丹沢大山 唐沢川 沢登り今さらはじめました。
- 投稿者
-
大島
- 日程
- 2025年11月27日 (木)~2025年11月27日 (木)
- メンバー
- 天候
- 晴後雨/山頂は風もあり体感一桁前半だったと思う
- コースタイム
- 本厚木駅→煤ヶ谷バス停(90)物見峠(60)小唐沢橋(120)二俣・石尊沢南大山沢(60)石尊沢の二俣(30)大山の肩付近(15)大山(60)阿夫利神社→山頂駅→清滝駅(15)大山ケーブルバス停→伊勢原駅
- コース状況
- 沢登りとしては初級者、マイナーコースとしては中級者向け
・煤ヶ谷〜物見峠
三峰分岐までは歩きやすい登山道だが分岐からは崩落した沢状地形をいくつも渡る。締まりがなく緩いので注意。
・物見峠〜小唐沢橋
物見峠から三峰山方面に2歩で分岐。道標が谷向きに倒れていて見落とさないように。道はスッゴい急で細い階段。降りきると林道で高速道路になる。途中、「クマ」と書かれた岩があった。ヤメテヨネー。
・唐沢川(WW2、沢1級下)沢靴推奨。簡単な補助具程度。
かつては登山道もあったので登山靴での入渓もあるようだが渡渉が何度もあるので 沢靴のほうが効率が良い気がする。水量はあえて浸からず極力水線通しに歩いて腿位が最大くらい。滝もあるが巻ける。暖かい時期なら浸かって取りつく感じのもありました。標高620m付近に滑床が小規模だがあり、杉ノ沢(アミダクジ沢)を過ぎると水枯れになるので履き替えてしまってもいいかも。二俣手前の3つの堰は左岸から容易に巻ける。
・石尊沢(WW3、沢1級)アプローチ系靴がオススメ。補助具程度で可。
秋に2回入渓した感じではほぼ涸沢だと思える。小滝がいくつかかかるが容易。二俣を過ぎたあとの左俣にはV字ゴルジュに石棚状の滝がある。個別で換算もされるが流れがあれば一つの滝として見られるのでは?その場合、高さは25mほどになると思う。(Ⅱ+〜Ⅲ級で構成される感じです。) 脱渓は最後まで詰めると泥臭いので大山の肩に繋がる沢を使うと60mほど登るだけで登山道に出れるから楽ちん。
下山は好き好きに。大山なのでどこを歩いても歩きやすい。
グーグルマップ上にも写真が張り付けてあります。
- 難易度
-
感想コメント
なんだかんだでタイミングを逃し続けて気づけば12月目前。
ようやく2025年沢登り始めました。
沢はじめだしやさしい沢…紅葉がきれいだという大山の北側に流れる唐沢川へ行ってきました。煤ヶ谷から物見峠を目指します。三峰山と物見峠の分岐を過ぎると道は途端に人の気配がなくなり沢を渡る場所は土砂の堆積が。谷は深く急なので慎重に歩きます。物見峠からは三峰山方面に歩き出してすぐに辺室林道へ下りる道がありますので見落とさないように。かなり急な小さな尾根に階段が敷かれています。林道に出ると快適な舗装路。日陰でちょっと寒かったですが30分程で小唐沢橋に到着しました。
小唐沢橋の右岸側から靴はそのまま入り、少し上で装備を沢装備へ換装。と入ってもフェルト足袋とスパッツにレスキューセット、ヘルメットを装備した程度。入り口の感じからして登山靴でも歩けそうでしたが渡渉が面倒くさいので沢靴を選びました。出だしは日陰で寒く紅葉も終わってしまっていて淋しい感じでしたが沢の向きが北西から北東に変わると陽が入りだし葉の色づきも楽しめ暖かな遡行が楽しめました。標高620mくらいに達すると滑床が現れさらに癒しをくれました。杉ノ沢(アミダクジ沢)を過ぎると水枯れになりサクサクとゴーロ歩き。3つある堰は左岸から容易に越えて南大山沢と石尊沢の二俣に到着。
ここで靴を登山靴に履き替えました。石尊沢は以前訪れたときと同じで涸沢状態で沢登りと言うよりプチバリエーション的な沢でした。基本、ゴーロ状の沢で時々小滝があり軽快に登っていけます。二俣は左俣を選択。雨も強くなってきたのでウインドブレイカーからレインジャケットに着替えました。二俣から少しで石棚状のV字ゴルジュがあります。水流があれば一つの滝として見られそうなくらい段が詰まっていて下から上まではおおよそ25mくらいじゃないかと思います。上段にⅢ級程度が1箇所、他はそれ以下という感じで初心者は確保が良いかもしれません。標高1100m辺りで左の沢に入ると大山の肩付近まで標高差60m程で楽々脱渓出来ちゃいます✨️
登山道に出ると小降りの雨に風が加わりかなり冷え込んでいました。山頂で装備を整えていたら息が白い…!寒いわけですよねぇ……。大山に登る際にはしっかり登山装備が必要です!
