冬山研修 in 立山

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投稿者
三谷 卓亮
日程
2014年05月12日 (月)~2014年05月14日 (水)
メンバー
三嶋祥子さん、谷浦由美さん、山平彩加さん、寒川尚己さん、大矢義一さん、藤原健豊さん、林田ひろのさん、越川祥子さん、大杉孝浩さん、高野内学さん、石井綺美さん、大塚成人さん、善本進也さん

アトラストレック 黒澤 徹 様
契約ガイド 井坂 道彦 様
天候
5/12:雨 5/13:濃霧のち晴天(強風) 5/14:晴天
コースタイム
【5/13 雷鳥沢沿いからの別山】
雷鳥平テント場→(150分)→剱御前小舎→(50分)→別山→(30分)→剱御前小舎→(70分)→雷鳥平テント場
コース状況
積雪(稜線で岩の露出あり)
難易度
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感想コメント

好日山荘社員の冬山の研修として、残雪多く残る立山へ行ってまいりました。

立山室堂はたっぷりと雪の残るエリアで、多くの登山者やバックカントリースキーヤー、観光客も集まるよい春の雪山です。
関東の店舗の社員は信濃大町から、バス、トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーなどを乗り継ぐ黒部アルペンルートを使って室堂まで行きました。
黒部アルペンルートは、春、夏、秋を通じて山岳観光を楽しむことのできる良いところ。

今回は研修ということで、プロガイドさんの講師による基本的な雪上技術の講習(歩行技術や生活技術など)、登山道具の販売員としての細やかな話や心構えなどを教えていただきました。
すでに冬山を経験している私も目からウロコがぽろり。
私の冬山技術や心得ベースアップ!

12日は晴れていたもの、講座の途中から霧と雨になり、夜には大雨強風となりました。
夜半は雨の音がうるさくて眠れなかったりするくらい。

13日も朝から雨が降り続き真っ白ガスの室堂。そんな中、別山へと登り始めました。
ガスの中で前は殆ど見えない中、ガイドさんの指示に従いルートを決定していきました。
雷鳥沢の右尾根を登る。(ルート決めには、真っ白な中少し見えるハイマツや斜面の落ち具合を見ました)
途中から傾斜が急になり、雪面が固く締ったところから雷鳥沢へとトラバース気味に移動。
そのまま雷鳥沢沿いを登っていくと、剱御前小舎へ到着。
小屋前では青空が見えるものの、稜線は白くガスにまかれ、20mを超える強風が吹き荒れていました。
稜線上も雪庇があったり、深い雪クラックがあったりと歩きも楽しかったです。
別山頂上では真っ白だったため景色を楽しむことはできませんでしたが、初めての雪山経験者の方なども含め達成感のあるものだったように見えました。
帰りもガスと強風の中、剱御前小舎へ戻り、そこからは南西稜線に沿って降りていきました。
(BCスキーヤーやボーダー、通常積雪期の登山者の登るルートです)

14日は、朝からビーコンと雪洞掘りの実技研修でした。
春の雪山の中、汗だくで同じテントの方とがんばって掘りました。
あっつーい!

室堂に戻り、今回の研修はこれにて終了でした。
最後に関東方面のメンバー、黒部ダムレストハウスにて打ち上げ。
黒部ダムカレーがとてもおいしかったです。
辛目のグリーンカレー、また食べに行きたいです!

フォトギャラリー

美しい日の入り

初日 大集合

雷鳥平へ移動

雪上ツール・歩行技術訓練

2日目 ガスと雨の中の尾根登り

たまにガスが晴れると歓声があがるあがる・・・

稜線付近で、綺麗な雲海に

剱御前小舎

剱岳さん、おはようございます

雷鳥つがい

別山頂上も真っ白

帰りは南西の稜線沿いに下降

エ○ザ○ルならぬ、ヤマザイル?

昨晩の雨で濡れたものを乾燥

3日目 ビーコン訓練

雪洞掘り訓練 暑い・・・

中はひんやり

名残惜しいですが帰宅タイムです

感慨に浸っていたら、最後に雪面直登(@_@)

黒部ダムカレーで打ち上げ!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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