おとな女子登山部レポート見納め・九重連山のミヤマキリシマ(大分県)

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投稿者
あやや(おとな女子登山部)
日程
2019年06月16日 (日)~2019年06月17日 (月)
メンバー
その他1名
天候
晴れ
コースタイム
■1日目
牧の峠登山口(25)沓掛山(45)扇ヶ鼻分岐(30)九住分れ(20)山頂(15)九住分れ (90)法華院温泉山荘泊
■2日目
法華院温泉山荘(70)諏蛾守越(60)三俣山(40)諏蛾守越(80)長者原登山口
コース状況
・コース上は目印が多数あり分かり易いです。
・雨天時や翌日は足元がぬかるんで靴が汚れますのでスパッツが有効です。
・沓掛山付近は混雑時は渋滞しやすいので余裕をもった登山計画が必要です。
《水情報》
・法華院温泉山荘の蛇口の水は無料・飲用OK。
・自販機有
《お手洗い情報》
・牧の峠登山口(水洗/ペーパー有)
・久住山避難小屋(協力金100円・水洗/ペーパー有)
・法華院温泉山荘(水洗/ペーパー有)
・長者原登山口(水洗/ペーパー有)
難易度
Google Map

感想コメント

九州の初夏の風物詩「九重のミヤマキリシマ。」

仕事の関係で盛りには間に合いませんでしたが、天気予報では九州方面だけ晴れ予報だったので見納めかなと思いつつ出掛けてきました。

久住は2015年、2017年と訪れ今回が3回目です。
2015年はお天気も悪くミヤマキリシマも裏年でしたのでちょっと悔しい思い出があります。

事前に電話で情報を問い合わせると、今年の花は遅くもなく早くもなく普通、近くで見ると枯れているが遠目で見るとまだ綺麗な場所が所々残っているとの事でした。

最近お気に入りのフェリーで大阪から別府まで移動し、もはや勝手知ったりの九州横断バスに乗り、10:00過ぎに牧ノ戸峠登山口に到着しました。
バスから降りると意外と寒く、あわてて上着を羽織りました。
温度計を見ると11℃。
お手軽な山としてよく紹介されていますが、登山口の標高は1,330m。侮ってはいけません。

鼻につんと硫黄の匂いを感じながら歩き始めます。この匂いがまさに九州に来た事を実感させてくれます。
歩いて10分の第一展望所ではガスであまり周りが確認できませんでした。
午後からお天気が回復傾向なのでのんびり気長に歩く事にしました。

平日にも関わらず大勢の人が行きかう牧ノ戸ルート。
ファミリーや韓国の方のツアー客など賑々しく人気の山であることが伺えます。

電話の感じでお花は期待していなかったのですが、進行方向の右手・扇ヶ鼻には想像以上にまだ沢山のミヤマキリシマが咲いており、十分来た甲斐があったなと感じました。

無事に久住山にも登り、あとは法華院温泉山荘を目指します。
途中の北千里浜はだだっぴろい平坦な道が広がり、真ん中には少しだけ川が流れています。
山にいるのに浜辺にいるような気持になるので、実はここが一番好きだったりします。

九重連山はお花やグリーンなど植生が豊かな山の隣が岩壁だったりするので、何故こんな景色になるんだろうと、いつも不思議に感じます。

さて、あっと言う間に法華院温泉山荘に到着。
朝の7時までならいつでも何度でも入浴可との事で、到着後、ごはん後、起床後と計3回も入ってしまいました。
関西人風に言うと、完全に元を取りましたね(笑)
夜ご飯も品数が多く、ごはんのおかわりも自由です。
車が入れるからか値段も良心的で売店も充実しています。
お手洗いが山小屋の中でもトップクラスで綺麗なので小屋泊デビューにもおすすめです。
個室は 500円で利用できるのもポイント高いです。

翌日は三俣山へ。
こちらも北斜面にミヤマキリシマが咲き乱れており、見納めと思っていましたが十分に堪能する事が出来ました。
ルートも沢山ありますので、何回来ても飽きません。
まだ九州本土最高峰の中岳に行けておりませんので次回は登りたいと思います。

■気温 6/16
牧の峠登山口  10:05 11℃
法華院温泉山荘 16:00 18℃

■服装
上:ミレー・ドライナミックメッシュタンク ウール長袖(150ウェイト)
休憩時は薄手ウィンドブレーカー
下:春夏用パンツ

フォトギャラリー

三俣山はまだまだ見頃でした

牧ノ戸峠から出発

タニウツギ

登山口から25分で沓掛山

午前中は少しガスが強めでした

唯一の鎖場

雫の装飾も素敵です

久住分れ。右が久住山。

硫黄山の煙をバックに北千里浜を歩きます

坊ガツルが見えてきました

法華院温泉山荘

温泉温泉♪

翌日。諏蛾守越経由で。パルテノン神殿?!

三俣山を目指します

4つあるピークの本峰(1744.7m)

法華院温泉山荘の手作りおだんご★もちもちでメチャ美味でした。

様々なグラデーションが見事

落石に注意しながら長者原へ

ヤマオダマキだと神戸のスタッフさんから教えてもらいました。(ありがとうございます。)

フェリーで帰路へ。お疲れ様でした。

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