胡桃ヶ岳と栗だんご(宮城県 鳴子温泉)

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年11月25日 (火)~2014年11月25日 (火)
メンバー
天候
曇り
コースタイム
鳴子温泉駅(上野々スキー場周りで50分)潟沼(10分)胡桃ヶ岳登山口(22分)胡桃ヶ岳山頂(20分)胡桃ヶ岳登山口(10分)潟沼(上野々スキー場周りで40分)鳴子温泉駅

★本来は鳴子温泉駅を出て駅前の十字路を直進し、郵便局を過ぎた所で右折した方が早いのですが、落石があり人家がきれてしばらくすると車両・人両方共に通行止めとなっていて登山口に行かれません(2014.11.25現在)。

★胡桃ヶ岳の山登りに時間はかかりませんが、道中(特に電車で動く場合)時間がかかります。
陸羽東線は1時間に1~2本です。
東北新幹線で行く場合は、古川駅から在来線の陸羽東線に乗り換えます。
仙台駅から在来線で行く場合は、仙台駅(東北本線)→小牛田駅(陸羽東線)→鳴子温泉駅、という乗り換えもありますが小牛田駅での乗り継ぎが思わしくない時間があります(1時間以上待つ時間帯もあります)。
車なら、潟沼に駐車場があります。
コース状況
登山道自体は短いが、標識が一切ありません。登山道も整備されておりません。
登山道入り口に小さな札がありますが、登った方達がつけたもので、完全に自己責任で登る山です。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

東北にすっかり魅了されている私。
ただこの時期になってくると、さすが東北!というべきか・・・、とても寒い。

ならばこの時期にぴったりな所に行こう!と考え、胡桃ヶ岳をチョイス。
晩秋に「くるみ」なんて、これまたステキだと思いません?(#^^#)


当日。
鳴子温泉駅で電車を降りるなり、キーンと冷えた空気と温泉の硫黄の匂いでシャッキリと目が覚めます。
ここで、一応帰りの電車の時間帯をチェック。
小学校に向かう生徒さんたちと改札口を出て、私は登山口に向かいます。

ここで何と!
この後の写真にもありますが、ガードレールがこけしになっている!!
さすが鳴子!カワイイです!
そして、右折する目印と考えていた郵便局。この郵便局にあるポストもこけしです!!。

こけしポストを・・・いや、郵便局を過ぎてすぐ右折。そのまま道なりに行けば登山口に着くはずでした・・・。
まさか、まさか落石で通行止めになっているとは(T_T)。

地形図で見るとやや遠回りになりますが、上野々スキー場周りなら行かれます。
道中、胡桃ヶ岳そばにある潟沼への道標がかなり頻繁に出てくるので迷うことはないと思います。

長々と舗装道路を歩き、潟沼が出てきます。
そのまま道なりに上がっていって、T字路に出る手前に登山口を見つける事が出来ます。
私はこの日、GPSと地形図を持って行き、ルートを確かめながら歩きました。
登山道が整備されていない山といっても入っている人は多い様で、踏み跡はかなりしっかりしています。
ただそれが、本当に自分が目指す方向に向かっている道なのか常に確かめるクセをつけておくことは重要だと感じました。
ゆるゆる歩いて山頂へ。
今日は天気がスッキリせず、どよーんとした空模様。
長居は無用と、ささっと下山します。道は滑り易いので、気を付けて下ります。
ちょうど下山した所でポツポツと雨が・・・。それ以上強く降らなかったので良かったです。

下山後のお楽しみ・・・今回は栗だんごです。
鳴子温泉駅近くの餅処深瀬さんでは、アツアツの栗だんごを店内で食べる事が出来ます。
あんは甘すぎず、優しい味です。
そして、もう一つのお楽しみは・・・足湯です。
足だけ浸かっていても、やがて全身がホカホカしてきます♪。
温泉も良いけど帰りの電車が・・・、とか、湯冷めしないかな・・・、とか、あっても
足湯なら湯冷めの心配はないですし、逆に時間調整に使っても良いかもしれません。

栗だんごと足湯ですっかり温泉モード。お土産屋さんでこけしを見て、ゆったり気分で帰りの電車に乗りました。

山に登る、だけでなく、そこにある全てを楽しむつもりで行くと楽しい発見がいっぱいあります。


翌日、宮城県は雨。夕方、少しの時間だけ雪が混じりました。
東北は、平地でも冬になりつつあります。

フォトギャラリー

胡桃ヶ岳と潟沼(かたぬま)。潟沼はPh1.3の日本一の強酸性湖だそうです。

鳴子温泉駅。これ、ただのベンチではありません。足湯なんです。

さすが鳴子!こけしの町ですね。

道端では温泉がもうもうと湯気をあげています。

ポストもこけし!この郵便局を過ぎてすぐ右折します。

温泉の湯気が結構上がっています。本当ならこの道を道なりに行けば良かったのですが、今回、この先の道が落石の為通行止めになっておりました(2014.11.25現在)

地形図とGPSを使いながら登山道入り口を探していたら、こんなカワイイ札がありました。

整備されていないといっても、踏み跡はしっかりついています。

それでも、自分の進みたい方向なのか、確認しながら歩きます。

山頂はちょっと素っ気ないです。

潟沼はあまりよく見えません。

笹、結構わさわさしてます。

下山中に見える景色に妄想が膨らむ・・・この木々に花がついたら圧巻でしょうなぁ、とか(´▽`*)。

鳴子温泉駅周辺には、足湯がいくつかあります。

鳴子名物、栗だんご!お餅の中に栗が入っています。アツアツで美味しい!!

陸羽東線で小牛田駅へ。ワンマン電車です。のんびりした雰囲気は心穏やかになります。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部