おとな女子登山部レポートなみへ~(波平)ピークと孤高のブナを求めて

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投稿者
なみへ~(おとな女子登山部)
日程
2018年10月31日 (水)~2018年10月31日 (水)
メンバー
友人2名
なみへ~
天候
晴れ 山頂で雪と強風
コースタイム
銅親水公園駐車場-170分-波平ピーク-130分-銅親水公園駐車場
銅親水公園駐車場:無料 25台ほど 登山ポスト駐車場の上にあります
コース状況
昭文社の地図には掲載されていません
中倉山まではケルンや目印、踏み跡あります。巻き道なども多くありますのでお気を付けください。
波平ピークまではガれ場の通過です。
初心者だけでの入山はお控えください。

お風呂:国民宿舎かじか荘 610円 つるつるのお湯、保湿効果抜群
http://www.kokumin-shukusha.or.jp/annai/ken/totigi/209041.html
かじか荘で手書きの地図を100円でコピーできます。
スタッフの方が書いた概念図ですが、とても詳しく書かれておりこの地域の山のスペシャリストという感じの方でした。事前に立ち寄るといいかもしれません。
難易度
Google Map

感想コメント

『波平ピーク』ってのがあるよ!!という情報をゲットし早速行ってまいりました。
珍しく最初から最後までゆっくり歩いてハイキングです!

波平ピークに思いをはせて数か月、、、
足尾銅山の先にある中倉山~沢入山、その間に「波平ピーク」が存在するという。
昭文社の地図を広げても載っていない。。ネットで調べた情報だけで行ってみる。

銅親水公園駐車場から川の方へ降りて橋を渡る。
鉱毒の影響か、強風の影響か期待していた紅葉は散ってしまっていた。
林道沿いに歩いていると途中ケルンがあるが、林道の終点までいくと中倉山登山口と札があるのでそこから登った。踏み跡は明瞭でジグザグに上っていく。
なかなかの急登だが、あっという間に笹地帯に。
何本か踏み跡があるが、ピークを通るか巻き道か、、、だと思う。
かなり強風だったので中倉山のピークは巻いて風をよけて進む。
途中に富士山の見える展望pointもあり、遠くの山はまだ紅葉が残っていた。

笹の道を抜けると黄金色の草が強風になびいてキラキラしているような開けた場所になる。
目の前に1本だけポツンと「孤高のブナ」が見えた!!
右側には男体山がどっしり構えている。
ちょっとメルヘンな気分になるが、強風で体ごともっていかれそうになり先を急ぐ。
「孤高のブナが」風でうなる音がする。
平日なのに結構人がいてびっくり。なみへ~人気だなっ!!

「孤高のブナ」の先を岩づたいに進む、風をよけるほっそい巻き道もあったが・・・
この岩場を強風と闘いながら進むスリルが今回のハイライト。
ニセ波平ピークの1本木も飛ばされずにしっかりアピール。
このあとコルがあり、さらに登ると第二のニセ波平ピークが地味にある。
だまされず、あきらめずに前へ進む。


爆風にひるみそうになるが、その先にわかりやすく「波平ピーク」を発見!
波平ピークについたとたん、雪が舞い強烈爆風!!
強烈爆風にも飛ばされないように石で固定された波平の頭の毛のような木がささっていた!
いやぁ、この爆風、、、もしやカツオが何かやらかしたんか??

このピークの木は何度か飛ばされたりしているようですが、波平愛好家の皆さんにより
支えられ今もこうしてテーピングを巻きながら爆風に耐えている。
やっとこれた『波平ピーク』、、、私なみへ~も、皆様に支えられながら今があるのです。
感謝の気持ちを波平ピークにささげて、沢入山へはいかずにさっさと帰ります。
行きより風が強くなり、岩場の脇の巻き道を使って下山。どんどん巻いてこーー

孤高のブナの下の原っぱで風をよけてお昼ご飯。
差し入れの蒙古タンメンが辛くて食べれなかった。

下山後は国民宿舎かじか荘でお風呂をいただく。
登山情報も掲示されており、手書きの概念図を100円でコピーしてくるという。
見せていただいたらかなり詳しいので迷わずいただく。
こんな素敵な概念図だと、また来たいと思ってしまう。
このおじさま只者ではない感満載、宿泊して情報をいただくのもありかもです。

皆様も波平ピークおためしください。

フォトギャラリー

途中の展望pointでなみへ~ポーズ

駐車場から橋を渡ります

紅葉が見たかったんだけど。。。

ここから登山道へ

なぎ倒された木はこうくぐって

視界がひらけてきた

遠くの方はまだ紅葉があります

メルヘンな中倉山山頂付近

孤高のブナ

その先へすすみます

急に危険なガれ場

ニセ波平ピーク1

ニセ波平ピーク2

さらに上ります

見えた!!波平ピーク強風で雪が降ってきた

何度倒れてもみんなに助けられて立っています

男体山も見える

キツネもいる

ありがとう波平ピーク!!

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