム
27日:長者原<70分>雨ヶ池<50分>坊ガツル
28日:坊ガツル<40分>草千里<60分>久住分かれ<25分>久住山<35分>稲星山<30分>白日岳<45分>鉾立峠<20分>立中山<15分>鉾立峠<25分>法華院温泉
29日:坊ガツル<90分>段原<20分>大船山<65分>坊ガツル<110分>長者原
コース状況
特に危険な個所はなし
白口岳からの下りがザレていて急なので慎重に下ってください。日陰なのかぬるぬる湿った状態で滑りやすいです。要所要所にはロープが設置されていました。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

初日はぐずついた天気の中、長者原から雨ヶ池越を通り坊ガツルに向かった。薄らと紅葉は伺えるがどうにも視界がよろしくない。まぁ今日は坊ガツルにテントを張って終わりだからいいけど、どうか明日は晴れますように。

2日目
ジッパーを上げるとフライに付着していた薄い氷がパラパラと降っていきた。気温はマイナス7℃。そりゃ草も凍るわな。朝食を済ませ、準備万端でテントから出る。
法華院山荘の脇から登り始め、北千里浜を通り、久住分かれに上がる。黄色いペンキ印に従って登っていくと“久住山(1786.5m)”に着く。時間的に急いでいない我々は最初の山頂からまったりこの上ない。理由は天気がいいからだ!イエス!!天気のいい山頂は最高です(前回は吹雪いていて展望ゼロだった…)。阿蘇も由布岳も祖母傾も丸見え。360度の大展望に大満足。誰もいなかった山頂が時間が経つにつれ賑わい始めたのでそろそろ腰をあげようかね。

隣の“稲星山(1774m)”を通過し、今回初めて“白口岳(1720m)”に登った。山頂からは坊ガツルが一望でき、張りっぱなしのテントも確認できる。満喫したのでそろそろ下る。地図上では点線になっている登山道だ。

はい、急です。急勾配です。挙句の果てには滑るのなんの。道はしっかりしているので間違わないが、こんな下りがあるとは・・・実に面白い。
下り切ったところが“鉾立峠”。ついでにこれも初めての“立中山(リッチュウサン・1464m)”をピストン。鉾立峠から緩やかに下る登山道を法華院温泉に向かう。

3日目
昨日に引き続きとても寒い。テントは霜でバリバリ。10月下旬でこんなに寒く感じるとは、先が思いやられる。珈琲を淹れ、朝食はホットケーキ。これが実に美味い。腹が膨れると元気になる。この勢いでテントから出てしまおう。うりゃ。
今日の目的は紅葉でも人気の“大船山”。我々が九重に来た際には必ず登り、“360度ド展望記録”を絶賛更新中。さて今回はいかに。

最初は日蔭でちょっと寒いが、登るにつれ体が温まりソフトシェルを脱ぐ。部分的に紅葉は見られるもののほとんどが散っていて登山道がレッドカーペット状態。これはこれで紅葉狩り。
5合目を過ぎると所々で展望が開け、今日ももれなく天気がいい。大船山が右側に見えてくると“段原”に着く。ちょっと休憩。そして山頂へ。

今回も記録を更新。ありがとうございます。本当にいつも微笑んでくれる“大船山”。今回もバッチリな大展望。しかし残念ながら、御池(オイケ)の周りは茶色く紅葉は終わっていた。ちょっと遅かったようだ。とゆうことで来年は一週間早く来よう(いやいや洒落じゃないから、ホント)。

坊ガツルに戻ると、霜でバリバリだったテントが綺麗に乾燥していた。それを畳んでザックに詰め込み、ススキの間を通り、長者原に向かった。次に来る時には雪の時期だな。そんなことを考えながら。

フォトギャラリー

ススキが秋を演出 山は雲の中 坊ガツルまでもうすぐ

今回使用したテントはゴアライズ3にレインフライを装着 御覧の通り朝は霜でバリバリ

北千里浜を久住山に向けて進む

久住山頂から見た根子岳と阿蘇山

真ん中の二つに割れているのが由布岳

初めて来た白口岳山頂 ここから鉾立峠まで一気に下る

一日の疲れが一気に吹っ飛ぶ マムートビアグラスで乾杯

朝日があたる平治岳

下はまだなんとか紅葉

これから登る大船山

山頂!!今回も晴れてくれた

御池の紅葉には間に合わなかった 残念

山頂から見た段原と米窪 本当は真っ赤の予定だった

登山道はレッドカーペット状態

まだまだ上にも

さて帰ろうか

雨ヶ池と長者原の間はまだまだ紅葉

お疲れ様でした

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