夜叉神峠から鳳凰三山 冬季小屋泊
- 投稿者
-
るんちゃん(おとな女子登山部)
- 日程
- 2025年11月20日 (木)~2025年11月21日 (金)
- メンバー
- アルピコプラザ松本駅前店 佐藤
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 【1日目】登山口(50分)夜叉神峠(90分)枝立峠(90分)苺平(30分)南御室小屋
【2日目】南御室小屋(70分)薬師岳小屋(80分)観音岳(70分)賽ノ河原(60分)観音岳(40分)薬師岳小屋(50分)南御室小屋(30分)苺平(50分)枝立峠(50分)夜叉神峠(40分)登山口
- コース状況
- ○夜叉神峠駐車場は無料、トイレ1棟あり。芦安付近の日帰りお風呂はどこも営業していませんでした。
○南御室小屋の冬季小屋には毛布や布団が置いてあります。小屋利用料は2000円、中に設置されたポストに入金します。水場も枯れていませんでした。
○薬師岳小屋にも冬季小屋がありました。毛布などは無く水場もありません。トイレは使えました。
- 難易度
-
感想コメント
冬の初めのテント泊、耐寒訓練のつもりで挑んだ鳳凰三山でしたが、あまりにも快適そうな冬季小屋の魅力に抗えず、テントを担いだまま結局不自由のないぬくぬく小屋泊をしてきました。使わなかったテントや厚手のマット類を背負っていたので、それなりの重さはありましたが、小屋でゆっくり休めたお陰で余裕のある山行ができました。
お天気は2日間とも良く、初日は白峰三山に沈む夕日と、翌日の富士山から昇るご来光を眺めることが出来ました。夜には満点の星空も堪能し、泊まりでしか味わえない醍醐味を満喫しました。
数年前に訪ねた時は曇りだったので、今回は360°の絶景が楽しめました。特に雪を被った白峰三山は圧巻で、北岳の東面が顕著に見えたのがとても印象的です。私は縦走中ずっと隣の白峰三山を眺めていました。地蔵岳が近付くと、北側の景色はさらに広がり、仙丈ヶ岳や先月登った甲斐駒ヶ岳が見えてきました。山の上から登った山を眺めるのは非常に感慨深いです。登った山が増えるほど思い出に浸って立ち止まる時間が増えてしまうので、歩くのに時間がかかります。楽しみは増えますが時間配分には気を付けねば。
積雪はほぼ無く、持参したチェーンスパイクやゲイター、オーバーグローブは使用しませんでした。使用しない装備が半分はあったので、今回は良い歩荷訓練ができました。
観音岳から地蔵岳までの日の当たらない斜面には凍結箇所があり、下る時にスリップしかけました。この時はチェーンスパイクは持っていましたが使わず仕舞い。今はスパイクよりもアイゼンが必須だと思われます。また稜線の風はかなり強いので、バラクラバやニット帽にアウターのフードを被って歩くのがおすすめです。最近はフード付きの中間着がたくさん出ていて、フードをすっぽり被ると目出帽、つまりバラクラバ代わりになるフリースが各メーカーからたくさん出ています。見た目は可愛くないですが、荷物を減らせるので重宝します。今回私はミレーのスルーウォームフーディを着用しました。同じミレーのワッフルウールフーディや、ノースフェイスのエクスペディショングリッドフリースフーディが次に狙いたいアイテムです。
そして次回こそは雪上テント泊が出来ると良いです。
【使用ウエア】
アンダー▶️ファイントラック/ドライレイヤーウォーム
ベース▶️ミレー/クータイウールクルー
ミッドレイヤー▶️ミレー/スルーウォームフーディ
パンツ▶️フォレストワードローブ/サーマルストレッチパンツ
アウター▶️ミレー/ティフォンストレッチジャケット+パンツ
【使用ギア】
バーナー▶️プリムス/ウルトラスパイダー
コッヘル▶️トランギア/TR3250.6Lケトル
シューズ▶️ダハシュタイン/スーパーフェラータ
グローブ▶️アクシーズクイン/ウールソフトシェルグローブ
指末端が冷えやすい方におすすめ。ソフトシェルなのでそのままアイゼン装着や岩を掴んだり、細かい作業も可能。ウールだけだと破れがちですが、それを補った秀逸なグローブでした。
フォトギャラリー
