八ヶ岳 天狗岳へ 

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2011年08月24日 (水)~2011年08月25日 (木)
メンバー
天候
晴れ時々雨 雨のち曇り
コースタイム
1日目 稲子湯-(110分)-しらびそ小屋-(80分)-中山峠-(5分)-黒百合ヒュッテ
2日目 黒百合ヒュッテ-(90分)東天狗-(15分)-西天狗-(15分)-東天狗-(80分)黒百合ヒュッテ-(45分)-分岐-(20分)分岐-(40分)-渋の湯
コース状況
標識や赤布がたくさんあるので、道はとても分かりやすいです。
稲子湯からしらびそ小屋までは、沢沿いに歩くので涼やか。
中山峠への最後の登りは急坂で、鎖が用意されています。
中山峠を通っての天狗岳への道は、雨の影響で水溜り&ぬかるみ地獄。
岩場ではマーキングを見落とさないように!
東天狗から天狗の奥庭を通っての下りは、岩だらけですので慎重に。
黒百合ヒュッテから渋の湯までの道も、苔むした岩だらけです。
滑らないように気をつけてください!
難易度
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

今回は、はじめての単独に挑戦しました。
道迷いが何より心配でしたので、道しるべが豊富で
一度登ったことのある天狗岳をチョイス。
去年訪れたときは、西天狗岳をカットしてしまったので
そのリベンジも兼ねてです。

登り出しは、ずっと行ってみたかったしらびそ小屋を通る稲子湯から。
この小屋の厚切りトーストが食べたくて!
一日目は、黒百合ヒュッテまで行くだけなので、
小屋では随分のんびりとしてしまいました。
トースト、美味しかったです★

「中山峠への最後の登りが急だよ。」と小屋にいたおじさんに
教わってはいましたが、あんまりにも急なので驚きました。
鎖が二箇所用意されています。
峠を越えれば、黒百合までもう少し。

この日の幕営客は、わたし一人。
小屋には団体の方たちがわらわらと。
わたしはここの小屋がとても好きなので、
しばらく缶ビール片手に、小屋の中で寛がせていただきました。
生ビールの看板に心が揺れたけれど、ここは缶で我慢。

ひとりで来ていると、たくさんの方に声をかけていただけますね。
こういった、他の登山客とのお喋りも単独の楽しさのひとつです。

夜の天気は荒れ模様。風の音や、フライを打つ雨音が少しこわい。
明日の朝は晴れますようにと、20時頃就寝です。

翌朝、6時頃まで降り続けていた雨は上がり、
なんとかピークまで行けました。
雨の影響でぬかるみと水溜りに、少し苦戦しましたが、
岩は濡れておらず、岩好きには楽しいルートです。

ピークに着いた頃には霧もはれ、360度の展望。
そして、東も西もピークを独り占め。
ふたつを繋ぐコルは走り出したくなる道です。

登りは中山峠からの道を選んだので、
下りは天狗の奥庭を通っていきました。
ここも岩場がずっと続き、思ったより時間がかかりました。
黒百合から渋の湯まではなだらかな下りですが、
ここも岩だらけの道です。
そして、水が流れる音が聞こえてくれば、ゴールはすぐそこ。
締めは、温泉とビールで♪

はじめての単独山行、はじめは不安もありましたが、想像以上に楽しかったです!
テントの中の匂いとか明かりとか、自由気ままな夕方の時間とか。
汗をだらだらかきながら、一歩一歩高度を上げていく感覚も。
仲間と登る時とは違った楽しさ、病み付きになりそうです!

フォトギャラリー

小海駅 はじめて乗った小海線は、のどかな列車でした。

駅前に居た小人たち。可愛い♪

トンボが沢山飛んでいました。秋の気配。

昔使われていたトロッコのレールを辿って小屋を目指します。

這ってゆくことを決意。

恐竜みたいな形に朽ちた木。

しらびそ小屋。ずっと訪れてみたかった。

名物!?厚切りトースト!これを食べるって決めてたんです★★★

リスのための向日葵の種。残念ながら出会えませんでした。

美しいみどり池。眺めながらのランチもいいですね。

この鎖を越えれば中山峠!標識がチラッと見えていますね。

幕営はわたし一人。新品のエアライズ2にウキウキ♪幕営料1000円。

夜ご飯はマルタイの棒ラーメン。たまごのせ★

闇に浮かぶエアライズ。ハイマウントのランタン&トーチ、明るい!

西天狗岳。雲の切れ間に青空が!今のうちに行かねば!

東天狗岳。東と西を伝う道が好き。

西から戻ってきて振り返ったら、より一層青空が増してました。

きのこ1

きのこ2

きのこ3 きのこに詳しくなりたい・・・

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