おとな女子登山部レポート植村直己が愛した山・蘇武岳

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
あやや(おとな女子登山部)
日程
2021年09月05日 (日)~2021年09月05日 (日)
メンバー
センタープラザ神戸本店:寺岡
グランフロント大阪店:吉村
天候
曇り
コースタイム
万場天神社(16)万場登山口(45)分岐(110)蘇武岳(30)金山(8)二ツ山(8)三ツ山(4)四ツ山(10)大杉山(70)万場登山口
コース状況
・比較的標識はしっかりついています。
・巨樹の谷を越えた分岐から一部足元が滑りやすくなっております。
«お手洗い情報»
ありません。※万場天神社は使用禁止となっておりました。
難易度
Google Map

感想コメント

久し振りのメンバーと兵庫県内にある蘇武岳に行って来ました。
恥ずかしながら聞いたことがない山だったのですが、北但馬を東西に分ける但馬中央山脈にあり、冒険家・植村直己さんの故郷の山として知られているそうです。
近くに県内最高峰・氷ノ山(1,510m)があり、地元の方にはよく登られているんだそう。

山麓は神鍋高原として親しまれているレクリエーション基地。
週末ということもありかなりのキャンパーさんがいました。横目に15分ほど歩くと登山口に到着です。
小さい時に何度かスキーに行きましたが、無雪期に来るのは初めてです。

コースは滝と巨樹を楽しめる蘇武岳~大杉山周回です。
始めはあまり整備されていない急登があり意外と登り難いですが、何となく地面が柔らかいので嫌な気持ちにはなりません。
ピークハントだけなら山頂直下の林道からほぼ歩かずに頂上に行く事もできるそうですが、一応(笑)きちんと歩きます。

この一帯はブナ、ミズナラ、トチを中心とした落葉広葉樹林と、天然杉やアスナロといった針広混交林の原生林があり、気持ち良い空気を思いっきり吸い込み心が洗われました。
すれ違う方もいない訳ではありませんが少なく、コロナ禍での登山にはうってつけです。
この日は曇りでジメッとした天候を覚悟しておりましたが意外や20℃少しの適温でした。

あれやこれやを話しながらあっという間に山頂間近。そこで何と神戸本店のバイトさんに遭遇しました。
こんな場所で何たる偶然でしょうか。好日山荘あるあるです。

山頂はお手入れの行き届いた芝生か!と言いたくなるような綺麗な芝生の広場になっています。
おのずと寝転がりたくなりますね。
生憎のお天気ではありましたが、うっすら山頂から日本海、氷ノ山、鉢伏、など但馬の山が確認出来、360度の眺望が楽しめるのでゆったり過ごせます。
登山歴ウン十年のTさん曰く、近くにある扇ノ山(1,310m)もおすすめなんだそう。

帰りは大杉山経由で下山。
こちらも登りに使うのは辛そうな急勾配ですので、滑らないように慎重に下山しました。
帰りは道の駅に寄り、お風呂入って100点満点の山行となりました。

お花の時期ですとショウジョウバカマやリンドウ、イワカガミが楽しめ、これからは紅葉が美しい季節です。
時間があれば、近くの植村直己冒険館にも立ち寄りしても良いでしょう。
これから歩きやすくなると同時に、日没が早くなってきます。
ヘッドランプなど装備をしっかりして歩きましょう!

■服装
上:アンダー ウール半袖
下:春夏用パンツ

フォトギャラリー

巨樹を見上げる

罠。怖すぎる。でも大好きなジャガイモがある。。

スキー場を抜ければ登山口

いくつかの滝を愛でる

今回は時計回りに進みます

渡渉数か所あり

思ったより涼しいです

樹齢何年くらいでしょうか

この高低差伝わるかしら・・・

ルート上に倒れていて難儀

それなりに登りはしますが

短すぎず長すぎず、丁度良いくらいです

お出迎え感!!

たくさんの山が見えます

とりま記念写真

「はにゃ?」って言っているような人面キノコ

Tさん、早いです

「矢印をいただきました~」(ミルクボーイ風)

たまに展望あります

下山もブナ林につつまれて

この記事を見た人は次の記事も見ています

おすすめアイテム