初めての積丹の沢・熊追山下二股川

投稿者
小山田 隆博
日程
2014年07月09日 (水)~
メンバー
小山田(サッポロファクトリー店)
枝中(GRAVITY RESEARCH SAPPORO)
中川(GRAVITY RESEARCH SAPPORO)
天候
曇り時々晴れ
コースタイム
林道終点(1時間45分)入渓ポイント(3時間半)620m二股(30分)下山林道跡(3時間)林道終点
コース状況
道道998号線から僅か1キロほどでケードがあり、ここから入渓地点まで2時間近くの林道歩きとなります。
 沢自体は入渓してすぐの2段40m滝が核心です。残置支点が有り、水流左手にロープを伸ばします。その後は小振りな滝やナメ滝がコンスタントに出てきます。水流は小さいですが、最後まで飽きることなく遡行できます。
 620m二股を左に入り、しばらくすると、林道跡に出てそこで溯行終了です。林道跡は右岸尾根沿いについており、踏み跡も所々不明瞭ですがありますので迷うことはないと思います。積丹の沢は滑りやすいと言いますが、確かにこの沢も少し滑りやすかったと思います。
難易度
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感想コメント

 今回は初めて積丹の沢に行ってきました。短い流程ながらも迫力あるF140mをはじめ、ナメ滝や釜を持った滝など、非常に内容の濃い渓相の沢でした。天気は曇りでしたが、気温は高く、積極的に水に浸かり、時には泳ぎと楽しく遡行しました。最後は頂上ではなく林道跡に出るのが、やや興醒めで残念。時間に余裕があれば往復ピストンでも良いかもしれません。積丹山塊にはほかにも魅力的な沢がいくつかあるので近いうちにまた訪れるつもりです。

フォトギャラリー

入渓してすぐのF1。迫力ありました!胸まで浸かって取り付き、右岸岩壁を直上しました。

今回は前夜仕事が終わってから移動して林道終点で前泊しました。

途中から荒れ放題の林道。

2時間ほど歩いて入渓。しばらくは広い川原で現在地が分かりにくいです。

すぐに出くわすF1。

F1の上から滝が連続します。

雪渓も残ってました。積丹山塊は標高は低いけど豪雪地帯です。

斜度はそんなにないので快適に登っていけます

釜を持った滝は・・・

泳いで取り付く!

小さいけど綺麗な沢でした。

沢が屈曲するごとに滝が出てきます

F720m斜瀑。

ここは枝中さんがリードしてくれました。

上流は巨岩帯。

ここも気合を入れれば中をいけると思います。

620m二前後から渓相は一気に穏やかに。

最後は鉄管が入った林道跡で終了。

林道跡はこんな感じですが、踏み跡ははっきりしています

林道跡はなんとイチゴの群生が至るところに!そして熊糞も!

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