おとな女子登山部レポート晴れの地を探して大当たり!瑞牆山

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
日程
2015年03月11日 (水)~2015年03月11日 (水)
メンバー
友人一名
天候
晴れ
コースタイム
瑞牆山荘(50分)富士見平小屋(30分)天鳥川(90分)瑞牆山山頂(50分)
天鳥川(25分)富士見平小屋(30分)瑞牆山荘
コース状況
・瑞牆山荘(冬季休業)の駐車場手前だけ道路がガリガリに凍っていますので心配ならチェーンがあると良いです。
・樹林帯もガリガリに凍っているのでアイゼンは必須。頂上直下は急なので前爪があった方が安全かつ歩行が楽でした。
難易度
Google Map

感想コメント

 せっかくの連休でしたが近県の山はどこもかしこも天気が悪く、晴れの山を探し回って辿り着いたのが瑞牆山。予報は当たって風もそれほど強くなく、久しぶりの気持ち良い登山ができました。

 瑞牆山荘から始まる林道はトレースがきっちりついているので迷うことなく進めましたが、道はガリガリで、ちょっとした傾斜も滑ってしまったので序盤からアイゼンを装着しました。富士見平小屋が近づくと林の間からゴツゴツした瑞牆山が臨めました。富士見平小屋も休業中でしたが、トイレもあるのでテント泊のにはもってこいの場所です。ここから東に向かえば金峰山。瑞牆山は進路を北にとり、天鳥川へ向かって一気に下ります。

 川を渡ると左に、真っ二つに割れた大きな岩が現れいよいよ瑞牆らしい景色になってきました。シャクナゲの園を通って登り続けると、後方に大きな富士山が現れました。山梨との県境だけあってさすがに近いです。さらに登ると前方に奇岩・大ヤスリ岩が現れます。この岩はクライミングのルートもあり夏場は良く登られているようです。大ヤスリ岩の右を巻くと頂上はすぐそこ。この辺りは雪が深く思わず足をとられましたが、木々の間を抜けた先には青空が!頂上からは先ほどより雄大な富士山と雪を被った白い金峰山がまず初めに見えました。八ヶ岳と浅間山は残念ながら雲に覆われ裾野しか見えず、他の山々もどんよりとしていて、ここだけ晴れているように思えました。頂上はさすがに寒かったのですが、流れる雲によって刻々と変わる空と山々の表情に暫く魅了されてしまいました。

 山荘近くまで戻ってくるとちょうど昼を過ぎた頃で、ぽかぽか陽気で汗ばむ程。地面は土が出ている場所も多く春の訪れを感じました。

フォトギャラリー

瑞牆山頂にて。

凛とした朝の林道。

木々の間から瑞牆の全容が。

富士見平小屋。快適そう。

亀裂の入った大岩。

ツルツル凍り付いた階段。

大ヤスリ岩。登攀意欲が湧きます。

岩の横を巻いて。。。

山頂2230m。

お隣・金峰山。

富士山近い!

八ヶ岳は雲の中。

大ヤスリ岩は上から見下ろしても大迫力。

オタマジャクシのような不思議な雲を発見!

春の音がする♪

荘厳な瑞牆遠景。

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