西表島・ピナイサーラの滝
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2011年05月20日 (金)~2011年05月20日 (金)
- メンバー
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 船浦橋の東端(13:15)-ピナイ川入り口(14:10)-草原(14:20)-ピナイサーラ滝下(14:55)-ピナイサーラ滝上(15:40)-船浦湾(16:40)
- コース状況
- 船浦湾を突っ切っていく為、潮の引いている干潮時をねらって行きます。
2011年5月20日の干潮時間は15:35で潮位は9cm。早すぎても行けないし、遅くなると泳いで帰らなければなりません!
大潮(満月&新月)の日が一番干満の差が大きいです。予定を立てる時に要チェックしてください。
道の殆んどが、ぬかるんでいたり水浸しなので、足回りは沢シューズ、ヒルよけのために沢スパッツ必携。
また、南国特有の動植物からの危険回避&観察のためにも軍手があると便利です。
ルート自体は良く踏まれているので道に迷うことはないでしょう。
- 難易度
-
感想コメント
今年の沖縄は梅雨入りが早く、あいにくの曇り空、、、、。
干潮の時間を待って、バスで船浦湾へ。事前に運転手さんに言っておけば降りたい場所で降ろしてくれます。船浦橋の東端で下車し、すっかり干上がった船浦湾に突撃ーー!そこにはミナミコメツキガニの大群が!!じっくり観察したくても、人が来るとすぐに泥に潜ってしまいます。強制的に穴を掘って捕まえたりしました。
肝心のルートは、ピナイ川を遡るように付いています。まずは、ピナイ川の河口を探します。
情報では河口にはマングローブの木に浮きの目印があるとのこと、、、。干潟の東から西へずーと歩いたら河口らしき場所にでました。すると目印の浮きを発見!安心して進みます。(意外と分かりづらいので注意)
目を下にむけると尋常じゃない数のキバニナ(黄色い葉っぱが大好きな巻貝)が。超巨大なシジミ(シレナシジミ)もいます。
マングローブの林を抜けるといったん広々とした草原に出ます。そしてアダンのジャングルへ。今にもセマルハコガメが出てきそうな雰囲気です。と思ったらいました!嬉しい!
水溜りのいたるところにトビハゼがいます。踏みつけないよう注意しましょう。
初めはピナイ川の右岸を行きます。しばらく行ったら左岸へ渡るポイントが。ここまでくればピナイサーラの滝まであと少しです。
自然の石の階段を登ると白ヒゲのような滝が見えます。なかなか見事。
ここでしばらくマイナスイオンを浴びたら、お次は滝の上へ。
今来た道をもどり分岐を左へ。ここで再びセマルハコガメに遭遇!!カワイイ!!やっぱり南国はちがうなーと思っていたら今度はキノボリトカゲに遭遇!!カァワイーイィ!!
最後にロープのついた坂を登ったら滝の上に到着。滝上からはジャングルが一望です。海も見えます。
はしゃいで滝下に落ちないように気をつけましょう。
雨も降りそうだし、潮も満ちたら帰れなくなるのでサッサと切り上げます。今来た道を戻り、再び船浦湾へ。するとさっきよりも干上がっていました。セーフ。
地面には小さな砂団子がたっくさん!ミナミコメツキガニの食べカスです。よく見たら干潟中砂団子だらけ。ミナミコメツキガニ・・・・・、どんだけいるんでしょうか。この自然がいつまでも残っていて欲しいものです。