雲上の大湿原!夏の苗場山
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2011年07月08日 (金)~2011年07月08日 (金)
- メンバー
- 天候
- 曇りのち晴のち曇り
- コースタイム
- 7:00駐車場発
7:30和田小屋発
8:45下ノ芝
9:15中ノ芝
10:00小松原分岐、股スリ岩
10:15神楽ガ峰
10:40雷清水(水場)
11:30頂上(端)
13:30山頂発(下山開始)
16:45和田小屋(登山口)
- コース状況
- 前日まで雨が降っていたためか、終始路面状態はよくありませんでした。
ぬかるみ、濡れた岩など、滑らないように神経を使う局面の連続でしたが、危険な場所は特にありません。
- 難易度
-
感想コメント
フラットで一面の湿原とお花畑を擁する、スキーで有名な苗場にある「苗場山」に行ってきました。
満開にはまだもう少し先のようでしたが、梅雨の最中の束の間の青空の下、小さくてかわいらしい花々が僕らを迎えてくれました。
7:00駐車場発
昨夜は強く雨が降っていましたが、明け方からやんでくれました。薄日も射してきて、今日は天気の期待大!
7:30和田小屋発
駐車場から和田小屋まではスキー場内の舗装路を歩くだけでしたが、朝一番の体には結構応えました…
和田小屋を過ぎると本格的な登山道の始まりです。
昨日の雨で足場はぬかるみ、岩は濡れそぼり、神経を使う登りが続きます。時折整備された木道が現れ、ほっとします。
8:45下ノ芝
立派なベンチがあり、休憩するのにもってこいです。
9:15中ノ芝
ここにもベンチがあります。曇っていた空もだいぶ晴れ渡ってきて、雲に霞むかっこいい谷川連峰も見ることができました。
10:00小松原分岐、股スリ岩
小松原コースとの分岐になります。そこを過ぎるとすぐに「股スリ岩」という腰くらいの高さのある岩を乗り越える岩が道を塞いでいるので、慎重に超えて行きます。
10:15神楽ガ峰
かぐらスキー場の名前の由来の「神楽」でしょうか。道標の裏側を少し登ると今まで見えなかった苗場山の全貌が見えます。
せっかく稼いだ高度なのに、一旦鞍部までくだらなくては行けないようです…
10:40雷清水(水場)
登山道内での唯一の水場です。水量はそこまでたくさんありませんが、この水、めちゃくちゃ冷えていて美味かった!!!今までの疲れが一気に飛びました。
水場でリフレッシュすると今回の核心(笑)。急峻な登りを登ります。最後の最後でこの登りはちょっとしんどい!
11:30頂上(端)
急登を登ること30分、一瞬にして目の前の視界が開けます。
木道で整備された、どこまでも続く四方一面の湿原が突如として現れます。
おもわず声を上げ、その広さと迫力に圧倒されました。
そこから10分程歩いた所にある、「遊仙閣」という小屋(今は休業中なので利用できません)の裏にひっそりと山頂道標と三角点がありました。
天気もすっかり快晴になり、小屋の前の広いベンチでみんなでお昼を食べました。
あまりに気持ちよくて、1時間半ものんびりしてしまいました…そしてすっかり日焼けしてしまいました。
遊仙閣のすぐ近くにあるもう一つの山小屋「苗場山自然体験交流センター」(山頂ヒュッテ)でお手洗いを借り、名残惜しいですが下山です。
来た道をそのまま帰る道でしたが、いい具合に(?)日差しも弱まり、ばてることなく行動できました。しかし、やはり所々のぬかるみや、濡れた岩などには神経をつかいます。
16:45下山
ようやく登山口である和田小屋に帰ってきました!
帰り道の途中、林道を抜け、国道17号沿いにある「街道の湯」(大人500円)で温泉も満喫し、一路帰路へとつきました。
天気にも恵まれ、広大な湿原の迫力、遠くの山々の景色、おいしい水と、僕の中での山の醍醐味を十二分に堪能することができ、大満足な山となりました。
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