今年(2017年)も7月1日(土)より開山した日本最高峰の山「富士山」(標高3,776m)。毎年人気の富士山に、
今回おとな女子登山部 かおりん・はっちゃん・なっちゃんが挑戦してきました!
当初の計画時に最初に悩んだのが現地へのアクセス。現地までどうやって行こう?・・・と電車やバスを探していると、
富士急行株式会社さんのバス+山小屋をセットで予約できる「富士急ダイナミックパッケージ」という便利なプランを発見!!
新宿発着のバスプランはどんなものやら?この夏富士登山する方におすすめできるのでは?!
富士登山初挑戦のかおりん、富士登山経験者のはっちゃん・なっちゃんのリアルな目線で富士登山をレポートします♪
※2017年の取材内容となっております。プレゼント商品等内容が本年と異なる場合がございます。予めご了承下さい。
おとな女子登山部広報担当
吉野香織さん(かおりん)おとな女子登山部ゲスト部員
シンガーソングハイカー
加賀谷はつみさん(はっちゃん)おとな女子登山部
なっちゃん
日に複数本あるバスの出発時間より好きな時間を選んで予約し、自由にプランニングできるのが
「富士急ダイナミックパッケージ」の特徴。
今回は新宿駅南口にある高速バスのターミナル「バスタ新宿」より出発です。
「はじめての富士山で緊張してます…!」とちょっぴり不安な様子だったかおりんも、
出発前には元気いっぱいな笑顔を見せてくれました。

多くの高速バスが発着するバスタ新宿。
ターミナル内ではアナウンスや出発ゲートの案内もしっかりあるので、
はじめて利用する方も迷わずにバスへ乗車できます。
出発10分前、登山用のバックパックをトランクに載せ、わたしたちも高速バスに乗り込みます!
はっちゃんは大事なギターはもちろん車内に持ち込み準備万端。


乗車の際はスマホにダウンロードしたWEB乗車券をドライバーさんに提示するだけで
簡単に乗車できちゃいます。
さて、今回驚いたのは、新宿からの高速バス車内の8割が外国人の方だったこと!
やっぱり世界遺産になった影響で人気が高いようですね。嬉しい限りです。
約2時間半のバス車内はあっという間ですが、車内後方にはお手洗いもあるので安心して乗車できるのも
ちょっと嬉しいポイントでした。
高速バスでぐっすり眠っていると、
気付けば富士スバルライン五合目にある「富士急雲上閣」さんの前に到着です。
登山口となる五合目には、朝10時前にも関わらず多くの人で賑わっていました。

さてさて、今回のプランには女性特典がついているというではありませんか。
早速特典の受取のできる、こちらの雲上閣さん1階の売店へ。


「あ!おとな女子登山部のコスメだ~!」
二人がそこで受け取ったのは、
ご存知の方もいるでしょうか・・・
わたしたち、おとな女子登山部がプロデュースした
「登山専用コスメ」だったのです♪
今回は富士登山におすすめの
「W洗顔シート」
「ウォーターレスシャンプー」
からおひとつ
好きなものが選べるとのこと。
早速かおりん&はっちゃんも好きなコスメを
受け取りました。
コスメも受取り気分は出発モード♪すぐにでも出発したくなりますが、
バスで一気に上がった高度に順応するため、五合目で一時間ほどゆっくり過ごします。
雲上閣さんの2階にはレストランもあるので、
モーニングコーヒーを飲みながらゆっくり準備をしながら過ごしました。
今回選んだのは、富士山初心者さんも安心して登れる吉田ルート。
富士登山のメインルートとも言われ、
最も山小屋が多く、登山客で賑わいます。


まずは登山口で「富士山保全協力金(¥1,000)」を支払います。
これは美しい富士山を後世に引き継ぐため、平成26年より実施されています。
ちなみに、現地での支払いだけでなくインターネットやコンビニでの事前支払もできるそうですよ。
協力された方には、県内施設の優待割引等が利用できる木札を配布しています。
その他、実際に登るルートについての詳細・登下山時の注意点・マップの掲載された小冊子も
受け取れるので、この情報冊子は嬉しい特典です!

さあ、いよいよ出発!「行くゾ!おー!」と3人共気合が入ります。 スタートでペースを上げすぎないよう、ゆっくり歩いて、深く呼吸をすることを意識して歩きます。


さて、みなさんは富士山には4つのルートがあるのはご存知ですか?
そして、各ルートでトレッキング中に迷わないよう、富士山の標識はルート毎に色分けされているのです。
吉田ルート/黄色、須走ルート/赤色、御殿場ルート/緑色、富士宮ルート/青色
登山時には色を目印に進むと迷うことなく歩くことができますよ。
特に、今回登った吉田ルート、お隣の須走ルートは途中のルートが重なるので、下山時に間違えて
しまう方が多いのだとか。看板の色をしっかり見ておけば、間違えることなく歩けそうですね。


