おとな女子登山部レポートみんなで楽しむ♪久松山(鳥取県)

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投稿者
あやや(おとな女子登山部)
日程
2017年05月29日 (月)~2017年05月29日 (月)
メンバー
おとな女子登山部:荻野なずな部長
前田ガイド、スタッフの皆様2名    
天候
晴れ
コースタイム
西坂下御門(20)五合目(15)山頂(45)長田神社
コース状況
特に問題ありません。
《お手洗い情報》
・登山口前の県立美術館
難易度
Google Map

感想コメント

今回、鳥取県の方からおとな女子登山部で鳥取の観光資源をPRしたいというご要望を受けて、部長と鳥取県へ出掛けて来ました。

午前中は、神話の残る霊石山登山。午後は移動して気軽に登れる山として地元の人からも親しまれている久松山へ登ることに。

まずは玄関口の鳥取県立博物館から西坂下御門をくぐります。

まず目にしたのは広い敷地の二の丸跡。
ここは何と、世界文化遺産・姫路城の“弟(おとうと)城(じろ)”と呼ばれており、姫路城が築かれてから約10年後、同じ職人さん達が携わったと言われています。兵庫県とゆかりがあるなんて少し嬉しくなりました。
桜が沢山植えられているので、お花見の時期は大混雑するそうです。

ここから先は本格的な登山道が始まります。
今回は地元でガイドを務めていらっしゃる前田さんに案内をして頂きました。
ルートですが基本的には最初から最後まで急な石段が続きます。
1~10合目まで標識があるのですが、ひとつひとつの間隔が短いので、数えながら登るのもまた一興です。

5合目には三日三晩で江戸⇔鳥取を往復したという伝説を持つ狐が祀られた中坂稲荷神社があります。
私もその健脚にあやかりたい~。
ここからも鳥取の市街地を眺める事が出来ます。
山と街がとても近く感じられます。

わずか30分程で山頂の本丸跡に到着しました。標高は263m。
お城自体は16世紀中ごろに誕生。因幡国(鳥取県東部)の拠点となり、やがて毛利家の傘下となり、当時織田信長の武将を務めていた羽柴(のちの豊臣)秀吉との間で壮絶な籠城戦が繰り広げられたそうです。

その地形の良さと、急峻な立地から極めて高い防御性を兼ね備えていたことから『日本(ひのもと)にかくれなき名山』と言われているんだそう。
鳥取市街地が一望ででき、日本海に面した鳥取砂丘まで見えました。
お天気が良ければ中国地方最高峰の大山も見えるそうですが、今回は少し霞んでおり見えず残念。

山頂で前田さんから素敵なプレゼントが。
パカッとケースをあけるとそこにはそら豆がどっさり。
良い塩梅の塩加減が丁度良く、素材そのものの味がしてとても美味しかったです。

下山は別ルートより。
いくつかコースがあるので興味のある歴史を絡めながら選んでも良いかと思います。
鳥取城の武将・毛利方の吉川経家に対し、羽柴秀吉がわずか1.5㎞の場所に築城した城が本陣山頂にあり、久松山から縦走も出来るそうなのでこちらもおすすめです。

看板を見落さないようにしながら進んでいきます。
最後は長田神社まで歩いてゴール。
歩いた時間はそんなに長くはありませんでしたがギュッと密な時間を過ごすことが出来ました。

桜の時期や新緑の初夏、紅葉の時期があまり暑くなくおすすめですので、是非皆さんも歩いてみて下さい。

■本日の服装
上:速乾性長袖+半袖Tシャツ
下:ハーフパンツ+サポートタイツ

フォトギャラリー

サンキュー鳥取❤

「ふるさと」のふるさと

仁風閣。真っ白!!

西坂下御門をくぐってまずは歴史巡りから

桜が咲いたら綺麗だろうな。今は新緑が眩しいです

「天球丸巻石垣」。非常に珍しいそう

標識を確認しながらえんやこ~ら

中坂稲荷神社。健脚のキツネ様が祀られています。

5合目は眺め良し

『日本(ひのもと)にかくれなき名山』と呼ばれる鳥取城跡

暑いけど、山頂は少し風がありました

美味しすぎて手が止まらなくなった前田さんのそら豆。ご馳走様でした!!

本陣山を眺める

帰りも見所たくさんですが、電車の時間があるので先を急ぎます

タラヨウという葉。何と字が書けるんです。

長田神社でゴール★

鳥取県民の憩いの場、すなば珈琲へ

冷たくて、とっても美味しい名物でした

行き帰りは「スーパーはくと」で。大阪から約2時間なので意外と近く感じました。

名物の「とうふちくわ」ヘルシーで美味しい

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