北八ヶ岳 北横岳・蓼科山

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投稿者
梅原 操
日程
2011年10月11日 (火)~2011年10月12日 (水)
メンバー
千葉パルコ店 梅原
天候
11日:晴れときどき曇り  12日:晴れときどき曇り
コースタイム
1日目:ロープウェイ山頂駅⇒【70分】⇒大石峠⇒【95分】⇒雨池峠⇒【90分(三ツ岳経由)】⇒北横岳ヒュッテ⇒【60分】⇒大岳(分岐点)⇒【75分】⇒双子池ヒュッテ

2日目:双子池ヒュッテ⇒【50分(双子山経由)】⇒大河原峠⇒【60分】⇒蓼科山荘⇒【25分】⇒蓼科山頂上⇒【85分】⇒天祥寺原⇒【45分】⇒双子池ヒュッテ⇒【105分(亀甲池経由)】⇒北横岳⇒【50分】⇒ロープウェイ山頂駅
コース状況
今回歩いた登山道は7割くらいゴツゴツした道で、かなり歩きづらいです。登山靴は底が硬いハイカットのものをお勧めします。

危険な箇所としては、三ツ岳・大岳・蓼科山の頂上とその前後は大きな岩を伝って歩くような感じの場所が多く、転ぶと危険な箇所が多いので足の置く場所に気をつけて慎重に進んでください。
難易度
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感想コメント

今回はテントを背負って北八ヶ岳を満喫してきました。
せっかく一泊で行くなら多くの場所を周ろうと考えてルート決めたんですが少し欲張り過ぎたようで、1日目は日没の時間・2日目は帰りの時間に追われながらの登山になってしまいました。登山道が予想以上に険しかったのも予定外でした。

1日目、ロープウェイ頂上駅は天気が良かったのですが気温は3℃、風はかなり冷たかったです。頂上駅を出たところは坪庭と言って観光地になっているので、登山者の方が少数派でした。
登山の開始は大石峠を過ぎてからですが、登山道は全体的にゴツゴツしていて足元が悪く、展望もあまりありません。
予想外に厳しかったのが三ツ岳!大きな岩を両手を使って登ったり、岩の間を飛び移りながら進む箇所が非常に多く、足を平に置ける場所もなかなかありません。大岳頂上前後も同じような感じで、膝や足首への衝撃が大きいです。ストックも使えないような道なので、バランスを崩さないように慎重に歩きました。
双子池ヒュッテのキャンプ場は湖畔にあり、とても静かで景色の良い場所でした。水について、テント設営の申し込みをすると「雄池の水は生でも飲める水なので、飲み水はそれを汲んでください」とのこと。見た目は綺麗ですが、やっぱり少し抵抗あり。ちなみに私は2日分の水を持っていってたので、池の水は使いませんでした。

2日目、蓼科山荘から蓼科山は遠く見え「地図のタイムでは30分だけど、本当に着くのか?」と思いましたが、登山道を見て納得。見上げるような岩場の急登で大変でしたが、ほぼ時間通りに頂上に着きました。
蓼科山への登山道と頂上は岩を伝って歩くような感じなのですが、日当たりが悪い箇所には霜が付いているので非常に滑りやすく危険でした。頂上からの景色は雲とガスでほとんど見えませんでしたが、ガスがなければ素晴らしい景色が見られると思います。
2日目で最もキツかったのは、亀甲池から北横岳への標高差約450mの道。ひたすらの登りで、ザックの重みが堪えました。

今回は休憩もあまりのんびりできず、慌ただしい山行になってしまいました。次回は道が歩きやすくなる積雪期に、余裕を持った予定を立てて行ってみたいと思います。
北八ヶ岳は多くの登山道があり、いろいろなコースが設定できます。綺麗な池もたくさんあるので、皆さんもぜひ自分なりのルートを設定して歩いてみてください。

フォトギャラリー

北横岳頂上から見る蓼科山

今回のスタート地点、ピラタス蓼科ロープウェイ頂上駅前

オトギリ平の先にある広い笹原

大石峠を過ぎると登山開始です

縞枯現象の中を歩く

遠くに見えるのは雨池

三ツ岳への登りは険しいです

2つしか見えないけど七ツ池

大岳へ向かう道もまた険しいです

大岳からの下山道もこんな感じ…ヒザから悲鳴が!

双子池の雄池。紅葉が綺麗でした

キャンプ場は雌池の北側にあります

双子山は笹の登山道。朝露でビショビショになりました

蓼科山荘からは見上げるような急登

蓼科山荘ヒュッテ。日陰は霜で真っ白です

蓼科山の頂上は広大な岩原

これは亀甲池。北八ヶ岳には池がいっぱいあります

主峰赤岳と南八ヶ岳の山々

3つのピーク、右が三ツ岳で左が大岳

坪庭を上から見てみました

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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