おとな女子登山部レポート難攻不落の平ヶ岳(群馬県・新潟県)

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投稿者
あやや(おとな女子登山部)
日程
2019年09月10日 (火)~2019年09月10日 (火)
メンバー
グランフロント大阪店:森松、山﨑
天候
晴れ
コースタイム
鷹ノ巣登山口(120)下台倉山(200)池ノ岳(25)平ケ岳(50)玉子石(45)池ノ岳(240)鷹ノ巣登山口
コース状況
・鷹巣登山口には無料駐車スペース有。
・環境保全の為、幕営は禁止です。
・下台倉山までの痩せ尾根部分はやや注意が必要。
・池ノ岳付近の水場は使用可。個人差がありますが水分は3L程度必要です。
・コースタイムが長いので早出を心掛けましょう。概ね4:00~5:00が平均出発タイムのようです。
《お手洗い情報》
・鷹ノ巣登山口(バイオトイレ簡易/ペーパー有)
・道中にはありませんので必ず携帯トイレを持参して下さい。
難易度
Google Map

感想コメント

当初北アルプス方面へテント泊の予定でしたが、台風15号の影響で急きょルートを変更しました。
折角取れた3日間の休み、どうせなら遠出しようと言う事で日本百名山の中でも「日帰り登山の最難関」との呼び声も高い平ヶ岳に行って来ました。
新潟県側は阿賀野川の支流只見川の流域、群馬県側は利根川の源流地帯で、日本の中央分水嶺にもなっています。

登山道のコースタイムは往復約11時間半。また関西からの移動時間は約9時間。
これが攻めるのには容易でない所以。
山自体は日帰りですが1日目と3日目は移動日に費やしました。

鷹巣(平ヶ岳)登山口~下台倉山~台倉山~池ノ岳を経て平ヶ岳山頂に至るのが正規ルートですが、
約半分程度の所要時間で登頂可能な中ノ岐登山(通称プリンス)ルートもあります。
ただし、使用には銀山平の宿に宿泊することが必須で宿泊には予約が必要です。

前日は登山口に一番近い清四郎小屋さんで宿泊しました。
毎年5月下旬~10月末まで営業している山小屋で、宿泊の他キャンプ場利用も可能です。
チェックインぎりぎりの時間に到着したので素泊まりとしました。
自家製のお蕎麦が有名のようですので早く到着する場合は楽しんでみても良いかと思います。

決戦当日は4時起床、駐車場には7台ほどが既に停車しておりました。
登山口にあるポストに登山届を出してから長い1日がスタートです。

まだ暗い中、杉の樹林帯をヘッドランプを頼りに登ります。
下台倉山まではややヤセ尾根が続きますので慎重に。
ここまで一気に750mほど高度を上げました。

最初から尾根歩きが続きますので、地形を実感しながら歩くことが出来、個人的には楽しく登れました。
時折垂直に近い鎖やロープの付いた箇所がありますので、トレッキングポールの扱いがやや面倒でした。

台倉山までは尾瀬・燧ケ岳方面の眺望が良いのですが、早朝のうちはまだ雲の中でした。
コースは全体的に登りですが、フラットな場所が出てきたタイミングで適宜休憩を入れながら進みました。

台倉山からすぐの台倉清水、続く白沢清水ですが、水たまりになっておりほぼ枯れていました。
この辺りで森林限界(標高1,700m地点ですが緯度が高い為)を迎えます。
コース消化は約半分といった所で、緩やかな登りがまだまだ続きます。

池ノ岳手前から再び急登が続きますが、姫ノ池が出てくればあとはなだらかな斜面です。
山頂の南側は傾斜が急ですが、北側はのっぺりしており、高層湿原が発達しています。
周辺は草原で池塘保護のため木道が整備されていました。
山頂よりもこの付近の景色の方が良いです。

三角点のある山頂はとても地味で、やや西側に最高地点(2,141m)があるので、一応そちらまで行きました。
時期的に夏の高山植物は既に終わりを告げてており、黄金色に染まり始めた草紅葉は秋の気配を感じさせてくれました。(紅葉の見頃は9月中旬~下旬頃。)

ひとまずピークを踏めたことでまた元気が沸いてきた一同はお待ちかねの玉子石に向かいます。
再び姫ノ池まで戻り、だだっぴろい草原の中にある木道を歩き灌木の中を過ぎれば玉子石に到着。

ここからの風景はまるで大きなテーブルのような平ヶ岳の全貌が確認出来、また玉子石と奥の池塘の風景は
正直パッとしなかった山頂の景色よりも見応えがあります。
プラス1時間のコースタイムにはなりますがお立ち寄り頂くことを強くお勧めいたします!!

のんびりしたいところですが、帰りの時間も気になるところ。
皆さん口をそろえてコメントされていますが、下りがしんどいですね。
私はゴンテックスのテーピング、他の同行者はサポートタイツを使用、全員ダブルストックを駆使しましたが、それでも登山口に帰って来た時間は16時過ぎで、足めっちゃ疲れました。

帰ってからスマホで確認すると万歩計の数は45,000歩、上がった階数およそ405階、距離にして22キロ程。よう動きました。
くたくたな中、もう一つの難関、奥只見のぐねぐねシルバーラインを運転して下さったMさん本当にありがとうございます。

下山後は温泉とイワナが名物の『湖山荘』さんへ。
お料理も美味しく、お部屋も豪華でおすすめです。パタリと眠れると思いきや、まだ登頂の達成感から興奮冷めやらずなかなか眠れなかったです。

翌日は八海山酒蔵が経営するショップ、千年こうじやさんに赴きたんまりお土産を買って帰路に着きました。
おいそれとはなかなか行けませんが、懐の深い日本の山に感動しましたし、山の魅力は標高だけではないと改めて感じた山旅になりました。ただし、次は20年後くらいでお願いしたい山です(^_^.)
同行者の皆様、遠路ありがとうございました。

■本日の服装
上:ミレー・ドライナミックメッシュ ウール長袖(150ウェイト)
下:春夏用パンツ

■気温
終始22℃前後

■消費水分、行動食
水2.2L  
パン×3 おにぎり×2 お団子等の行動食

フォトギャラリー

やりきったそれぞれの笑顔

5:00出発

取りあえず登る

登る登る

ハイペースで汗かきまくり

ジェイコブズ・ラダー

まだ1/3くらいしか登ってない

奥深い景色

滑りやすい木道

白沢清水は枯れています

名物の笹団子が行動食

姫ヶ池

頂上まであと少し

玉子石に向かいます

これが見たかったんです

摩訶不思議な形にどっひゃ~ポーズ(古)

ジャパニーズテーブルマウンテン

来た甲斐がありました

帰りも慎重に。だいぶ膝にキました。

本当にお疲れ様でした

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