おとな女子登山部レポート火山ファミリーの父・男体山

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投稿者
あやや(おとな女子登山部)
日程
2018年10月12日 (金)~2018年10月12日 (金)
メンバー
単独
天候
曇り
コースタイム
二荒山神社(50)4合目(60)8合目(60)男体山(2)太郎山神社(2)男体山(60)4合目(30)二荒山神社
コース状況
・一本道なので迷う箇所はありません。
・岩場が多いので荒天時は注意が必要です。
《お手洗い情報》
・二荒山神社中宮(水洗/ペーパー無)
難易度
Google Map

感想コメント

昨日に引き続き日光・男体山へ行ってきました。

中禅寺湖の北側にどっしりと構えた姿はまさに名前の通り、男らしさが漂います。
面白い名前なので由来を調べていると、東北側にある女峰山との対になっているとの事で、男体山と女峰山の間に大真名子山・小真名子山という二つの女の子を抱え、北には太郎山という男の子を抱え、火山ファミリーになっているという珍しい山です。

二荒山神社側からの入山は登拝口が神社内にあるため、社務所で500円を支払い登山届を提出します。(その際お守りを頂けます。)
先行者の男性を1名確認しつつ、霧雨の中スタートしました。

天気予報は午後には晴れとなっておりますが、今日中に関西へ帰らないといけませんので早めに出発。
まずは笹藪を超え、車道歩きをクリアすれば4合目です。
この辺りから割と雨が強くなり、一瞬下山しようかなとも思いましたがなかなか日光に来る機会はないので、休憩がてらごはんを食べて今一度気持ちを奮い立たせました。

4合目以降は振り返れば中禅寺湖が確認出来るので、登っては振り返り元気をもらいました。
8合目までは岩稜帯が続きますが、いつのまにか雨は止んでいたので思ったより登りやすかったです。

8合目には瀧尾神社があり、こちらでも安全登山を祈願してさらにペースアップ。途中、行者さん御一行とすれ違いました。
皆様白装束を着ていましたが、さすがにその上にはレインウェアを着用されており、カラフルだなぁ、どのブランドを使っているのかなと興味津々で見てしまいました(笑)。
「もう少しですよ」と励まして頂き、残りの登りを何とか登り切りました。

山頂には数人の登山者がおられ、寒いので神社の脇で風をやり過ごすように休憩しておられました。
私も速攻でダウンを着用ししばし休憩。すぐ横の太郎山神社も忘れずに見学。
こちらには志津乗越ルートからの登山客が数名おられました。(こちらのルートの方が人気があるそうです。)

山頂にはご神体の剣が鎮座しており、山頂によくぞこんな大きなものを鎮座させたな、とただただ感心してしまいました。
この剣にはエピソードがあり、東日本大震災の翌年に腐食して折れてしまったそうですが、その事に心を痛めた地元の方がステンレス製の新剣を奉納したとのこと。以前の剣は約130年もの間男体山に奉られていたという事で、新しい剣も末永く光り輝いて欲しいなと思いました。
(※ちなみに以前の鉄製の剣は二荒山神社に奉納されているそうです。)

肝心の景色は南側の中禅寺湖方面のみで、東に見えるはずの昨日登頂した日光白根山は全く見えず眺望としては残念でしたが私はご神剣を見れただけで大満足でした。

今回はローカットで来ていたので、山頂付近の砂礫帯は砂走りの様に軽快に下山。
途中、4合目付近で数珠を拾いました。おそらく8合目ですれ違った行者さんのものだと思われましたので、拾って神社に届けました。

また来た際は火山ファミリーを全部登頂してみたいです。

■本日の服装
上:ウール長袖(150ウェイト) フリースベスト レインウェア
下:春夏用パンツ レインウェア

■気温
7:30 二荒山神社中宮(7℃) 10:30 山頂(8℃) 

フォトギャラリー

いざ男体山へ

こちらから

開山期間が決まっています

いきなりの階段

まずは笹薮の試練

基本登り

瀧尾神社

祠に出くわす度に安全祈願でなむ~

随分ガスが晴れました

少しだけ緩やかに

と思ったらまだまだ急登

最後にも鳥居が

ようやく登頂!!

気になっていた地域限定のレモン牛乳

歩いてすぐの太郎山神社

大迫力のご神剣

南側の眺望

砂礫攻撃を受け靴はボロボロ

数珠を拾いました

無事下山してからご朱印を頂きました

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