沼津アルプス縦走

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投稿者
三谷 卓亮
日程
2014年03月25日 (火)~2014年03月25日 (火)
メンバー
(単独)
天候
晴天
コースタイム
多比→(30分)→多比口峠→(10分)→太平山→(5分)→多比口峠→(30分)→鷲頭山→(10分)→小鷲頭山→(10分)→中将岩→(40分)→防空壕跡→(5分)→徳倉山→(30分)→横山→(10分)→八重坂峠→(3分)→香貫山取りつき→(25分)→香貫山→(10分)→慰霊平和の塔→(10分)→香貫山登山口(黒瀬)
コース状況
雪などはありません。
雨が降った後などは、ぬかるみや濡れた岩で危なそうなところもあります。
難易度
Google Map

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感想コメント

沼津アルプス縦走に行ってきました。

沼津アルプスは、沼津駅南部に連なる200~400m程度の山々をつなぐコースのことです。
このくらいの高度ですと眼下にすぐ街が見えてしまい、アルプスの雰囲気はないと思っていました。
しかしながら、このコースは高低差があり、急登を登りその分だけ降りるということの繰り返しでした。
なかなかに歯ごたえのあったコースでした。

スタートは多比より。北行コースを取りました。
多比行のバスで、多比下車。
山と高原地図の8万分の1地図ではそこからの取り付きがよく分かりません。
最初そのまま海岸沿いに進んで住宅地へ入っていきましたが、間違っていて、地元の方に教えていただきました。
バス停からは来た道を戻る方面に歩いていくと、多比登山口の方向を示す看板があります。

そこからはしばらく舗装された急坂を登っていきます。茶畑の中を通り、新芽の開く良い時期でした。
途中から土と岩、木の根の登山道に変わります。30分ほど登って行くと、多比口峠に行き着きます。
さらにそこを右に10分ほど登って行くと太平山。あまり眺望もない山でした。

再び峠まで戻り、次の鷲頭山を目指します。
稜線上は大きな岩がコース上にあり、ちょっとした岩登り、岩歩きを楽しめます。
頂上直下は、まっすぐ続く急登の坂でした。

鷲頭山は駿河湾や市街地に向けて素晴らしい眺望。
朝から北の登山口から来た人であれば、この山がお昼時となることでしょう。

鷲頭山から次の小鷲頭山までは、また登った分だけ一気に降りていきます。
急斜面の岩場で、トラロープが鎖の代わりに張ってありました。
ここは素直に木や根っこ、補助にロープを掴んでいたほうが安全でしょう。

中将岩は大岩の下の空間に用意された石像を木で囲ったお堂のようなものでした。
防空壕跡は、昭和18年ごろの対空壕らしい。今でもその穴が残っています。(入れません)

八重坂峠に降りてくると、車道に出ます。
左に曲がり海の方へ数分歩いていくと、香貫山取りつきの看板があります。
そこから登っていくと、打ちっぱなしゴルフ場の横を通り、香貫山の公園エリアへ。
途中、車道と登山道の分岐がありますが、今回は登山道で登って行きました。

頂上公園は開けており、春には花が咲き乱れそうな様子でした。
香貫山自体は大きな鉄塔があり、眺望などはあまり望めません。

その後は、慰霊平和の塔の横を通り、黒瀬へ降りていきました。


全体的に急登が多く、さらに登った分だけ頂上の向こうから降りるの繰り返しで、なかなかに大変なルートでした。
しかしながら駿河湾の青く光る海の眺望、富士山の眺望が何度も広がり、風景的にもよいルートです。

フォトギャラリー

駿河湾

駅前看板

バスを降りて、来た道を戻ります

舗装された急登

土と木の根、岩はここから

太平山頂上

低山ながら岩もしっかり出てきます

登った分だけ、一気に降るの連続

富士山が霞

鷲頭山頂上

小鷲頭山

中将岩

志下山

大戦時の防空施設跡

徳倉山

横山

八重坂峠から車道を歩いて次へ取りつきます

香貫山

お寺さんと公園がお出迎え

お疲れ様でした

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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