おとな女子登山部レポート熊野古道(大雲取越コース)
- 投稿者
- あやや(おとな女子登山部)
- 日程
- 2013年10月21日 (月)~2013年10月21日 (月)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 熊野那智大社~登立茶屋跡(60)~船見茶屋(40)~地蔵茶屋(60)~石倉峠(20)~越前峠(30)~楠の久保旅籠跡(50)~円座石(25)~小口(15)
- コース状況
- 前日の雨で、石がとても滑りやすくなっていました。
公共交通機関を利用する場合、ゴールの小口では夕方1本しかバスがないので
時間に余裕を持って歩行して下さい。
- 難易度
感想コメント
おとな女子一人旅。
公共交通機関で、一人で行ける場所を選んでみました。
熊野古道は、京都と紀伊山地の霊場を繋ぐ参拝道です。
中でも中辺路(なかへち)と呼ばれるルートがメインルートです。
今回はその中の
■大門坂コース 大門坂~熊野那智大社
歩行距離2.7キロ
■大雲取越 熊野那智大社~小口
歩行距離14.5キロ
をチョイスしました。
紀伊勝浦に前泊してバスで大門坂まで移動。
熊野那智大社までは、約2.5キロの石畳の階段を登ります。
境内に入るとみかんのいい香り~★
さすが和歌山です。
途中、お土産屋のおばちゃんに「荷物預かるよ~」と言われましたが
預かられると困ります。汗
那智の滝・熊野那智大社・青岸渡寺を参拝して、敷地内にある登山道から山麓に入ります。
いきなり石段が続きますが、まだまだ元気に登れます!
途中、船見茶屋跡から見る熊野灘は絶景でした。
地形の美しさと、海と空の蒼を長い時間見飽きることなく眺めることができました。
道中は、熊野古道では一番険しいとされています。
標高800m前後の3つの峠をアップダウンを繰り返しながら歩きます。
世界遺産だし、人もいるだろうと思っていましたが、実際すれ違う人はほぼおらず
2.3人外国人を見かけただけです。
ただ、その分静かに熊野古道の世界に没頭できて、だんだん厳かな気持ちになっていくのです!
苔生した石仏をも神々しい。。。とか言ってみたり。
最後に有名な円座石(わろうだい)を見ることができます。
円座は、いわば座布団のようなもの。
そこに熊野三山の神々が集まって談笑した場所なんだそうです。
神様も井戸端会議みたいなことすると思うと、面白いですね。
今回は、ゴールの小口からバスで新宮という場所まで移動し宿泊。
小口で一泊し、翌日小雲取越コースを歩くのもいいと思います★