おとな女子登山部レポート谷川東面の好パノラマ台~初冬の白毛門~
- 投稿者
- るんちゃん(おとな女子登山部)
- 日程
- 2014年11月17日 (月)~2014年11月17日 (月)
- メンバー
- 友人一名
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 登山口(土合橋停留所の奥の広場)(135分)松ノ木沢ノ頭(40分)山頂(25分)
松ノ木沢ノ頭(80分)登山口
- コース状況
- 登り始めは靴が埋まるくらいのブナの落ち葉の中を歩きます。特に下りは滑り易いです。30分もすると雪が付いてきて、松ノ木沢ノ頭以降はくるぶし以上の高さになりますが、ワカンは使いませんでした。
- 難易度
感想コメント
一ノ倉沢の大岩壁を真正面から見たくて白毛門へ行ってきました(^^)/
車から降りると空気はかなりひんやり。お天気はとても良く、湯檜曽川を挟んで対岸に聳える谷川岳や鋭く尖った武能岳の白い岩峰と青い空のコントラストがとても綺麗でした。
赤い鉄橋を渡って登山口にさしかかると辺り一面ブナの落ち葉で埋め尽くされていました。茶色いほっこり絨毯の上をがさがさと音を立てながら歩くのはこの時期ならではの楽しみです。傾斜がきつくなってくると徐々に雪も付き始め雪山の様相に。登るにつれ左手の一ノ倉沢もせり上がってきて、息が上がって辛くなるとその絶景に励まされました。
松ノ木沢ノ頭までくると一気に視界が開け、谷川東面の大岩壁が一層大きく感じられます。そして今まで隠れていた茂倉岳や武能岳、蓬峠に至る、いわゆる馬蹄形縦走路の全貌を見渡すことができました。振り返れば武尊山や赤城山などの上州の山々、尾瀬の至仏や燧ヶ岳などの名のある山々が集っており、快晴のおかげもあってとても爽快な景色を楽しめました。
ここまで来ると山頂がいよいよ近づき、この山の所以となったジジ岩、ババ岩も姿を現します。確かに特徴的な形の岩で、雪が付くと白い門のようになるとか。最後の鎖場を越えて山頂に到着すると、今度は前方に三角錐の笠ヶ岳とその縦走路が延びていました。歩いたら本当に気持ちの良さそうな道が続いており、多くの人が縦走したくなる気持ち良くが分かりました。
風もなく太陽も出ていたので、山頂で絶景を楽しみながらお昼をとることにしました。いつまでも眺めていたかったのですが、流石に30分もじっとしていると体が冷えてきました。
縦走は…できれば暖かい時期にしてみたいなぁ(^_^;)