おとな女子登山部レポート笠ヶ岳 槍穂の展望を求めて

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投稿者
つじまい(おとな女子登山部)
日程
2016年08月11日 (木)~2016年08月12日 (金)
メンバー
つじまい
天候
晴れ
コースタイム
1日目合計8時間47分(休憩含む)
5:28出発【鍋平駐車場】26分【新穂高登山指導センター】49分【笠新道登山口】224分【杓子平】119分【笠新道分岐】65分【笠ヶ岳山荘】14:15到着

2日目合計8時間38分(休憩含む)
6:40出発【笠ヶ岳山荘】56分【笠新道分岐】67分【秩父平】52分【大ノマ岳】66分【弓折分岐】30分【鏡平山荘】133分【小池新道入口】14分【わさび平小屋】53分【新穂高温泉駅】15:18到着
コース状況
◎新穂高の登山者用駐車場は4時半の時点で満車。
鍋平高原の登山者用駐車場に駐車。(無料)
鍋平から新穂高登山センターまで約30分、急坂を下る。

◎新穂高~笠新道登山口は林道を約3.5kmゆるやかに登る。
笠新道は距離2.8kmで標高差1100mの急登。
杓子平で一息つけるが、稜線まで標高差300mの登りもきつい。
稜線を約3km歩いて笠ヶ岳山荘に着。テント場~山荘は5分ほど登る。
山荘~笠ヶ岳山頂までは15分ほどで着く。

◎テント泊800円(トイレ・水込)
水場・トイレは山荘に有り。テント場の水場は枯れていた。


◎二日目は笠ヶ岳から双六方面に約7.5kmの稜線歩き。
弓折分岐から鏡平に下りていく。
小池新道は笠新道ほどではないものの、急な下り坂でガレ場も多く疲労する。
小池新道入り口からの林道歩きは5.7kmで、途中のわさび平小屋で休憩できる。

◎笠新道登山口、鏡平山荘(有料)、小池新道の秩父沢、わさび平小屋に水場あり。
抜戸岳~大ノマ岳間の秩父平の水場は枯れていた。
トイレは山小屋にあり。

◎危険な場所や迷うところは無いが、長い急登で疲労する。
稜線歩きも長く、熱中症に注意する。
難易度
Google Map

感想コメント

8月11日 記念すべき第一回、山の日。
槍ヶ岳から穂高へ続く稜線を見てみたくて、笠ヶ岳に行ってきました。

登りは北アルプス屈指の急登と噂される『笠新道』。
とてもツラい道のりでしたが、振り返るとたまに見える槍ヶ岳で笑顔に。
すれ違う登山者のみなさんと励まし合って頑張りました。

4時間弱の長い長い急登が終わり、杓子平に着くと、笠ヶ岳の大展望!!
思わず「すごーいーーー!」と声に出してしまいます(^O^)/

しかし「ちょっと、あそこまで遠くない・・?」とまだまだ続く道のりを目の当たりに。
パンを食べて、よし。もうひと頑張りです。

いつもの山行と比べると、すぐお腹がへるし、水もたくさん飲みました。
エネルギーの消費が激しく、なにより暑かった。
稜線まで登った時点で水が尽きてしまい、とても焦りましたが、なんとか小屋まで乗り切って補給。
小屋のお水は雨水ですが、本当においしかったです。

テントを張ってカレーを食べ、この日は疲れたので山頂に行く元気もなく。
翌朝、ご来光を山頂から眺めに行きました。
この日は、年に一回槍の穂先から朝日が出る「ダイヤモンド槍」が見える日でした。
素晴らしいご来光を見させていただきました。

二日目もいいお天気。
お会いした大阪の方が双六まで行かれるということで分岐まで同行しました。
前日はひとりごとを言い続けてたので、会話をするのが楽しい(^^♪
どこを見ても展望が素晴らしくて、幸せな稜線歩きでした。

弓折分岐から鏡平まで下りると、登山者の方々でいっぱい。
冷たい飲み物をいただこうと楽しみに下りてきましたが、もうネクター(ジュース)しか残っておらず。
「じゃぁネクターでいいです」
「今、売り切れました」えーーー!
とても暑かったので、心が折れてしまいそうでした。(お水は販売されています)
お昼も食べていくつもりでしたが、満員状態だったので先を急いで何も食べずに出発。

このあと、長い長い下り坂で、日差しも強く参ってしまいました。
ナッツ系はあまり食べれず、エネルギー系の行動食だけ口にしていました。
ふらふら&ヘロヘロでなんとかわさび平小屋に到着。

二日間で6L以上の水を飲みましたが、笠ヶ岳山荘のトイレしか行きませんでした。
今回は水と行動食の計画がよくなかったと思います。
熱中症と日焼けには注意しましょう(>_<)

フォトギャラリー

日本百名山 笠ヶ岳

笠新道の入り口

杓子平から、笠ヶ岳を初めてみる。

お花畑

稜線について、槍・穂高の大展望!

槍ヶ岳50倍ズーム(^^)

笠ヶ岳まで稜線を歩きます。

着いた(*´∇`*)

気持ちいいテント場です

絶景カレー⭐

日が暮れていく

夜明け前。山頂へ

槍の肩から日の出

素晴らしかったです。

朝がきました。

笠ヶ岳から歩いてきた稜線

笠新道は、これかな(^^;

たまにこういう場所も!

槍とわたし

鏡平の鏡池

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