おとな女子登山部レポートエベレスト街道⑤⑥⑦】PANGBOCHEパンボチェ3930m~DINGBOCHEディンボチェ4410m

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投稿者
なみへ~(おとな女子登山部)
日程
2019年03月09日 (土)~2019年03月11日 (月)
メンバー
GracierHimaraya Treck&Expedishon 
ガイド2名 ポーター1名
天候
晴れ~ガス
コースタイム
パンボチェー3.5H-ディンボチェ
かなりゆっくり歩いて 休憩も沢山
コース状況
パンボチェからディンボチェは道幅広くなだらかなコース
高度順応のためにゆっくりすすむ
難易度
Google Map

感想コメント

【#エベレスト街道トレッキング DAY5~7 パンボチェ~ディンボチェ】
                                          
昨日の体調不良から少しだけ回復したというが、朝ごはんはゆでたまご1個で限界の様子。相方が食べれない食事を夕べから2人分食べ続けている私。この時はまだその先の悪夢をしらない。
夜中じゅう嘔吐したりバタバタしていたので私も気になってねれず。。。眠い。

朝食を食べながら外に見えるアマダブラムのルートをガイドのDendiさんに教えてもらう。
やっぱり気になるなぁ、アマダブラム。。。見る方角が違うと全然違う山に見える。地形図で見ると等高線がつまってかなりとんがった様子の山です。
今日歩くルートは平たんな道ということで、体調悪いけどディンボチェまでいき、そこでレストするということだ。申し訳ないが相方にはできるだけ荷物を軽くして歩いてもらう。天気はよく白い山々が沢山見えまだ体調が無事な私はGopro片手にノー天気なハイキングとなった。

あまりアップダウンのない登山道、表現が難しいがネパールの4000~5000mは砂漠のような感じがする。日本なら富士山より高いのに、ここは茶色い丘である。周りを囲むように6000~8000の白い山が見えるのだ。なみへ~はルクラ空港でカメラが調子が悪くおいてきた。望遠のかなりいいカメラだったけど、、、。なので携帯カメラか、Goproのみとなった。
今日はGoproをガイドさんが持っていただき、のんびりディンボチェまで歩いた。

ここらへんの天気も午前中が快晴で、午後になると徐々に灰色の雲がかかるような暗示。
まだ季節が寒いらしく、寒暖差がはげしいため午後には雲ができてしまうのだろうか。

ディンボチェのロッジにつくと、今までで一番宿泊者が多いように感じた。
一番いいロッジらしく日本人の同じピークを目指す方々もいた。
到着後、ダイニングでお茶をのんでいると情報がいろいろ入ってくる。
雪が降ってしまいアイランドピークにくパーティーが敗退してきたとか。
私たちが予定しているロブチェピークにいくパーティーがパーティーを分けて行動したとか。。。
とにかく、例年以上に寒いらしくトレッキングピークのパーティーは予定通り進まない様子だ。

私たちも体調不良で高所順応の時間が削られた。これは予定通りいかないだろうなぁと薄々感じた。もともとかつかつなスケジュールでネパール入りしたので1個でもハプニングがあればもうだめだと思っていた。半ばあきらめつつもカラパタールまでは行ければいいかなと思っていた。

相方は早めに休み、時間のあいた私はアイランドピークを目指す大蔵ガイドたちの宿を訪ねた。
こちらのパーティーでも体調不良の垢田が2名、やはり4000m付近は何か起こる場所なのだろうと思った。その後ガイドのデンディさんと4500m付近まで散歩にいきロッジに戻った。
その夜自分の体も、風邪をひいてしまったような嫌な感じになってきた。
原因はわからないけど高山病?食べすぎ?ウェットタオルで体ふいたから?相方のがうつった?
どれにしても、こんな場所で体調悪くするのはすごくいやだ。
いやだいやだと思いながら早めに寝てみた。夜中。。。
下痢と嘔吐が繰り返しやってくる、そのたびに部屋からトイレにいく。水洗ではないトイレでいろいろしなきゃいけないのは気が滅入る。

RestDay
もともとここのロッジで高度順応でレスト予定だった日。
近くの名もなき丘(5500m)に上る予定だったがなみへ~はしかと。
午前中はずっと寝込み、相方はどっかいったようだ。高度順応したとかいってたみたいだがどーでもいー。だりーー。という感じ、このあたりから日記が雑になる。
午後は、無理やり外に出たガイドさんたちが寝泊まりする場所の前でマットをひいて日向ぼっこ。
食欲もなくネパール料理があんなに美味しかったのに、厨房のにおいですらうけつけない。
大事にとっておいたリンゴも戻してしまった。何も食べたくない。
頭の中に浮かんだ食べ物、赤いキツネ、ところてん、もずく、ヨーグルト。
記憶もあまりないがぐだぐだで寝たような気がする、相方は復活?!食欲は微妙だったようだ。

RestDay2
本来なら今日はロブチェに向かって歩く予定だったが、朝からなみへ~しかと。
「え?う○○でちゃうよ?」と心の中で思いながらシュラフの中で化石状態。
もうだるい。でも動けと言われる。だるい。無視して寝る。
昼になってどうにか動こうと思う。近くのピークへ高度順応。
昼食は日本食でおかゆとみそ汁と野菜炒め、申し訳ないのでなんとか食べてみる。
キットカットが日本でもなじみのある味でなんとか食べれる。プリングルスももらいなんとかいける。夕食はそうめんチャンプルー的なのとトマトスープ。トマトスープごめん。。。。
ここでDendiガイドはいったん下山。多分ロブチェピークは無理だとおもったんだろうな。
ピークアタックの日にとりつきで合流とのことだったが、私はここで諦め確定した。
相方はまだ登れると思っている様子だ、予備日ゼロ高度順応中途半端な状態でベストな状態とは言えないだろう。相方は体調回復に向かっていたが私はようやく回復傾向だ。まだ未体験の標高へ挑むのには万全な体制とはいいがたい。

フォトギャラリー

ネパールは自由な犬が多い

アマダブラム

休憩は多めにとります

うふ

途中のカフェやロッジ

太陽光でお湯を沸かす

壁画

とうとう手を引かれて

晴れているうちに到着

シェルパシチュー

午後はすぐ天気悪くなります

じゃがいもは埋めて保存してある

大蔵ガイドのパーティーの様子

ガス

寒い4500mくらい

日本の味を作ってくれた

体調よくないけど高度順応

寝てると怒られます

気分転換

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