電車で行く登山。岐阜県恵那市・三森山(1100m)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年04月01日 (火)~
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
明智鉄道飯羽間駅(45)旧岩村藩鉄砲的場跡(40)岩村城分岐(40)三森山登山口(50)三森神社・・・昼食・・・(20)三森山山頂(70)岩村城分岐(40)岩村城下町商店街でブラブラと30分(20)明智鉄道岩村駅
コース状況
登山道は三森神社の参道でもあり凸凹のない古道といった感じ。松の葉がクッションになり柔らかく足腰に優しい。
登山口まではずーっと舗装路。
難易度
Google Map

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感想コメント

今回は電車で行く登山を計画してみました。

JR中央線で恵那まで行き、そこで明智鉄道に乗り換えます。この付近は日本一の農村景観に選ばれており、会社の先輩であるGさん(爺さんではない)の故郷でもあります。『いいところで育ったんだなぁ~』と羨ましくなりました。この風景は車でサッと通り過ぎるのはもったいないので電車でという事になった次第です。

登山口までいろいろ回り道をしてしまい標準の1.5倍(40分ほど)の時間が掛かりました。登山口への標識は全くないので地図やGPSで現在地を確認しながらとなりました。
途中、旧岩村藩鉄砲的場跡の案内板を見つけ寄り道をしました。小高い丘で周りには民家があるだけですがのんびりとした景色でした。

三森山の登山口に向かう途中に『標高634m』の新しい石碑があり『東京スカイツリーと同じ高さと記してありました』近所の農家のかたもそれを自慢げに話していました。その片のはなしによると先週までは路肩に積雪があったそうです。冬は-15くらいまで冷えるので稲に虫がつかず美味しいお米ができると言っていました。

登山口には鳥居がありそれをくぐって登山開始です。
登山口はヒノキ林と雑木林がある道をくねくねと登ります。神社まであと少しのところに注連縄が張られた浄水と書かれた石の水舟がありますなんでも4月20日にみずを引くとのことでした。ここからひと登りで三森神社と山頂の分岐です。展望台は神社からすぐのところにあり、岩村の町が眺められます。
分岐から山頂は20分くらいですが展望は期待できません。ここから水晶山への縦走路がありますが今回は岩村の町並みも目当てなのでそそくさと下山しました。

登山口まで一気に下りなお且つ、岩村までも一気に向かいました。こう書くとまるで映画『ハルマゲドン』の地球への帰還シーンのように端折った感じですが・・・・


岩村では『女城主』の酒造元を訪ね試飲してお酒を買い、岩村名物の『カステイラ』を買い『かんから餅』を食べて本日の予定はすべて終わりました。

次回は5月のイワカガミの最盛期に行きたいと思いました。

今回は舗装路が長かったのでトレッキングブーツは辛かった。

フォトギャラリー

飯羽間駅付近からの三森山(右)

明智鉄道。一両で運行されています。切符も精算も昭和です。

明智鉄道の車窓から笠置山。最近はクライミングエリアとしても人気があります。

こんな農村の中を歩いていきました。

遠くには木曽の御嶽山。

旧岩村藩の鉄砲的場跡。山の神さまが祀ってあります。

里には桜が咲き始めていました。

垂松瀑(不動滝)この上流は本当に小さな流れですが・・・

登山口の鳥居。

松葉で覆われた柔らかい登山道が続きます。

参道なのでか、石仏が多くありましす。

5月半ばにはイワカガミが咲き誇るようで群生してます。

奥三河・天狗棚と風力発電

岩村を見下ろして。

山頂の標識。展望は三森神社脇の展望地が良い。

女城主の酒蔵。この町の全てのお店の暖簾には奥様の名前が書いてあります。

新酒が出来たよ~。

旧城下町をめいっぱい感じる街並み。それにしても誰もいない。

かんから屋さん。

かんから屋名物『かんから餅』5つで350円。きなこ、ゴマ、あんこの3つの味が楽しめます。お持ち帰りもありますが10こから。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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