おとな女子登山部レポート北アルプス 双六岳へ テント泊①

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投稿者
つじまい(おとな女子登山部)
日程
2017年08月09日 (水)~2017年08月10日 (木)
メンバー
GRなんば 石田
つじまい
天候
一日目 雨のち晴れ 二日目 はれ
コースタイム
一日目 行動時間7:17
駐車場→(89分)→わさび平小屋→(26分)→小池新道入口→(65分)→秩父沢出合→(71分)→シシウドヶ原→(51分)→鏡平山荘→(64分)→弓折乗越→(71分)→双六小屋

二日目 行動時間7:38
双六小屋→(67分)→双六岳→(51分)→双六小屋→(63分)→弓折乗越→(40分)→鏡平山荘→(105分)→秩父沢出合→(76分)→わさび平小屋→(56分)→新穂高登山指導センター

合計距離: 31.43km
標高差: 2224m
コース状況
深山荘に登山者用無料駐車場あり。
150台停められるが、休日はすぐに埋まるので注意。
8月10日現在、新穂高手前の槍ヶ岳公園線の一部が夜間通行止めのため、
朝5時開通に合わせて通過できるように調整した。

トイレ 新穂高登山指導センター、各山小屋
水場 新穂高、笠新道登山口、秩父沢、各山小屋

双六岳キャンプ場 1000円/一人 トイレ・水込

日帰り温泉
中崎山荘奥飛騨の湯 
難易度
Google Map

感想コメント

一泊二日のテント泊で、北アルプスの双六岳(すごろくだけ)に行ってきました。
台風通過直後で、不安がありましたが前日に道と小屋に電話で確認したところ、特に影響はないとのことでした。
新穂高に到着した時点で、けっこう雨が降っており、弱まるのを待って少し寝る。
そのため2時間程、予定より遅い出発になりましたが、これが後々良い結果に。

さて、双六岳は長野県大町市と岐阜県高山市にまたがる標高2,860 mの山。
椀を伏せたような緩やかな高原状の山体で、槍ヶ岳と穂高岳の展望地で、田中澄江さんの花の百名山にも選定されています。

去年の山の日に登った笠ヶ岳から、双六小屋を眺めていて、来年はあっちに行ってみたいなと思っていました。
同行は北アルプスへの登山は高校の山岳部以来だという、グラビティの石田さん。

まずは、小池新道入り口までの長い林道歩き。
5~6kmあるのですが、いつもなら本当に嫌な林道も今日はルンルンで歩きすすめます。
なぜなら、わさび平小屋になんば店のアルバイトさんが働いているので、サプライズで会いにいく計画。

たまたま小屋の窓際にいた彼女を驚かせるとともに、石田さんにも言ってなかったので、Wサプライズ。しめしめ。

わさび平のリンゴをかじりながら歩くうちに、雨も上がってきて、青空も見えるように。
心配していた秩父沢もそこまで増水はなく、これから続く急登にそなえてみなさん休憩されていました。
石田さんはかなりいいペースで軽快に登るので、鏡平まではあっという間なかんじで到着しました。

残念ながら鏡池には槍穂は映らず。
イチゴのかき氷がとてもおいしかった。

鏡平を過ぎてしばらくすると、本降りの雨に当たってしまい、また、急登で疲労しました。
お花がたくさん咲いていたのが心の救い。
やっとのことで弓折乗越に到着すると、雨がさっとやみ、お日様が出てパッと明るくなりました。
チングルマやハクサンフウロ、ミヤマキンポウゲのお花畑が雨上がりの光でキラキラしていました。
一気にガスが流れ、展望が開けました。

レインウェアを脱ぎ、身も心もすがすがしく、大好きな稜線歩きを1時間ちょっと。
ごほうびのような素晴らしい時間でした。

双六小屋に到着して、テントの受付を済まして、さっそくおつかれさまの生ビール(^^♪
ここで、道中何度かすれ違い双六でまたね、と話していたお若いご夫婦と再会しました。
つじまいさんですかと聞いてくれた女性が、実はGR三重のスタッフさんでした。
なんという偶然・・!
ご夫婦とは、二日間山で何度も会い、お風呂や、帰りのコンビニでも遭遇することに。
かなり笑いました。

夜ごはんも美味しくできたし、夕焼けの鷲羽岳がきれいでした。
一日目おわり。

フォトギャラリー

双六小屋とキャンプ場

新穂高を出発

秩父沢

クルマユリ

キヌガサソウ

鏡平のかき氷

ここからがしんどい

かわいい

ブロッケン

弓折分岐

ハクサンフウロがキラキラ

きもちよい稜線

ハクサンイチゲ

お花畑

なだらかな双六岳

今日の宿泊地が見えてきた

キャンプ場

まずは乾杯

ごはん

日が暮れる

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