三浦半島 森戸川源流エリア・二子山 ~地図読み訓練に行く。~

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投稿者
大島
日程
2018年05月18日 (金)~2018年05月18日 (金)
メンバー
バイトO
天候
晴れのちくもり
コースタイム
京急田浦(30分)三浦アルプス港ヶ丘口(60分)中の沢分岐(40分)南中峠(30分)森戸川林道終点(25分)二子山(20分)南郷中(45分)新逗子駅
コース状況
森戸川源流エリアは分岐に案内が少なく道がわかりづらく迷いやすい。
森戸川林道終点から二子山直登コースはマイナーコースで踏み跡程度の藪っぽい道。
田浦廃墟群は工事が始まり変電所脇でゲートにて封鎖。立ち入り不可能。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

地図読み訓練に三浦森戸川源流エリアへ出掛けてきました。

里山・低山では尾根や谷が細かく また、見通しもきかないため地形が読みづらく迷いやすい場所が自然と多くなります。
わずかに見える樹間からの谷の形や尾根の形を参考にしたり鉄塔などの人工物を目印にしながら現在位置や進路を見定めて行く感覚を養うにはいい場所になります。

新緑芽吹き緑深くなったこの時期では特に地形が見づらく ちょいちょいと騙されることに。
とくに谷間では入ってくる沢も尾根もほとんど見えなく難儀でした。

京急田浦駅から田浦の廃墟群を通り三浦アルプスのハイキングコースへと接続しようとしたのですが
行ってみると重機の動く音が。となりの変電所で工事でもしているのかと思ったら
廃墟群で工事が始まったようです。道を塞ぐようにゲートが作られ大きく立入禁止の文字が。

あらら。これは、いきなりの予定変更です。
ちょうど近所のおじさんが話しかけてきて尾根の挟んだ反対にあるホタルの里からの道も使えなくなっているという情報を得て
それならばと三浦アルプス港ヶ丘口へと迂回し入山。

地形を見て、現在地を確認しがら進んでいきます。
中ノ沢分岐より中ノ沢へと下って行き南中峠の分岐から南中峠と登り直し
森戸林道終点を目指します。
南中峠への目印は『なかさわ11』の消防看板がある分岐です。

朽ちかけた二つの丸太橋を過ぎると小さな沢の中を歩くように
滑り易いので注意してください。
沢から離れると藪っぽい足場の悪いトラバース道になり僅かで南中峠に到着です。

ここからは南尾根を下ります。
森戸川林道終点からは二子山直登コースを登ります。
直登コースは超マイナーコースで薮っぽい急斜面を150m程登ることになります。取付くと、踏み跡はあるものの時期的に緑が増え、大分薮っぽくなってきました。
この後、もっと薮になりハチなどに注意する必要が出てきます。

二子山の山頂には展望台があり、ちょうどその横辺りに飛び出しました。
山頂は広場上になっておりゆっくりと休憩をし、二子山下山と阿部倉山の中間あたりで分岐する南郷中学バイパスで下山し新逗子駅まで歩きました。

地図読みは、繰り返し実践し地形を読む感覚を養い、振り返り次につなげていくことで
そのスキルは上がっていくものとなり
一般登山道を歩くときでも そういった意識で見て歩くと違った楽しみも見いだせ
より山歩きの楽しみが増えて行くことだと思います。

地図読み訓練で、マイナーコースなどに入って行く際は安全登山を。

フォトギャラリー

地図読み訓練ではこういった道も出てくることが多い。

廃墟群へ続く道は完全封鎖されてしまいました。

迂回ルートで港ヶ丘口へと

FK3の場所。北尾根分岐。

南ノ沢への効果地点のコル部分。

中ノ沢の南中峠分岐。北方向には馬頭狩観音への分岐があります。

木橋。腐っていて怪しい。

二本目は渡らない方がいい。

薮っぽい沢を登って行きます。

左岸側に道が付きます。細く崩れやすく草で足元が見えづらいので注意を。

南中峠。尾根を降って行くと森戸川林道終点に出ます。

森戸川林道終点。このエリアの詳しい地図がかつては置いてあったのですが…今は置いていないみたいです。

林道終点からの直登コース取りつき。

もっとも薮っぽい。

笹藪の中に道が付いています。

山頂に到着!

横浜市内がよく見えます。南郷公園からは林道でも登ってこれるます。

広場と展望台。

桜台から新逗子駅へと最短コース。海が見えますねぇ

プリンで人気のマーロウは阿倍倉登山口や森戸川林道入り口のそばにもあります。

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