吉田ルートの七合目~八合五勺には14軒の山小屋があるので、初心者の方でも無理せず
休憩しながら登ることができます。かおりんも最初は不安な面持ちでしたが、
「次の山小屋が見えるから、安心して登れるね!」と元気に答えてくれます。

富士スバルライン五合目より約4時間半、ついに本日のお宿である本八合目「トモエ館」に到着!
この日の宿泊者はおよそ20名程。半数以上はこれまた外国人の方です。
今回のプランで予約していれば、山小屋での支払いはいりません。
予約表を掲示するだけでチェックイン完了です♪

3人の寝床となったのは、
お布団3枚分ほどのスペース。
夏場の繁忙期にはここに5人寝るそうですが、
今回は広々と3人で使用させていただきました♪
開山直後&平日利用の方がすこしでも空いています。

夕飯までの時間は、リラックスウェアへ着替えたり、
砂に汚れた身体を拭いてあげたり、
荷物の整理をしてゆっくり過ごします。
もちろん、このタイミングで
登山専用コスメのW洗顔シートで
お顔もすっきり
しちゃいましょう♪
トモエ館は
おみやげも充実しています。
「こんなに色々あると悩んじゃうね~」とはっちゃん。
手ぬぐい・バッジ・キーホルダーなどなど・・・
絵葉書もあるので、富士登山の思い出に
家族や友人に富士山の郵便局から
お手紙を出すのも粋かも知れませんよ♪
さあ、17時になったらお待ちかねのお夕飯です!

富士山の山小屋と言えば、お夕飯はカレー!トモエ館ではハンバーグ付きでボリューミー。
早朝の登山に備えて栄養補給をしっかりしましょうね。
夕飯後は少し暗くなるのを待って、せっかくならば富士山から夜景を見るのも◎。
晴れていれば星空も広がり、瞬く星々に感動すること間違いなし!
午前1時半に起床し、山頂へ出発する準備をします。
実は今回、台風が近づいていた為に2日目は強風。
しかし空は晴れてはいたので防寒対策をしっかりして、ヘッドランプの明かりを頼りに山頂を目指しました。
(ただ、ご来光は8合目からでも見ることが出来るので、体調や天候によっては無理せずに!!)


まだ富士山が一番混み合う時期ではないものの、
山頂での御来光を見るため午前2時過ぎに登りだす人の列が延びています。
ヘッドランプの明かりが数珠繋ぎになりキラキラしている光景が見れるのも、富士登山ならでは。
海の日やお盆の時期は登山道が渋滞するほどなので、富士登山の日程は混雑状況も考えた上で決めたいところですね。


順調に歩を進めていきましたが、
山頂直前で予想以上に風が強くなってきました。
山頂では立っていられない程の風の強さとなり、
記念撮影をする間もなく下山開始。
唯一ちゃんと撮影できたかおりんの記念写真!
強風の中「やったー!登れたー!」と高山病にもならず、かおりんは元気いっぱいで安心しました。
山頂からの御来光や3人での記念写真がお披露目できないのが悔やまれますが、安全第一ですからね。
素敵な山頂での景色は、また次回までお預けとなりました。
宿泊していた本八合目トモエ館まで下山し、
一旦身体をあたためるために休憩。
朝食のお弁当やあたたかい食べ物を食べて、
下山の体力をしっかりたくわえます。



風よけとしてレインウェアは着用のまま、砂除けのゲイター+グローブ+ネックゲイターなど、
しっかり装備を整えて下山に向けて出発!!
七合目に近づくと、やっと気温も上がり風もおさまってきました。
麓の景色も見えるようになり、ホッと一息。
ラストスパートが見えてくると、
何だか安心しますね。

そして、トモエ館から下山をはじめて約2時間ほどで、富士スバルライン五合目に下山!

疲れた身体を休める前に、できれば汗や砂で汚れた身体をさっぱりしたいですよね。
・・・でも、温泉など便利なものはありません。・・・しかし!
今回出発時に立ち寄った雲上閣さんには、5分\500の貸出シャワーがあるのです!
これは女子にはなんとも嬉しい設備!
高速バスに乗る前に、身体の汗を
洗い流せるだけでありがたいですね。
ちなみに雲上閣さんには
「ロッジ・フジヤマ」という宿泊設備もあり、
富士登山前後の宿泊もできるとのことです。
その他にも休憩室やコインロッカーなどもあるので、
富士登山の際は上手に利用できたら便利ですね。

お風呂も入ってすっきりした3人。
「落ち着いたらなんだかお腹も空いてきちゃったね~」高速バスの時間より早く下山した3人は、
雲上閣さん2階のレストランで腹ごしらえすることに!
たくさんのメニューがある中、雲上閣総支配人の渡辺さんにおすすめいただいたのは「登山飯」。
栄養士さんと一緒に考案されたというそのメニューは、「登山をする人」「登山をした人」
「健康を意識した人」の為の栄養バランスの良いメニューとのことです。


鶏のから揚げ定食や、豚の生姜焼き定食など。
疲労回復にもぴったりのメニューで、お腹も心も満たされました♪