おとな女子登山部レポート梅雨入り前に 秀麗富岳十二景 雁ヶ腹摺山
- 投稿者
- るんちゃん(おとな女子登山部)
- 日程
- 2023年06月08日 (木)~2023年06月08日 (木)
- メンバー
- 友人一名
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 大峠(45分)シオジの森分岐(10分)大樺ノ頭取付き(40分)大樺ノ頭(40分)雁ヶ腹摺山(30分)姥子山(50分)雁ヶ腹摺山(30分)大峠
- コース状況
- ・駐車場5台ほど。ペーパー付トイレあり。
・ゲートから車道を少し歩いた右手に、道標とシオジの森へ北に進む登山道が延びてます。
・姨子山山頂は岩場で展望良いです。
・シオジの森へは大樺ノ頭を西から巻く道をたどります。アップダウンはないものの道幅は狭く、左の沢に滑落しないよう注意が必要です。3回くらい渡渉あり。
・大樺ノ頭までは破線ルートですがテープもあり踏み跡もはっきりしています。雁ヶ腹摺山の登り同様、急登の尾根道です。
- 難易度
感想コメント
梅雨入り直前にトレーニングを兼ねハイキングに行ってきました。山頂から美しい富士山を眺めることができる山梨県大月市周辺の山々は、秀麗富岳十二景と称えられています。電車バスでアプローチできる山がほとんどながら、中には今回のように車でしかアクセスできない場所もあります。アクセスしやすい上、ご褒美に富士山も見れるならトレーニングはもってこいです。コンプリートを目標に、少しずつ登り進めていこうと考えています。
大峠から最短で雁ヶ腹摺山に行く道もありますが、長く歩きたかったので今回は敢えて北から南下するコースを選択。シオジの森までは歩きにくいトラバースを慎重に進み、尾根にぶつかったら一気に上を目指しました。樹林帯なので日焼けの心配はありませんが、時々急になる登り坂では腑抜けた足腰になんとか頑張ってもらいました。
バランス良く歩くために新調したスポルティバのTX5は、ローカットながら抜群の安定性。軽いのに剛性がしっかりしていて、滑りやすい道も安心です。スポルティバは今まで専らハイカットでしたが、ローもバランスが取りやすく愛着が湧きました。そんなシューズでたどり着いた山頂、残念ながら富士山は雲の中でした。
雁が腹を摺ると書いて雁ヶ腹摺山(がんがはらすりやま)。難解な読み方ですがそのいわれは文字通り、渡り鳥の雁が腹を摺るように飛び立った光景から名付けられたようです。遠くから見ると山頂部は台形なので、雁の滑走路のように見えなくもない。他にも笹子腹摺山や長い名前で有名な牛奥ノ腹摺山もあるので、ぜひとも雁が飛んでいる所を見てみたいです。
雁ヶ腹摺山から下ると姥子山。十二景の一番として腹摺山と連名されています。距離が近いといっても腹摺山からはだいぶ下ります。やれやれここをまた登るのか。やる気が削がれそうなほど下って道路を横断し岩場をよじ登ると姥子山。展望はかなり開けてましたが富士山は雲の中、代わりにサラサドウダンが見頃でした。
しっかり休憩して登り返しに備えます。甘いものをたくさん食べたのでなんとかコースタイムの半分で帰ってこれました。ここまで休憩含め6時間ちょっと。充実の山行となりました。
過去にツアーで登った高川山、百蔵山と合わせて今回で三つ目の山頂でした。まだまだ先は長いですが、四季折々のきれいな富士山を楽しみながら登頂したいです。
今回はウエアにフォックスファイヤーのスコーロン素材のカットソーを着用しました。虫に好かれやすい私も、これのおかげか無事に刺されず済みました。さらっとした着心地で汗がすぐ乾くので、この時期おすすめです。裾のコンビカラーが重ね着してるように見えておしゃれです。インナーにはファイントラックのベーシックで濡れ戻りを防ぎました。
【着用アイテム】
▪️Foxfire/SCクルー
▪️finetrack/ドライレイヤーベーシック
▪️LaSportiva/TX5ローGTX Women