大寒の氷ノ山(三ノ丸コース)
- 投稿者
- あやや(おとな女子登山部)
- 日程
- 2017年01月19日 (木)~2017年01月20日 (金)
- メンバー
- 明石大久保店:木德
おとな女子登山部:まっちゃん
その他1名
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- ■1日目
わかさ氷ノ山スキー場→第一リフト(135)三の丸非難小屋(85)氷ノ山山頂
■2日目
氷ノ山山頂(50)谷(75)わかさ氷ノ山スキー場
- コース状況
- ・わかさ氷ノ山・第一リフト(片道¥250)が利用できました。
・はっきりとしたルートはありませんので、読図技術が必要です。
・稜線上は風が強いので所々トレースが消えていました。
≪お手洗い情報≫
・わかさ氷ノ山スキー場(水洗/ペーパー有)
- 難易度
感想コメント
前シーズンはあまり出掛けられなかったので、久し振りに雪山を楽しんできました。
氷ノ山は兵庫県最高峰(1509.6m)で、中国地方では大山に次ぐ高峰です。
今回は「三ノ丸」コースで登りました。
■1日目
まずは登山口まで2つのリフトを乗り継ぐのですが
2つ目のシングルリフトは停止していた為、+αで少し多めに歩く事に。
スノーシューを付けて出発。
幸いトレースがあったので有難く使わせて貰いました。
高度を上げて行くと、どんどんと雪の状態が良くなっていくのが分かります。
普段は湿気を含んだもっとベタッと重たい雪ですが、想像以上にふわふわで軽かったです。
ですので、あまり苦を感じず高度を稼ぎ、気が付けば一面銀世界。
こんなにも完璧な白の世界は、状況的に厳しい(風が強い、極度に寒い)のですが
今日は違います。
気温は0℃。ほぼ無風。テンションが上がってしまいます。
1,400m付近に現れる巨大なブナ達は、雪で武装してより大きくより美しく、
アイスモンスターに変身していました。
ふっと雲が切れると青空が。逃さずシャッターを切ります。
存分に撮影、景色を楽しみました。
三の丸避難小屋でランチ休憩を取り、ようやく山頂避難小屋へ到着。
あっというまでした。
小屋で荷物を降ろし、すぐに雪洞作りへ。
一度やってみたかったんです。
1時間ちょっとで4人が楽々入れるスペースが出来上がりました。
今日はここで宴会だ!!
お鍋を囲み、飲んで唄って気分最高でした。
「避難小屋か、雪洞か、テント好きな所で寝ていいよ」とリーダー。
私は迷わず「避難小屋!」と叫びました。だってね。お布団あるし。
ここで極度の寒がりの私の寝床をご紹介。
畳+敷布団+毛布+ダウンマット+イスカAir810+毛布+掛け布団。
皆には呆れられながら、これでもかという位ミルフィーユで寝ました。
温度計は-6℃。
年々寒がりになっている気がします。。
■2日目
未明からの風の音が気になって何度も目が覚めました。
昨日に引き続き、大きな野猿鍋で朝ご飯はお雑煮。
今日は下山するだけですが、まだ一大イベントが残っています。
そう、書初めです。
今年の所信表明を四字熟語でと、事前に宿題にされておりました。
色々考えましたが、「毎日笑顔」にしました。
単純だけど結構難しいかも?!(笑)頑張ります。
ついでにヤーマンの分も独断と偏見で決め、まっちゃんに書いてもらいました。
それぞれ味のある字で面白かったです。
筆を持ったのは何年振りだろう、背筋が少しピッと伸びます。
道具を持って来てくれたまっちゃん、どうもありがとう♪
帰りは谷筋沿いに思いっきりスノーシューで走って下山。
シーツのように真っ新な雪の上に足跡を残していくのは楽しいものです。
唯一心残りだったのはYAMASTAを忘れていたこと。
でも、その位存分に楽しめたという事で良しとしよう!!
リーダーがこまめに写真を撮ってくれたので、素敵な思い出が
形となりとても嬉しかったです。
計画~準備~荷揚げからお世話まで本当にありがとうございました。
また、同行してくれた皆様、楽しい時間をありがとうございました。
■今回の服装
上:アクティブスキン+ウール(260ウェイト)+アルパインJKT
※寒い時は+R2
下:アクティブスキン+パンツ+アルパインパンツ
小物:ニット帽、サングラス、-26℃まで使えるグローブ
■気温
1/19 日中は0℃前後で推移 20:00 山頂避難小屋内(-6℃)
1/20 10:00 山頂避難小屋外(-5℃)日中は0℃前後で推移
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。