おとな女子登山部レポートガスまみれの西穂独標
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2016年02月24日 (水)~
- メンバー
- 天候
- 雪
- コースタイム
- ロープウェイ西穂高口駅→(55分)→西穂山荘→(20分)→丸山→(45分)
→西穂独標→(60分)→西穂山荘→(45分)→ロープウェイ西穂高口駅
- コース状況
- 丸山まではトレースもしっかりあり歩きやすい
丸山から先は風当たり強く、行きのトレースは帰りには消滅。
ガス多く視界悪。みぞれ混じりの雪道が続き所々アイスバーンに、アイゼンの刺さりが悪い箇所もありました。
- 難易度
-
感想コメント
雪山のレベルアップに!西穂高岳 独標へ行って来ました。
前日の夜行で現地まで行き、朝になって西穂方面を見るとあいにくの曇り空。
ロープウェイの始発まで何度も天気予報を見返しますが変化は無し。
う~ん、、登っても景色は良くないし、ちがう山にするか、、どこかでスノーシューでもするか、、
と予定時間のギリギリまで悩みましたがどうしても行きたい気持ちが勝り、結局独標へ。
ロープウェイで登山客らしき人を見かけ、こんな天気でも他にも登る人がいると知り少し安心。
西穂高口駅から西穂山荘までは樹林帯続き。雪が締まって多少滑りやすいですが、特に危険個所はありません。
これなら山荘のラーメン目当てで登りに来るのもありですね。
山荘の横で装備の整理をして、丸山・独標へ。
丸山まではあっという間の距離。
問題はこの先です。
ガスが充満して、少し距離をあけて歩くと前の人をすぐ見失います。不安でいっぱいでした。
緊張感を持ちながら少しづつ高度を上げていきます。
実は高所恐怖症、、幸いガスがあり過ぎて高さで恐怖心を感じることはありませんでした。
しかしどこまで崖が続いているか想像するとゾッとしました、、
独標まであとわずか!
の岩場は怖かった、、斜度がきついところはダガーポジションで少しずつ登りましたがガリガリで刺さらない。鼻水で鼻を塞がれ呼吸は辛いし拷問のよう。バランス崩したら大怪我じゃ済まない箇所が続き、心が折れそうでした。
独標に着くと達成感と安心感で一気に脱力。
ガスの中うっすら見える西穂山頂へ続く岩場。この先へ行くにはまだまだ修行が必要そうです。
真っ白背景で写真を撮り、日帰りなのでさっさと退散。
西穂山荘まで戻ってくると雷鳥さんのお出迎え。
真っ白のふくよか冬使用は初めて見れたので嬉しかったです!
この辺りから天気も落ち着いてやっと晴れ間が。気持ちいい下山が出来ました。
西穂山荘で名物ラーメンを食べられなかったので、
帰りに松本市街地近くにある『豚さん食堂』でご飯!
店内は豚さんだらけ、天井や床に隠れメニューもあるので探すのが楽しいです。
西穂から少し離れてはいますが、板カツ定食は激ウマなので是非!食べてほしいです!
食いしん坊の私は板カツだけでは物足りず、生姜焼き付きの定食にしました。デブまっしぐらです。
定食頼んだ人はカレーもかけ放題なので、更にデブまっしぐらです。しあわせです。
今回も消費カロリー<摂取カロリーとなりました。いつも通りです。
豚さん食堂がある【なぎさライフサイト】には日帰り温泉施設も併設されているので
温泉入って豚さん食べて帰宅という素敵コースが出来ます。
立ち寄る機会があればぜひともこのコースで!