おとな女子登山部レポート晩夏・尾瀬ハイキング
- 投稿者
- あやや(おとな女子登山部)
- 日程
- 2019年08月24日 (土)~2019年08月25日 (日)
- メンバー
- その他1名
- 天候
- 曇りのち晴れ
- コースタイム
- 1日目
大清水(140)三瓶峠(20)長蔵小屋泊
2日目
長蔵小屋(60)沼尻休憩所(100)下田代十字路(35)竜宮小屋十字路(40)牛首分岐(50)山の鼻(80)鳩待峠
- コース状況
- ・非常に整備されており問題なし。
・木道がほとんどなので歩きやすいロー~ミッドカットの靴が望ましい。
・トイレチップが必要です。
・早朝夕方以降などに行動する際は特に熊鈴必須です。
«お手洗い情報»
・各登山口、各小屋(水洗/ペーパー有/協力金100円~200円)
- 難易度
-
感想コメント
6年振りに尾瀬に行って来ました。
珍しくピークハントをしないハイキングです。
■1日目
前泊して朝一番のバスタ新宿から尾瀬号に乗り込みます。私達以外の方は途中の戸倉で下車された為、しばらく貸切でした。11時過ぎに終点の大清水に到着。
大清水~一之瀬まではシャトルバスが30分おきに走っています。コースタイムが3時間程度なので足慣らしに歩く事に。
ルートは樹林帯から沢沿いへと変化していきますが、どちらも涼しくて快適です。
標高差も600mないくらいでゆるやかな登りですので汗をかくほどではありませんでした。
気温は22℃。東京と比べて日中は5℃、朝晩は10℃ほど低いそうです。まさに避暑地。
いつもは着ない半袖・ハーフパンツですが、ゆるハイには丁度良かったです。
尾瀬沼まで来れば今回お世話になるのは長蔵小屋さんはすぐそこ。
尾瀬沼の周りに咲く夏の花は盛りを過ぎて、徐々に秋の風景にスイッチしています。
コバギボウシ、サワギキョウ、イワショブ、ツリガネニンジン、ミヤマアキノキリンソウ等・・・。
秋の代表格、ワレモコウは秋の訪れを感じさせてくれます。
15:00にヤナギランが咲き誇る長蔵小屋にチェックイン。電話で問い合わせの際は相部屋と言われていたのですが、個室を頂けました。(空きがあれば基本的に2名以上は個室にして頂けるようです。)
晩ごはんの後は、希望すればミニプラネタリウムも見れるようで、花あり、星ありと濃密な山時間を過ごす事が出来ました。
■2日目
昨日以上に晴天に恵まれた日曜日。
個室だったのでゆっくり眠ることが出来、朝ごはんもペロリ、ごはんもおかわりしました。
本日は距離18.5キロ、コースタイム5時間20分ほどの水平移動です。
まずは尾瀬沼を反時計回りに歩き、長蔵小屋の対岸にある沼尻休憩所に立ち寄ります。
2015年に火災により焼失したそうですが、2018年7月より営業が再開されました。
お洒落なパラソルの下、風の通り抜けるベンチから見える尾瀬沼のパノラマ。
ここで飲むコーヒーは「スタバにも負けてはいない!!」とご主人。
メニューにもクレープがあったりと今ドキな感じです。お手洗いも非常に綺麗。水洗でペーパーもあるので安心です。(200円/1回。)
バスの乗り入れが多い鳩待峠方面からの登山客は多いものの、朝早くの尾瀬沼周辺は宿泊客のみといった感じで、じっくり尾瀬の風景を収めることが出来ました。
喧騒もなく、静かでのんびりした時間と、どこを歩いても美しい尾瀬に心身ともに癒されました。
はるかに続く木道は鼻歌を歌いたくなるほど。
グリーンの絨毯は所々やや赤みを帯びてきてそろそろ草紅葉の準備中です。
風もなく、淀みない川面に映る青空や逆さ燧ケ岳も、まるでアートのようでした。
尾瀬の美しさは木道の美しさと言い換えても過言ではありません。
尾瀬は国定公園であり、木道の設置・更新工事は福島県域では福島県、群馬県域では群馬県東京電力、新潟県域では東京電力によって行われているんだそう。
最近は水分に強いカラマツ材が主流。10年前後で更新が必要であるため日々修復工事がされています。登山客が気持ちよく歩けるのも日々の整備があるからこそ。感謝感謝です。
山の鼻でランチタイム。一番最初に見えた小屋で食べましたが、周辺には以前なかったお洒落なカフェのようなメニューがあったりして、好みのランチを楽しめそうな雰囲気でした。
帰りのバスがなければもっともっとゆっくりと歩いていたかったです。
関東方面からは日帰り出来て羨ましいです。
■今回の服装
上:ファイントラック・スキンメッシュ 半袖T
下:オールシーズン用タイツ ハーフパンツ
■気温
8/24 終始22℃前後
8/25 12:30 山の鼻(20℃)