この記事を見た人は次の記事も見ています
- 投稿者
- るんちゃん(おとな女子登山部)
- 日程
- 2025年11月20日 (木)~2025年11月21日 (金)
- メンバー
- アルピコプラザ松本駅前店 佐藤
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 【1日目】登山口(50分)夜叉神峠(90分)枝立峠(90分)苺平(30分)南御室小屋
【2日目】南御室小屋(70分)薬師岳小屋(80分)観音岳(70分)賽ノ河原(60分)観音岳(40分)薬師岳小屋(50分)南御室小屋(30分)苺平(50分)枝立峠(50分)夜叉神峠(40分)登山口
- コース状況
- ○夜叉神峠駐車場は無料、トイレ1棟あり。芦安付近の日帰りお風呂はどこも営業していませんでした。
○南御室小屋の冬季小屋には毛布や布団が置いてあります。小屋利用料は2000円、中に設置されたポストに入金します。水場も枯れていませんでした。
○薬師岳小屋にも冬季小屋がありました。毛布などは無く水場もありません。トイレは使えました。
- 難易度
-
感想コメント
冬の初めのテント泊、耐寒訓練のつもりで挑んだ鳳凰三山でしたが、あまりにも快適そうな冬季小屋の魅力に抗えず、テントを担いだまま結局不自由のないぬくぬく小屋泊をしてきました。使わなかったテントや厚手のマット類を背負っていたので、それなりの重さはありましたが、小屋でゆっくり休めたお陰で余裕のある山行ができました。
お天気は2日間とも良く、初日は白峰三山に沈む夕日と、翌日の富士山から昇るご来光を眺めることが出来ました。夜には満点の星空も堪能し、泊まりでしか味わえない醍醐味を満喫しました。
数年前に訪ねた時は曇りだったので、今回は360°の絶景が楽しめました。特に雪を被った白峰三山は圧巻で、北岳の東面が顕著に見えたのがとても印象的です。私は縦走中ずっと隣の白峰三山を眺めていました。地蔵岳が近付くと、北側の景色はさらに広がり、仙丈ヶ岳や先月登った甲斐駒ヶ岳が見えてきました。山の上から登った山を眺めるのは非常に感慨深いです。登った山が増えるほど思い出に浸って立ち止まる時間が増えてしまうので、歩くのに時間がかかります。楽しみは増えますが時間配分には気を付けねば。
積雪はほぼ無く、持参したチェーンスパイクやゲイター、オーバーグローブは使用しませんでした。使用しない装備が半分はあったので、今回は良い歩荷訓練ができました。
観音岳から地蔵岳までの日の当たらない斜面には凍結箇所があり、下る時にスリップしかけました。この時はチェーンスパイクは持っていましたが使わず仕舞い。今はスパイクよりもアイゼンが必須だと思われます。また稜線の風はかなり強いので、バラクラバやニット帽にアウターのフードを被って歩くのがおすすめです。最近はフード付きの中間着がたくさん出ていて、フードをすっぽり被ると目出帽、つまりバラクラバ代わりになるフリースが各メーカーからたくさん出ています。見た目は可愛くないですが、荷物を減らせるので重宝します。今回私はミレーのスルーウォームフーディを着用しました。同じミレーのワッフルウールフーディや、ノースフェイスのエクスペディショングリッドフリースフーディが次に狙いたいアイテムです。
そして次回こそは雪上テント泊が出来ると良いです。
【使用ウエア】
アンダー▶️ファイントラック/ドライレイヤーウォーム
ベース▶️ミレー/クータイウールクルー
ミッドレイヤー▶️ミレー/スルーウォームフーディ
パンツ▶️フォレストワードローブ/サーマルストレッチパンツ
アウター▶️ミレー/ティフォンストレッチジャケット+パンツ
【使用ギア】
バーナー▶️プリムス/ウルトラスパイダー
コッヘル▶️トランギア/TR3250.6Lケトル
シューズ▶️ダハシュタイン/スーパーフェラータ
グローブ▶️アクシーズクイン/ウールソフトシェルグローブ
指末端が冷えやすい方におすすめ。ソフトシェルなのでそのままアイゼン装着や岩を掴んだり、細かい作業も可能。ウールだけだと破れがちですが、それを補った秀逸なグローブでした。



















