おとな女子登山部レポート日向倉山でのんびりひなたぼっこ

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
日程
2018年03月28日 (水)~2018年03月28日 (水)
メンバー
山の先輩
天候
快晴
コースタイム
駐車スペース(60分)赤崩山分岐(90分)日向倉山(90分)1272mピーク(60分)日向倉山(60分)赤崩山分岐(25分)駐車スペース
コース状況
・奥只見シルバーラインは6時~18時まで開通。それ以外の時間は通行不可。
・尾瀬方面、枝折峠はまだ除雪されていません。
・リッジ状になっている場所の雪庇は崩壊しているので、藪側の急斜面を通過します。アイゼンがあると安心です。
難易度
Google Map

感想コメント

 奥只見シルバーライン開通日当日に残雪期限定の日向倉山へ行ってきました。開通開始時間に合わせて新潟を4時過ぎに出発、ゲートへ着いたのは20分前。丸山スキー場へ向かうと思われる、板を乗せた関東ナンバーが既に3台待機していました。ゲートが空くまで朝食を済ませたり、荷物を整えたりしているうちにいつの間にか後続が。狭い急カーブのトンネルをこれから走ると思うと胸がドキドキ…運転は先輩にバトンタッチしました。

 相変わらず長いトンネルを抜けて途中の分岐を左へ抜けると銀山平に到着、出口から一番近い広場に駐車しました。降り立つと早速出迎えてくれたのは両翼を広げた荒沢岳。峻険な前嵓は雪が落ちて黒々しています。右に視線を逸らすと、真夏に死にかけながら苦労して登った中ノ岳、越後駒ヶ岳の面々。少しばかり肌寒い快晴の下、思い出の詰まった三山に見守られながら登り出しました。

 標高が上がり銀山平を俯瞰するようになると奥只見湖も見えてきました。登り始めて約1時間、赤崩山から続く稜線に合流すると、見えてきたのは真っ白な未丈ヶ岳。その左手には同じく残雪期限定、熟達者向けの毛猛山塊、憧れの峰々が連なっていました。目指す日向倉山は目前でしたが、これ以上ない気持ちの良いお天気だったのでゆっくりと味わいながら登ることにしました。山頂に近づくにつれ周りの景色も次第に明らかに。南東方面から徐々に姿を現したのは顕著な双耳峰、尾瀬の燧ヶ岳。連なるなだらかな峰は会津駒ヶ岳はじめ福島の山々。奥只見まで来ると尾瀬がぐっと近くなるのを感じます。

 広い山頂の日向倉に着いたの9時半過ぎ。せっかくなので少しでも未丈に近づこうと先に進むことにしました。先程より急傾斜、雪面も固くなったのでワカンからアイゼンにチェンジ。雪庇のクラックを避けながら、また西側の谷に滑らないよう注意しながら、未丈を間近に見据える1272mのピークまで歩きました。360°の大展望、引き返すのは非常に惜しかったですが、お腹も空いたので日向倉へ引き返しランチ休憩することにしました。

 日向倉でのんびりすること1時間。心行くまで景色を堪能してしまいました。必死にピークを目指すのもいいけど、絶景に囲まれながらお喋りしたり美味しいご飯を食べたり…やっぱりこれが楽しいから私は山へ行くのだなぁ。新潟を離れても楽しい山旅を続けていきたいです。

フォトギャラリー

日向倉から未丈、毛猛山を眺める。

本日ゲートオープン。

タイヤ替えたけど除雪してあるからヘッチャラ。

天気良いから暑い。

荒沢ドーン!

中ノ岳、えちこま、ドーン!

未丈遠い!

日向倉まではあっという間。

荒沢に見守られながらエッチラオッチラ。

まっさらな雪面に足跡つけちゃおう。

燧ってこんなに近かったんね。

日向倉からあのピークまで行ってみよう。

急ら~、おっかね~。

割れてるねぇ。

1272mピークから未丈。ピーク踏むのは次の機会に。

さあ日向倉へ戻ってランチだ!

麹入りで野菜たっぷり、体に良さそうなラーメンを作ってもらいました。

帰りたくないなー。お腹いっぱいでよろける。

こんな急なとこ通ったけ?

雪に不思議な文様が。自然の造形美。

この記事を見た人は次の記事も見ています

おすすめアイテム