おとな女子登山部レポート鳥取×おとな女子 「修験の山秋色探しトレッキング」

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投稿者
あやや(おとな女子登山部)
日程
2018年10月28日 (日)~2018年10月28日 (日)
メンバー
お客様15名
実行委員会スタッフ5名
おとな女子登山部:荻野なずな部長
天候
晴れ
コースタイム
用瀬町総合支所(30)角力場(3)女人堂(60)三角山(65)景石城跡(35)用瀬町総合支所
コース状況
・特に問題なし
・女人堂分岐から三角山までは比較的急斜面が続きます。
《お手洗い情報》
・用瀬町総合支所(水洗/ペーパー有)
・女人堂(未確認)
難易度
Google Map

感想コメント

昨年に引き続き、おとな女子登山部と「みんなで楽しむとっとり因幡の山実行委員会」のコラボ取組として
”ちょっと欲張りなおとな女子のための修験の山秋色探しトレッキング”と題し、用瀬アルプス&三角山~景石城跡ルートへ出掛けました。

用瀬アルプスは、今回登った三角山をはじめいくつかの山々が連なって構成されています。
体力・技術に合わせてルートが選択できるので、中国地方では人気の里山として老若男女に愛されています。

お客様は鳥取県内から7名、県外から8名お越し頂きました。
ガイドは中国山岳ガイド協会の前田さん。時折自虐しつつ、様々な歴史の話題に触れながらご案内して下さいました。

まずは、スタート地点すぐの場所に設けられた力石をご自身の手で運んで頂くべく
大きな桶から力石を選んでもらいます。昔の風習で山頂にある三角神社まで持って行って願掛けを行っていたそうですよ。
(※石の入った桶はイベント時のみ設置されているそうです。)

また、昔奉納相撲が行われた「角力場」も見学。何故か部長とアラサー女相撲を取ることになりましたが、皆様が盛り上がって下さったので良かったです(笑)

今年は酷暑の影響であまり紅葉している場所が少なかったようですが、足元には落葉やどんぐりがあり秋の気配を十分に感じることができました。
お手軽ハイキング気分で参りましたが、意外と三角山までは急坂もあり、短いながらもしっかりと登山と楽しめます。(標高差は約300m程です。)

山頂で力石の奉納を行い、お食事所つどいさんのお手製、地域の食材満載のお弁当を頂きました。
ジビエ料理が入ったお弁当もあり、皆様山だけではなく食も楽しめたのではないでしょうか。
具だくさんで私も大満足でした♪

食後は景石城跡へ移動。ここからは用瀬町の展望が良くほっこりとお茶でも飲みたい気分。と思っていたら本当に出てきました!!
100年振りに地域で復活したという伝統菓子「アンコロ」と、弘法大師様も美味しいとうなった用瀬茶でティータイムです。
因みにおやつと食事の中間で食べるちょっとしたお餅を”こばさま”と呼ぶそうです。

16:00過ぎにスタート地点の用瀬町総合支所にゴール。
総括後、最後に鳥取県のご案内と一緒に秋の味覚のなめこを頂きました。通常のサイズよりかなり大きめで食べ応えがありそうです。早速その日晩御飯にお味噌汁にして頂きました。こういうお土産は嬉しいですね。
歴史に触れ、人に触れ、あっという間の楽しい1日でした。

鳥取はバスや電車のアクセスも充実しており、思ったより近い、という印象です。
是非また時期を変え、山を変えながら魅力あふれる鳥取県にお出掛け頂ければと思います。

ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。

■本日の服装
上:ウール長袖(150ウェイト) ベスト 時折ダウンJKT
下:オールシーズン用パンツ

■気温
11:00 用瀬町総合支所(14℃) 16:30用瀬町総合支所(12℃)

フォトギャラリー

用瀬の風景に癒されます

出発前に用瀬の歴史について解説

ツアーの是非を左右する重要な弁当番長

左から2番目のピークが三角山

何か分かりませんが、強烈な香りのする葉が順に回ってきた

願いが大きいほど大きな石にする?!

部長とここで相撲をしました

女人結界を超えます

アテンドのK上さん。20年来の登山靴のソールが・・・。すぐに部長がレスキュー。

意外と急坂が続きます

がっくし

きのこにも造詣が深い前田ガイド

三角山に着きました。力石を奉納します。

景石城の崩れない石段の積み方だそうです

晴れて気持ちが良いです

景石城跡に移動してこばさまタイム

アンコロ堪能中。お味は?

レモングラスの香りがする木が回って来たけど、枝にいた蜘蛛に夢中

アンコロを販売しているカフェ「川のほとり」さん

最寄りのJR智頭駅。大阪方面からはスーパーはくとが便利です

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