おとな女子登山部レポート女性のための登山教室「朽木・百里ヶ岳(931m)」

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投稿者
あやや(おとな女子登山部)
日程
2015年07月04日 (土)~2015年07月04日 (土)
メンバー
15名のお客様、山田まゆみガイド
天候
曇り
コースタイム
おにゅう峠(50)根来坂(45)百里新道分岐(40)百里ヶ岳山頂(90)根来坂(15)おにゅう峠
※読図しながらのタイムです。参考程度にして下さい。
コース状況
・特に問題なし。
・樹林帯が多く、湿った木の根や葉は滑り易いやすいので注意が必要です。
《お手洗い情報》
登山道には一切ありません。携帯トイレを持参することをお勧めします。
難易度
Google Map

感想コメント

関西百名山の「百里ヶ岳(ひゃくりがたけ)」は、六甲山と同じ標高931m!

おにゅう峠まではなかなかの悪路で、大変交通の不便な場所ではありますが
今回は【読図】の実技講座ということで、標高差約110mをゆっくりと歩きました。

読図は事前準備がとっても大切!
・コンパス&25000分の1地形図を用意する
・地形図に磁北線を書き込む。さらに主要ポイントや分岐をチェックしておけばなお良し。

これらができて初めてスタートを切ることができます。
(私は準備不足で反省しました。)
加えて山田ガイドからは磁北と真北の違い、覚えておきたい地図記号、等高線の見方、尾根・谷の読み方など読図の基礎を説明して頂きました。

そして実践!
①整置を正しく行える
②自分の進行方向がわかるようになる

この2つをクリアすべく、何度も何度もトライ&エラーを繰り返します。
地図を確認しながら、実際の尾根や谷、ピークなどが地図上でどの様に表されているのか確認できる実技講座は机上講座より断然分かり易い!

先頭を務めるリーダー役を交代しながら、山田ガイドの
「リーダーあとどれ位で着きますか?」
「今どの辺にいるの?」
という鋭い質問に、最初はしどろもどろだった方も、最後は自信を持って回答できるようになりました。

苦手意識の多い読図も、読めるようになるととても楽しいですね(^^♪

”読図”とは地図を「見る」のではなく「先を読む」こと。
迷ってから見るのは遅い!
大事なのは一刻も早く道に迷ったことに気が付くこと!といった言葉が印象的でした。

とにかく実践あるのみ。
繰り返して体に覚えさせるのが一番だそうですので、私も忘れないうちにまた復習したいです。
ご参加下さった皆様お疲れ様でした。

■本日の服装
上:化繊長袖+Tシャツ
下:オールシーズン用パンツ

■気温
12:25 百里新道分岐 19℃

フォトギャラリー

和やかな雰囲気の中、山頂にて

おにゅう峠から読図開始

5名×3チームに分かれてルートを相談中

まずはスタート地点(登山口)を探します

「整置」とは・・・

面白い植生をしています

旧鯖街道が通る根来坂

私も一緒に勉強させて頂きました

この辺りでキレット(切戸)の定義をご質問頂きました→山の鞍部のうち、特に深く切れ落ちた場所のこと、とありました^^;

お客様「現在地はこの辺」 ガイド「この辺じゃなくて、ピンポイントでここって教えて~」

ギンリョウソウ(銀竜草)不思議な菌類です

奥が目指す百里ヶ岳

広葉樹林帯マーク地帯にはブナが

山頂に着きました

高島トレイル唯一の一等三角点

広い山頂でランチ

下山開始した頃には少しガスも取れました

広い尾根は迷いやすい

標識も所々にあります

帰って来ました。お疲れ様でした!

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