下山はいつもと違う表参道?周りで下社まで。なんだか疲れたので今日はケーブルカーを使っちゃいました。文明の利器ってすごい便利です。阿夫利神社は観光の方も多く賑わっていてケーブルカーは10分間隔運転になっていました!
遅い沢はじめになってしまいましたが楽しめました!!
あと、1回くらいは行きたい……!沢はやっぱり楽しい!!!
〈今日の主な装備〉
キャラバン 沢タビinスーパーフィートブルー
キャラバン 沢スパッツ
ハリソン ウール足袋ソックス
ロックテリクス スワミベルト
SMC レスキューエイト
細引き 6ミリ×15メートル
グリベル サラマンダー
バーグハウス アルパイン30
イスカ ウェザーテックインナーバッグ45
サロモン ボナッティクロスWBジャケット(雨が本降りになるまで)
ミレー ティフォンファントムトレックジャケット(本降り後から下山まで)
ファイントラック フラッドラッシュタイツ
ファイントラック ドライレイヤーベーシック
パタゴニア キャプリーンTWフーディー(常時 でもハイクアップ時はちょっと暑かった)
シナノ トレランポール13.6NEO(下山時使用。)
地図(地形図、遡行図、ジオグラフィカ)
参考 白山書房 東京周辺の沢2000年発行
フォトギャラリー
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- 本厚木駅→煤ヶ谷バス停(90)物見峠(60)小唐沢橋(120)二俣・石尊沢南大山沢(60)石尊沢の二俣(30)大山の肩付近(15)大山(60)阿夫利神社→山頂駅→清滝駅(15)大山ケーブルバス停→伊勢原駅
- コース状況
- 沢登りとしては初級者、マイナーコースとしては中級者向け
・煤ヶ谷〜物見峠
三峰分岐までは歩きやすい登山道だが分岐からは崩落した沢状地形をいくつも渡る。締まりがなく緩いので注意。
・物見峠〜小唐沢橋
物見峠から三峰山方面に2歩で分岐。道標が谷向きに倒れていて見落とさないように。道はスッゴい急で細い階段。降りきると林道で高速道路になる。途中、「クマ」と書かれた岩があった。ヤメテヨネー。
・唐沢川(WW2、沢1級下)沢靴推奨。簡単な補助具程度。
かつては登山道もあったので登山靴での入渓もあるようだが渡渉が何度もあるので 沢靴のほうが効率が良い気がする。水量はあえて浸からず極力水線通しに歩いて腿位が最大くらい。滝もあるが巻ける。暖かい時期なら浸かって取りつく感じのもありました。標高620m付近に滑床が小規模だがあり、杉ノ沢(アミダクジ沢)を過ぎると水枯れになるので履き替えてしまってもいいかも。二俣手前の3つの堰は左岸から容易に巻ける。
・石尊沢(WW3、沢1級)アプローチ系靴がオススメ。補助具程度で可。
秋に2回入渓した感じではほぼ涸沢だと思える。小滝がいくつかかかるが容易。二俣を過ぎたあとの左俣にはV字ゴルジュに石棚状の滝がある。個別で換算もされるが流れがあれば一つの滝として見られるのでは?その場合、高さは25mほどになると思う。(Ⅱ+〜Ⅲ級で構成される感じです。) 脱渓は最後まで詰めると泥臭いので大山の肩に繋がる沢を使うと60mほど登るだけで登山道に出れるから楽ちん。
下山は好き好きに。大山なのでどこを歩いても歩きやすい。
グーグルマップ上にも写真が張り付けてあります。
- 難易度
-
感想コメント
なんだかんだでタイミングを逃し続けて気づけば12月目前。
ようやく2025年沢登り始めました。
