四国遠征① 徳島県 剣山(1955m) ~太郎笈の別名を持つ西日本及び四国第二の高峰~
- 投稿者
- 酒井 健
- 日程
- 2014年09月16日 (火)~
- メンバー
- 福岡パルコ店 酒井
- 天候
- 曇り時々晴れ
- コースタイム
- 登山口<35分>にしじま(リフト下車駅)<35分>剣山山頂<15分>大剣神社<25分>にしじま<30分>登山口
- コース状況
- 危険な所もなく道標もしっかりしているので問題ないと思います。リフトを使用する場合は時間に注意。
- 難易度
-
感想コメント
仕事が終わり即効帰宅。お腹にお弁当を、車に山道具と布団を突っ込んでいざ出発。これから長い運転だ。ようやく叶った今回の目的地は四国。目的は当然うどん。間違えた。山です。そう四国には日本百名山が2座あり、今回は通常ルートでどちらも登頂することが目的。決してうどん屋のハシゴのついでに登るのではない。
ひたすら山陽道を走り福山SAで限界がきた。翌日、倉敷JCTから瀬戸中央自動車道(いわゆる瀬戸大橋)方面に進路をとり、四国に入る。高松自動車道川之江JCTで徳島自動車道に入り美馬ICでようやく高速終了。国道438号線(剣山ドライブウェイ)を南下すると登山口である“見ノ越パーキング”に着いた。いや~高速降りてからも長い。もう軽く疲労困憊ともれなく腰痛い。
トイレを済ませ、準備をして12時20分出発。“剣山登山口”の標柱に従って階段を登り、剣神社でお参り。左側にある簡易宿泊所の横から登山開始。緩やかな登りを、ゆっくりと上がっていく。天気も良くとても気持ちがいい。徐々に辺りが笹になり視界が開けてくると“西島駅”に着く。ここは剣山リフトがあり、駐車場の“見ノ越”から“西島”間を約15分で上がることができるのだ。
山頂までのコースが幾つかあり、登りは“尾根道”を選択。リフト乗り場の横から登っていく。道は整備されていてとても歩き易く、見上げると頂上ヒュッテの青い屋根が確認できる。“刀掛の松”を過ぎ、階段状になっている登山道を登ると下から見えていた“剣山頂上ヒュッテ”に着いた。
登り始めより、風が強まりだいぶ雲も多くなってきた。山頂まではほとんど平坦で、設置されている木道を進むと“剣山(1955m)”山頂に着く。山頂からは登山道が次の山に向かっている。地図で確認すると“次郎笈(ジロウキュウ)”という山。標高1930m。高さはほぼ変わらない。(後で知ったことだが、剣山のポスターはこの次郎笈側から撮影しているのだ。その方がより“山”という風に映る)
今度は次郎笈方面から登ってみようと話しているうちに、山頂がガスってきた。風も強く肌寒い。ウィンドブレーカーを着て、ヒュッテに戻った。
ヒュッテで休憩。あめゆを注文。初めて飲んだがこれは美味しい。水飴をお湯で溶かしておろし生姜を加えたものらしいが、体が温まる。手拭とバッジを買って、外のベンチで腹ごしらえ。本来ならば景色が堪能できるのだろうが残念。次回のお楽しみということで、下山開始。
登ってきた道を少し下ってから“大剣神社”方面に向かう。大剣神社から90mほど下ると、“名水百選剣山御神水(ツルギサンオシキミズ)”がある。石灰岩質でミネラル分を多く含み長期間腐らず病気や若返りの水として有名だとか。物凄い勢いでナルゲンを空にした嫁が汲んだことは言うまでもない。
道なりに進むと“西島駅”に着き、登ってきた道を見ノ越駐車場まで下った。
さて明日は石槌山。うどんとお風呂と寝床を考えながら愛媛県に向かうべく見ノ越駐車場を出発した。
四国遠征②に続く・・・