白山(2702m)~久々の雪を踏みしめて~

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年11月05日 (水)~2014年11月05日 (水)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
別当出合(60分)別当坂分岐(60分)殿ヶ池避難小屋(55分)黒ボコ岩(35分)室堂(45分)御前峰(30分)室堂(75分)甚之助避難小屋付近(70分)別当出合
コース状況
観光新道は1800m付近より雪を踏むようになります、蛇塚から黒ボコ岩まではくるぶしぐらいの雪の量弥陀ヶ原は木道が出ています、五葉坂は日陰の部分は凍っているので早朝ならばアイゼンが必要です。室堂から御前峰までは高天ヶ原より上部は凍っている箇所が多く、風も強い。砂防新道は十二曲り付近の階段、谷をトラバースするあたりが凍っています、南竜との分岐、甚之助避難小屋、中飯場まで雪がほどほど残っていました。
難易度
Google Map

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  • おとな女子登山部

感想コメント

11月2日、3日の荒天により降った雪が消えない内に白山を歩きたいと思い、この秋一番の冷え込みのこの日に出掛けてみました。予想以上に雪が残っていました。約5ヶ月ぶりの雪、やっぱりこの軽い雪を踏みしめた感覚はいいですね、いよいよシーズンイン!といった感じでわくわくします。
さてコースに話を戻しますと観光新道では殿ヶ池避難小屋手前の鞍部付近から雪の上を歩くことになり、踏みあと、階段等も凍っているので要注意です。小屋の工事をされている方の話では今日のほうが締まっていて歩きやすいとのことでした。弥陀ヶ原より上部は更に雪が増えます、五葉坂は凍結している箇所が多く登りのみならず下りも要注意です、早い時間帯に通過される方、凍った箇所が苦手な方は積極的にアイゼンを使用したほうが安全です。室堂から山頂までは風も強くなり、体感的な寒さ、冷たさは別ものとなりますので防風性が高く保温性のあるグローブ、耳を覆う帽子は必携です。この日山頂から絶景を楽しむことが出来ました。下りの砂防新道は出だしの十二曲りの階段も凍っており慎重に足場を選んで歩きます、南竜との分岐まではこういう状況が続きます、甚之助避難小屋付近から中飯場までも雪に覆われている箇所が多いので油断せずに歩きます。
 秋から冬への季節の移り変わりを一足早く実感できた快晴の一日。鼻から吸い込む冷たい空気、踏みしめるとキュッとなる新雪、厳しくも、楽しい季節の幕開けですね。

フォトギャラリー

白山御前峰と剱岳、立山連峰

観光新道から 上部に雪がついているのが見えます

別当坂分岐 ここに通じる急登の階段も所々凍っていまいした

尾根の北側にはより多くの雪が残っています

白山釈迦岳 薄っすら沢筋などに雪が見えます

観光新道後半の殿ヶ池避難小屋付近にも雪

1950m付近の鞍部から殿ヶ池避難小屋続く道

殿ヶ池避難小屋 手前の日陰になっている池も雪に覆われています

蛇塚 このあたりは踏みあと以外は雪が軽い状態

黒ボコ岩と別山

快晴の空に映える真っ白な御前峰

静寂に包まれた室堂

御前峰と大汝峰 風が強い

エビのしっぽに覆われた標柱と白い奥ノ宮

別山も雪に覆われています

山頂から室堂までの登山道が一番積雪が多かった

十二曲りの階段も凍っています

踏みあとも所々凍っているのでこういう箇所では要注意です

旧甚之助避難小屋跡 ベンチにも雪

中飯場に近いところまで雪がありました

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