沢はじめだしやさしい沢…紅葉がきれいだという大山の北側に流れる唐沢川へ行ってきました。煤ヶ谷から物見峠を目指します。三峰山と物見峠の分岐を過ぎると道は途端に人の気配がなくなり沢を渡る場所は土砂の堆積が。谷は深く急なので慎重に歩きます。物見峠からは三峰山方面に歩き出してすぐに辺室林道へ下りる道がありますので見落とさないように。かなり急な小さな尾根に階段が敷かれています。林道に出ると快適な舗装路。日陰でちょっと寒かったですが30分程で小唐沢橋に到着しました。
小唐沢橋の右岸側から靴はそのまま入り、少し上で装備を沢装備へ換装。と入ってもフェルト足袋とスパッツにレスキューセット、ヘルメットを装備した程度。入り口の感じからして登山靴でも歩けそうでしたが渡渉が面倒くさいので沢靴を選びました。出だしは日陰で寒く紅葉も終わってしまっていて淋しい感じでしたが沢の向きが北西から北東に変わると陽が入りだし葉の色づきも楽しめ暖かな遡行が楽しめました。標高620mくらいに達すると滑床が現れさらに癒しをくれました。杉ノ沢(アミダクジ沢)を過ぎると水枯れになりサクサクとゴーロ歩き。3つある堰は左岸から容易に越えて南大山沢と石尊沢の二俣に到着。
ここで靴を登山靴に履き替えました。石尊沢は以前訪れたときと同じで涸沢状態で沢登りと言うよりプチバリエーション的な沢でした。基本、ゴーロ状の沢で時々小滝があり軽快に登っていけます。二俣は左俣を選択。雨も強くなってきたのでウインドブレイカーからレインジャケットに着替えました。二俣から少しで石棚状のV字ゴルジュがあります。水流があれば一つの滝として見られそうなくらい段が詰まっていて下から上まではおおよそ25mくらいじゃないかと思います。上段にⅢ級程度が1箇所、他はそれ以下という感じで初心者は確保が良いかもしれません。標高1100m辺りで左の沢に入ると大山の肩付近まで標高差60m程で楽々脱渓出来ちゃいます✨️
登山道に出ると小降りの雨に風が加わりかなり冷え込んでいました。山頂で装備を整えていたら息が白い…!寒いわけですよねぇ……。大山に登る際にはしっかり登山装備が必要です!
下山はいつもと違う表参道?周りで下社まで。なんだか疲れたので今日はケーブルカーを使っちゃいました。文明の利器ってすごい便利です。阿夫利神社は観光の方も多く賑わっていてケーブルカーは10分間隔運転になっていました!
遅い沢はじめになってしまいましたが楽しめました!!
あと、1回くらいは行きたい……!沢はやっぱり楽しい!!!
〈今日の主な装備〉
キャラバン 沢タビinスーパーフィートブルー
キャラバン 沢スパッツ
ハリソン ウール足袋ソックス
ロックテリクス スワミベルト
SMC レスキューエイト
細引き 6ミリ×15メートル
グリベル サラマンダー
バーグハウス アルパイン30
イスカ ウェザーテックインナーバッグ45
サロモン ボナッティクロスWBジャケット(雨が本降りになるまで)
ミレー ティフォンファントムトレックジャケット(本降り後から下山まで)
ファイントラック フラッドラッシュタイツ
ファイントラック ドライレイヤーベーシック
パタゴニア キャプリーンTWフーディー(常時 でもハイクアップ時はちょっと暑かった)
シナノ トレランポール13.6NEO(下山時使用。)
地図(地形図、遡行図、ジオグラフィカ)
参考 白山書房 東京周辺の沢2000年発行



















