おとな女子登山部レポート【関西】おとな女子登山部・フェリーで山旅♪久住山

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
あやや(おとな女子登山部)
日程
2017年11月03日 (金)~2017年11月05日 (日)
メンバー
13名のお客さま
おとな女子登山部:荻野なずな部長
天候
晴れ→ひょう→曇り
コースタイム
牧の戸峠登山口(12)第一展望台(25)沓掛山(55)久住分れ(80)沓掛山(25)牧の戸峠登山口
コース状況
・整備されており非常に歩きやすいです。
・地面が粘土質のため雨天の際はゲイターがあると便利です。
・山頂の季節は既に冬です。悪化時は特にしっかりとした防寒対策が必要です。
≪お手洗い情報≫
・牧の戸峠登山口(水洗/ペーパー有)
・久住分れ(水洗/ペーパー有)
難易度
Google Map

感想コメント

おとな女子登山部ツアーで九州に初上陸して参りました。

”船旅”という、ありそうでなかった新しいアプローチスタイル。
ご飯もすべて船内で頂け、お風呂も入れ、「寝て起きたらそこは九州だった」という
夢のようなアクセスが可能です。

3連休は比較的天候に恵まれるとの予報で紅葉狩りに期待が高まります。
ご参加頂いたお客さまも、10月の連続した台風でなかなかお山に登れなかったようで
ウズウズしてしておられました。(笑)

早朝にフェリーが大分港に着き、上陸して最初に見えた由布岳が気になりつつも、本日は
百名山でもある九重山へ行くのが目的です。
港のコインロッカーが思いのほか少なく、危うく不要な荷物を預けそこねそうになりましたが
激戦の末、何とかロッカーに押し込む事が出来ました。
最初からヒヤリハットです。
(さんふらわぁさん、もう少し増やして下さい!!)

大分港からバスで約1時間40分で牧ノ峠登山口に到着です。
バスを降りるとビュッ~と冷たい風が吹き抜け、慌てて防寒着をプラスします。
気温は5℃。思いの他寒い。

体を温める為にも早く登り始めたいのですが、流石人気の山×連休×紅葉=大混雑です。
人込みをかき分けるように歩き始めます。
「何だか富士山に来たみたい」とお客様。仰る通りでございます。

ここまで怒涛の勢いで進んできましたが、展望台でたおやかな山並みを眺ておりますと
ようやく九州に来たんだなと実感出来ました。
時折道幅の狭い箇所で渋滞が起こりながらも部長が的確にコントロールしながら進みます。

沓掛山、星生山と順調に歩いているとどんよりしていた空の表情も少しづつ晴れやかになり、少し終わりかけの哀愁漂う紅葉と爽快な空の青とのコントラストを楽しむ事が出来ました。

予定通りに久住山手前の久住分れに着いた所でしばしのランチタイム。
休憩すると一気に身体が冷えるので、衣服調整が先決です。
私は「超」のつく寒がりなので、持っている防寒着を全て着込んでからお弁当を頂きました。

と、12時過ぎを境に急激に天候が悪化し、わずか10分ほどで山頂を含む一帯が全てガスに包まれ猛烈な風が吹いてきました。
さっきまでのお天気が嘘のようです。
温度計も0℃を差し、強風で体感温度はマイナス圏です。
やはり山は恐ろしい。。。久し振りに忘れかけていた山への畏怖の念を思い出しました。

ここで部長が山頂に登れないこともないけれど、強風で視界も悪く危険と判断。
山頂まで20分という場所でしたが、下山する事に。
ピークを楽しみにしていたお客様、本当に申し訳ありませんでした。

最終判断が決まれば、最速で安全な場所まで引き返します。
時折ヒョウのような、雨のようなものも降ってきたのでレインウェアも着込み先を急ぎました。
ややペースが速かったのですが、皆さんしっかりと的確に行動して下さり、無事登山口まで帰って来る事が出来ました。

バスが来るまで、冷えた身体を温めつつお土産を買ったりカフェをしながら無事に既定のバスに乗り込み、フェリー乗り場に到着。

帰りは色々とお客様とお話しさせて頂き、スタッフも仕事を忘れるくらい楽しんでしまいました。
ありがとうございます♥

長いようであっという間だった3日間。
何度も登りたくなる九重連山。
ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。

次は登山プラス温泉ツアーが出来ますように♪

■本日の服装
上:スキンメッシュ半袖+ウール長袖(150ウェイト)+フリースベスト 悪天候時はナノパフ+レインウェア
下:オールシーズン用パンツ


■気温
10:40 第一展望台(6℃) 12:30 久住分かれ(0℃) 

フォトギャラリー

沓掛山にて

大阪港、夜発です

早速食い倒れ

山小屋風のお部屋です

九州横断バスに乗り込みます

牧の戸峠。標高1,330m。

元気に出発!!

何も言われなくても左側通行

ガスっていますが綺麗な山肌です

願いが通じたのか晴れてきました

沓掛山

これから歩くルートがくっきり見えます

余裕があれば地図も見てみよう!

左が星生山、中央が久住山です

もうすぐ久住分れは

しっかり食べて山頂へ、と思っていたら・・・

いきなり牙をむき始める天候

そそくさと退散します

名残惜しいですがまた来ます

お疲れ様でした♪

この記事を見た人は次の記事も見ています

おすすめアイテム