おとな女子登山部レポート上田富士!上越・飯士山
- 投稿者
- るんちゃん(おとな女子登山部)
- 日程
- 2016年06月08日 (水)~2016年06月08日 (水)
- メンバー
- 友人2名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 神弁橋(90分)標尾ノ頭(30分)最低鞍部(60分)南峰(20分)山頂(10分)西峰(15分)山頂(10分)南峰(40分)岩原スキー場入口(60分)神弁橋
- コース状況
- ・登山口の神弁橋は非常に細い橋です。大型車の場合は手前の立柄橋から渡れます。
・最低鞍部から先の鋸尾根はアップダウンの連続、岩場や切れ落ちた道も出てきます。
・西峰まで行き負欠岩コースを偵察してきましたが、人があまり入っていないようで藪が多く歩きにくそうでした。
・岩原スキー場から神弁橋までの魚野川の右岸は行き止まりとなります。少し遠回りですが、立柄橋までは左岸の高速道路沿いを歩けば戻れます。
- 難易度
感想コメント
飯士山はいいじさんと読み、高さは1111m、語呂合わせで覚えやすい名前と標高です。別名、上田富士とも呼ばれていますが、一番富士山らしくカッコ良く見えるのは、関越道の小出を過ぎた辺りから見える姿だと思います。越後三山、巻機山、錚々たる山々を左手に見送り、県境の高峰群が見えてくると、その前にすくっと聳える鋭鋒が飯士山です。ここを通るたびに気になっていたので梅雨入り前に登ってみることにしました。
登山口は意外にも7つあるらしいですが、今回は急登の鋸尾根から登って、高原の雰囲気を味わえる岩原スキー場を下るコースを選択。奇峰の負欠岩(ふっかけいわ)を登るルートも興味がありましたが、あまり人が入らず藪になっているようなのでやめました。鋸尾根はその名の通り、行っても行っても似たようなピークに出て半ばデジャブに陥ります。
ようやく南峰に着くと視界が開け、谷川連峰の裾野と扇状に広がる湯沢の町が見下ろせます。さらに頂上からは巻機山が大きく迫り雄大な眺めを堪能できました。
下りの岩原スキー場はわらびの草原とお花畑が広がりメルヘン気分が味わえます。しかしその後のヘアピンの車道歩きはうんざり、魚野川も無理やり渡渉して神弁橋まで戻りました。周回するには少々骨の折れるコースですのでいずれかのコースのピストンがおすすめです。
下山後は湯沢の町の駒子の湯で汗を流しました。館内には『雪国』に纏わる展示コーナーもあります。