三ツ峠 四十八滝沢 ~滝滝滝!滝登りの楽しい沢~
- 投稿者
- 大島
- 日程
- 2017年05月18日 (木)~2017年05月18日 (木)
- メンバー
- Oさん、Kさん
- 天候
- 雨のちくもり
- コースタイム
- 宝鉱山バス停(70分)初滝上入渓(180分)水源(30分)三ツ峠(70分)初滝(50分)宝鉱山バス停
- コース状況
- 四十八滝沢:ヌメリが全体通してあり気を付ける必要がある。岩が脆く欠けたり抜けたりもする。水温は低い
北口登山道:山と高原地図では実線になっているが破線だと思った方がよい。一部わかりづらかったり悪かったりする。
- 難易度
-
感想コメント
以前より遡行したかった『四十八滝沢』
ようやく、遊びに行くことができました!
三ツ峠北口登山道の入り口 宝鉱山バス停の隅に駐車スペースがあります。
電車の場合、都留駅よりバスがありますが本数は少ないです。
そこから北口登山道を目指し山へ入っていきます。
『初滝 12m』の上から入渓し、わずかで登山道が右岸から左岸へ渡り
三段の滝で沢のヌメリ具合を確認し さらに進むと『大滝 25m』が流れます。
『大滝』は水流左から登り中間で右に渡り そのまま直上。
高さはありますので無理せず左の涸れ沢から巻きもありです。
次は『七福滝 七段50m』各段登りやすい滝ですが一部ホールドが薄いので注意です。
東京起点120には、中段でホールドが遠くショルダーとありましたが
登った限りではホールドはありショルダー不用でした。
その後、沢は連瀑滞になり3~8mくらいの登りやすい小滝が続き、一気に標高をあげて行きます。
そして、多段の大きな滝が目に入ります。
『白竜滝 五段40m』
この沢 一番に剥がれやすかったです。
実際に握っただけで剥がれたものもありました。
加重をかける前に状態の確認は確実にした方が良いでしょう。
脆さはありましたが面白い滝でした♪
白竜滝を越えると沢の雰囲気が変わり源流が近くなります。
苔がとてもキレイなので傷をつけないように足の置き場にすこし気を付けながら
いくつかの滝を慎重に登ると最後に苔がとてもキレイな樋10m滝。
水流から上がれ、そこから僅かで
コンコンと水が涌き出ている源流です。
ここで遡行は終了。
美味しい湧き水で喉を潤し源流の右手側の涸れ沢を詰め、適当なところで
左手側の尾根に乗り少しの時間で三ツ峠の登山道へ出ます。
そこから山頂まではわずかで 山頂の少し下に山荘があります。
そこで装備を解除し、北口登山道で下山。
北口登山道は沢の音が近づいてくると道が悪くなり注意が必要です。
初心者の下山はオススメできない感じかと思います。
遡行に時間が掛かり脱渓がヘッドライト使用になることも避けたいと思いました。
踏み跡は一部薄くなる場所もありますが案内もありますので注意深く確認して行けば
迷うことはそうそうないと思いますが 気を付けてください。
白龍の滝までなら比較的近くに北口登山道が走っていますので
時間を消耗してしまったときや天候が崩れたときは逃げれます。
熊がいるようなので注意を。
入渓から脱渓まで滝を登り続けるようなこの沢 とても楽しく遡行できました。
まだ、水温が低くシャワーは避け気味になったのですが
暑い日にかぶりながらまた登ってみたいと思いました。
遡行グレード 1級上
滝が多く水温は低め。ヌメリが多い。残置少ない。
岩が脆くはがれやすい。脱渓は楽だが下山がやや面倒。
車であれば駐車スペースまでアクセスよし。車推奨。
パーティの実力によって遡行時間はかなり変わる。