関西 花の山(66)比良・神爾谷~トクワカソウ
- 投稿者
- 本田 康之
- 日程
- 2021年04月07日 (水)~2021年04月07日 (水)
- メンバー
- イオンモール各務原店 本田康之
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 旧比良リフト山麓駅(32分)神爾滝(29分)比良天神(38分)三角岩(39分)ダケ道合流(5分)北比良峠(10分)磨崖仏(36分)釈迦岳(45分)旧比良リフト山麓駅
- コース状況
- アプローチ
・マイカーはJR比良駅・イン谷口や大津ワンゲル道登山口に無料駐車場があります
・公共交通機関はJR比良駅が起点で、土日祝はイン谷口まで江若交通バスが運行されます
①徒歩の方はJR比良駅から標識はなく、地図を見ながら、樹下神社→北比良集落→志賀バイパスと舗装路を歩き、国道161号志賀バイパスを越えると、登山道になり、桜のコバで初めて、標識があり、イン谷口へ向かいます
②旧比良リフト建物までは舗装路で、車で行けるのはここまでで、駐車も手前路肩が最後
➂神爾谷は破線道ですが、標識はばっちりです
➃途中、神爾の滝への散策路が分岐しますが、寄り道しても5分程度です
⑤神爾谷の沢沿いになると、沢の右左へ移りますが、沢沿いなのでガレ場のような箇所やロープが張ってあったりする箇所もあります。トクワカソウが崖にちらちら咲いていますが、少し先に行くと、登山道沿いの見やすい箇所に咲いていますので、無理せず
➅上部で右手に赤い鳥居があり、さらに上にお堂(比良天神)があります、この周辺にはトクワカソウの群生があります
➆三角岩でマーキング通りに右岸を進みますが、左側の尾根コース、谷筋コース(蟻地獄直登)、左岸コースがあるが、尾根コースが今は一般道です。蟻地獄は上部の砂場の古い鎖があります。
➇上がりきるとダケ道で、周辺はバイカオウレンやイワナシが見られます。ここからほどなく北比良峠へでれます
➈北比良峠~釈迦岳も要所でバイカオウレンが見られます
⑩釈迦岳は樹林帯の中ですが、西よりに少し抜けると、展望が効きます
⑪釈迦岳からの下降は急坂です
⑫立ち寄り湯は天然温泉・比良とぴあが610円(10:00~21:00 不定休)
- 難易度
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感想コメント
比良にはかって比良登山リフトがありましたが、2004年で休止しています。本日の神爾谷の登山口はその山麓駅跡になり、最後に使ったのがなつかしい思い出です。
神爾谷は雪融けと共にミスミソウ、そして今回のトクワカソウ、バイカオウレン、その後にはフデリンドウやシャクナゲ、夏はイワタバコ、秋はダイモンジソウ、アケボノソウと花の宝庫です。破線ルートになっていますが、途中から沢沿いに進み、不明瞭か箇所がある事や残置ロープ場や古い木の橋などの危険箇所、最後の蟻地獄の急登などによるものと考えられます。破線といっても整備はされていて、マーキングもしっかりしています。途中、比良天神にも立ち寄りましたが、よく残ってうるなあというほどの崖に安置されちます。この周辺の崖には本日の目的、トクワカソウが咲き乱れ、思わずびっくりです。
ここからしばらくで三角岩の分岐、今日は尾根コースをたどり、ピナクルから少し蟻地獄の鎖場を登ってみましたが、確かに蟻地獄のように靴が埋まって歩きにくいです。
ダケ道合流点では私の好きなイワナシがお出迎え、まだこれからの蕾がいっぱいでした。北比良峠から八雲ヶ原へ下るとまた春の花が見れそうですが、時間があまりないのでそのまま釈迦岳へ向います。まだ樹木に葉があまり生えてないのでちらちらと武奈ヶ岳が見えますがもちろん、全く雪はありません。稜線沿いにも少しだけバイカオウレンが見られまが群生とまではいきません。今日は快晴で釈迦岳からの下りで琵琶湖が綺麗に見えていましたが、比良へ来るとほぼ琵琶湖の光景が見れて、好きな山域です。
今度はもう少し早い時期でミスミソウをみたいところです。