おとな女子登山部レポートお手軽雪山ならここ!大菩薩嶺

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
日程
2019年02月03日 (日)~2019年02月03日 (日)
メンバー
単独
天候
晴れ
コースタイム
裂石駐車場(100分)丸川荘(70分)雷岩(60分)大菩薩峠(35分)福ちゃん荘(15分)ロッジ長兵衛(30分)裂石石駐車場
コース状況
・裂石から先、ロッジ長兵衛や福ちゃん荘までは通行止めです。裂石の駐車場は10台程度。トイレなし。
・営業している小屋は丸川荘のみ。福ちゃん荘とロッジ長兵衛の公衆トイレは使用可能。
・稜線以外は積雪くるぶし程度。丸川荘の上部で膝上まで潜るところもあるのでゲイター必須です。一部凍結箇所もあるので軽アイゼンがあると安心。雪の下は岩がゴロゴロしているので、爪の短いチェーンタイプの方が歩きやすいです。
難易度
Google Map

感想コメント

 雪のある近い山に行きたい!そうだ大菩薩へ行こう!ということで自宅から2時間程度の大菩薩トレイルへ出掛けてきました。
 勝沼へ着くと道路脇に雪がうっすら、期待しながらと奥へと進んでいくと、遂に道路の雪も凍結し始め少し緊張して走りました。矛盾してますが雪山登山へ行くのに雪道運転は苦手なのです。狭いヘアピンカーブをこなして駐車場へ、危険な部分は短かかったのでほっとしました。

 想像していたより積雪量が多くわくわくが止まりません。備えあれば憂い無しと早くも6本爪アイゼンを装着しましたが、下の岩に引っかかって歩きにくいのなんの。さっさとはずしてツボ足で歩くことにしました。
 丸川荘へ着くとなだらかな稜線が垣間見えて、大菩薩らしい風景になってきました。と思ったらそこからだらだらと長い樹林帯、展望の無い山頂標識は一瞬で通過し、太陽を求めて縦走路へ繰り出しました。

 木々の間から青い空が見えたかと思うと、一気に視界が開け大菩薩湖から悠然と立ち上がる富士山、甲府の街の上に肩を並べる白い南アルプス。景色の素晴らしさはやはり百名山クラスです。雷岩から稜線の終点、介山荘までのんびり景色を楽しんだら、そこから駐車場までちょっと急ぎ足。
 途中で立ち寄った勝沼のコンビニで、地元のおじさんが「今日は午後から雨が降る、今日は午後から雨が降る・・・」と山を見ながら呪文のように呟いていたのを思い出し、しかも富士山に怪しい笠雲がかかっていたので足早に下りました。
 
 下山路も雪が豊富、正直ここまでの量だと思っていなかったので期待以上にかなり楽しめました。難しい場所もないので、気軽に雪山を楽しむには最適の名山だと思います。

フォトギャラリー

親不知ノ頭から賽ノ河原を俯瞰。

軽アイゼン着けてみた!でもすぐ外した!

雪が想像以上にあって嬉しい!

まもなく丸川荘へ。

唯一の営業小屋。反対回りにしてゆっくりしてけば良かった。

丸川荘上部は日が当たらずかなりもふもふ。

振り返ると富士山の頭が。

山頂の積雪はこのくらい。

絶景!大菩薩湖と富士山。

雷岩から大菩薩嶺ハイライト。

南アルプスも近い。

稜線上もしっかり雪。

おや、笠雲がかかり始めた。

山の名前答え合わせ。奥多摩は難しい。

よく見かける写真スポット。自撮り忘れました。

ここから雲取山へ縦走できるんだって!興味深々。

おやおや、笠が帽子になってしまった。

福ちゃん荘から見上げた稜線。冬以外はここまで車の乗入れができて便利。

素敵なペンション風。営業してないのが惜しかった。

裂石の駐車場まで戻りました。

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